2015年4月13日更新

犬の飛びつきは危険!防止策とトレーニング方法について

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

皆さんは犬に飛びつかれた経験はありますか?相手が小型犬であれば足元でぴょんぴょん飛ぶ姿が愛らしく、つい構ってしまいがちですね。

しかし実はその行動、「飛びつき」という問題行動の一つなのです。今回は「飛びつき」の危険性とその対処法について紹介します。

 

“飛びつき”はなぜ危険?

犬の後ろ足への負担

犬の飛びつきは、犬自身の後ろ足に負担を与える行動です。1度や2度なら影響は少ないですが、習慣化し、毎日頻繁に行うようになると、その負担はどんどん大きくなっていきます。特に、骨の細い小型犬やもともと足腰の弱い犬にとっては危険な行為です。

人間への危険性

また、影響は犬だけでなく人間にも及びます。小型犬の場合、成犬になっても人間が簡単に持ち上げられる大きさなのでさほど危険を感じないかもしれませんが、大型犬の場合はどうでしょう。子犬の頃は足元でぴょんぴょんしていたのに、数ヶ月後には、飛びつくと飼い主と同じくらいの体長になる場合もあります。

さらに、飛びつく相手は飼い主だけとは限りません。犬は、“飛びついていい”か“飛びついてはいけない”の2択しかないため、万が一成犬になってから老人や幼い子供に飛びついてしまうと、怪我をさせてしまうということも十分に考えられます。

“飛びつき”を未然に防ぐには

“飛びつき”をさせないためには、何よりも『飼い主の接し方の工夫』が重要です。“飛びつき”が起こりやすい状況を具体的に3つ紹介します。

ご飯・おやつを与えるとき

ご飯やおやつが待ちきれずに飛びつくケースはよく聞かれます。
そこで、予め犬に「おすわり・まて」の指示をトレーニングしておくと飛びつきを防ぐことができます。

ご飯やおやつを与えるときは、ご飯やおやつを背中に隠した状態で「おすわり・まて」の指示をし、できたら与えるようにしましょう。座っている状態で与えることで、より“飛びつき”を抑制することができます。

おもちゃで遊ぶ時

おもちゃで遊ぶことが大好きな犬は、おもちゃを持つ飼い主の手元に飛びついてきてしまう可能性があります。そこで、ご飯やおやつを与えるときと同様、おもちゃを出す前には必ず犬に「おすわり・まて」の指示を出すようにしましょう。また、おもちゃを高い位置で与えると“飛びつき”を誘発してしまうので、必ず犬の口元まで持って行き、与えるようにしましょう。

飼い主の帰宅時

飼い主の帰宅が嬉しくて飛びついてしまうケースはよくみられます。この場合は、予め犬が帰宅した飼い主のところにとんで行けないように、部屋のドアを閉めておいたり、サークルに入れておくと効果的です。飼い主は帰宅後しばらくして犬が落ち着いた頃に静かに優しくなでるようにします。決して大袈裟に騒いではいけません。これを毎回徹底することで、犬は“帰宅時の飛びつき”を習慣化させずに成長することができます。

 

“飛びつき”に対する対処法

次に“飛びつき”が習慣になっている場合の対処法を紹介します。犬に「“飛びつき”がいけないこと」と伝える唯一の手段は『完全に無視すること』です。

ご飯やおもちゃを与えるときでも、飛びついたらすぐに与えようとしているものを犬の見えないところに隠しましょう。この時、犬の目を見たり、犬に話しかけてはいけません。無言のまま片付けます。その後、少し時間をおいて再度「おすわり・まて」の指示をしてから与えるようにします。大切なことは『飛びついたら欲しいものがもらえないばかりか、飼い主にも構ってもらえなくなる』と犬が学習することです。

たかが飛びつき・・・ではない!

以上のように“飛びつき”について紹介してきましたが、“飛びつき”は習慣化してしまうと直すのに大変時間がかかります。是非、子犬のうちから“飛びつきを未然に防ぐ”対応で接し、愛犬の健康と家族の安全を守りましょう。