2017年6月25日更新

ゆず東大卒業!【ねりまねこ】

ねりまねこ



NPO法人

「NPO法人ねりまねこ・練馬区地域猫推進ボランティアのブログです。 博愛の夫と、平均的猫好き妻による、市民ボランティア奮闘記! 地域猫とは地域にいる飼い主のいない猫の問題を、 地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、 人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。」

 

東大でゆずの通院日。

これまで3回行ったバルーンより大きなサイズで拡張手術の予定でした。
体重測定で2kgを超えました。

左は昨日、右は初診の時、うんこが詰まってます。

もう、指による肛門拡張も便を柔らかくするリフォロースシロップもやっていません。
それでも、朝晩(時には昼も)、必ずお通じがあります。

直腸検査やレントゲンなどの検査の結果
肛門は十分に開いているので無事、通院は終了となりました。

ゆず、卒業おめでとう!

東大の猫も見納めです。

不妊・去勢手術は済んでいて お世話をしてくれる方が餌を与え、見守っています。

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

私もゆずが完治できるのか全く予想ができませんでした。

お尻の穴が狭い肛門狭窄
便秘と下痢で赤く炎症を起こし綿棒も通らないほどでした。

便を柔らかくする食事や薬では限界がありました。

ゆずはトイレに行き、いきむのですが、排便できません。

毎回、痛くて大きな悲鳴を上げていました。

小さな穴から漏れ出た下痢便でゆずも部屋も汚れていました。

便が溜まると、食べず、おう吐、衰弱しそのたびに病院に駆け込みました。

主治医からは根本的な治療は狭窄部(肛門括約筋の部分)の切除しかないが、

腸から糞便が垂れ流しになり生活の質を下げるので手術に慎重でした。

保護してから、ずっと、お尻は下痢便まみれでした。シャンプーしても、その場しのぎです。

鎖肛や肛門狭窄で排便できなければ、成長する前に死んでしまうので症例は多くありません。
(丸い固まりは糞です)

そこで、難病の治療経験がある東大動物医療センターを紹介されました。

東大でも肛門狭窄の症例は多くありませんが、
症例の多い食道狭窄の手術方法を応用しました。

バルーンを膨らませ腸が裂けないように、慎重に狭窄部を拡張させる方法です。

手術後は、指先を入れて拡張を維持するように言われました。

怒るゆず。指は痛いから大嫌いです。

夫がゆずを押さえて私が指を入れました。

当初は小指の先も入りません。

ゆずの肛門はバルーン拡張で内壁が出血していました。

痛みで悲鳴をあげてこっちも泣きたいくらいでした。

私のせいで、腸が裂けたらどうしよう逆に、塞がってしまったらどうしよう

朝晩、2回の指拡張の時間はゆずも、私達もつらかったです。

当時のゆずは、食も細く消化不良・栄養不良で、がりがり毛並みもバサバサでした。

私は先の見えない治療に不安になり
「ゆずは普通の暮らしができるようになるでしょうか?」
と先生に聞きました。

先生は
「同じような症状で、完治して普通の生活をしている子もいますよ。」
と明るく励ましてくれました。

最近はインフォームドコンセントで人間でも動物でも最悪のケースの話ばかりされることが多いので、先生の明るさにはとても救われました。

最初は小指の先も入らなかったのですが、2度、3度の手術でどんどん肛門は開いてきました。

最後はゆずにさほど痛がらせず人差し指がすっぽり入るくらいまで、できるようになりました。
そして、5ヵ月後、何もしないでも、朝晩、排便する普通の生活が送れるようになりました。

小柄だけど、とてもきれいだし、元気な子です。

ゆずは、すごくがんばりました。

あきらめないで、手を尽くして本当によかったです。

 
 

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