2017年6月21日更新

多頭崩壊を防ぐ地域猫活動【ねりまねこ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

地域猫活動で多頭飼育崩壊を未然に防いだケースもあります。

5年前、

たくさんの猫がいると相談を受けた現場です。
野良猫ではなく、放し飼いの猫でした。

餌をあげ始めた頃は数頭でしたが、
不妊・去勢手術をしていないため約20匹に増えました。

頭数が多すぎて餌はいつも足りません。

ガリガリでお腹を空かせた猫を可哀想に思う人たちが置き餌をして、
さらに周辺の猫が集まりました。

糞尿に困った近隣住民がクレゾールを大量にまいていつも異臭が漂っていました

周辺には猫を飼っている人や、猫好きの人もいましたが
餌やりさんへの反発か病気で汚い猫は嫌われ、情けをかける人はいませんでした。

慢性的な栄養失調と近親交配で猫たちの健康状態は最悪でした。


子猫は痩せた母猫の母乳しかなく栄養失調で、ほとんど死んでいたそうです。

劣悪な環境のおかげで、この程度の数ですんでいたのでしょう。

離乳していなかったけれど、保護した日からウェットフードに貪りつきました。

飢餓状態だったのです。

地域猫活動では、保護はしないように指導されていましたが、あまりの悲惨さに放っておけませんでした。

餌やりのマナーを守ってもらい全頭の不妊・去勢手術を行い、
子猫はすべて、私達が保護して幸せな飼い猫になりました。
老猫・病気猫は仲間が介護して看取りました。
放し飼いのため、交通事故にあった猫も何匹かいます。

そして今ではたった6匹まで減りました。

高齢の猫も多く、数年でゼロになるでしょう。

地域猫活動を進め事前に対策ができれば多頭飼育崩壊という最悪の事態を回避できます。

あなたのそばにも、猫の多い場所たくさん飼っている家はありませんか?
状況を憂うだけでなく対策を行うことで、未来は変えることができるかもしれません。

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