2017年6月2日更新

悲しいけれど最期の時こそ一緒に。猫の最期を見送る心構え

猫を飼っていたら必ず訪れるのが猫の死です。元気で年を重ねて長寿をまっとうしようが、病気で短命に終わろうが猫の死は飼い主さんにとっては同じように悲しい出来事。猫を屋外に自由に出入りさせるのが普通だった時代は、「猫は自分の死を人に見せない」と言われ、猫の死を目の当たりにすることがあまりありませんでしたが、室内で猫を飼う飼い主さんが増えて、その状況も変わってきています。飼い主さんは猫の最期とどう向き合えば良いのでしょうか。

できれば家族で猫を見送りたい

飼い主さんが猫の最期を迎える状況はさまざまです。急病や事故などでいきなり愛猫の死と向き合わなければならないこともあるでしょうし、長寿や長患いゆえに、覚悟のうえで最期を迎えることもあるでしょう。いずれにせよ、悲しくないお別れはありません。一緒に過ごした時間が悲しみの深さを変えるわけでもないでしょう。猫を思う気持ちが深い人こそ、猫の死はつらく、受け入れがたいものです。

ただ、もしその死を少しでも受け入れやすくできる方法があるとしたら、愛する猫の死を自ら看取ってあげることではないでしょうか。だんだんと死に近づいていくとき猫は食べ物を受け付けなくなり、動かなくなります。意識が朦朧とすることもあるでしょう。

そんな時、動揺して病院に駆け込む飼い主さんも多いと思います。ただ、延命治療しても再び元気になることがないとわかったら、病院で管に繋がれてひとり最期を迎えるよりは、家で静かに家族に見守られるなか息を引き取る方が猫にとっても飼い主さんにとっても幸せなのではないでしょうか。

もちろん、飼い主さんに仕事があって家にいられない場合もありますし、入院先の病院で猫がなくなってしまうこともありますので、誰もが猫を看取ることはできないでしょう。それでも、猫の最期に立ち会うという選択ができるなら、その機会を大切にした方が良いように思えます。

猫の最期を見送ることで、悲しい気持ちを消化する

愛猫の死を自分で見送ることは、自分の気持ちを整理する助けになります。もちろん、悲しみは消えませんし、ペットロスになる人もいるでしょう。それでも、「最期まで一緒にいてあげることができた」という思いは、決して無駄にはならないはずです。猫との付き合いは普通、10年以上の長い年月に及びます。猫が年齢を重ねたり、病気で余命わずかになったりしたら、猫とのお別れをどうするのかを考えておくのは悪いことではないでしょう。悲しいながらも安らかな気持ちで猫を送ることができたら、猫との辛いお別れから立ち直る助けになるのではないでしょうか。

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