2017年7月28日更新

勘違いしないで!猫がしっぽを振る時は怒ってるときだけじゃない!

後藤大介



獣医師

 

猫は一緒にいる時間が長ければ長いほど、感情表現が豊かになる動物です。人の感情は顔の表情に表れやすいですが、猫の場合は態度で示すことが多いです。その中でもしっぽには猫の感情表現が出やすいため、しっぽの動きに注目してみてください。

しっぽの動きの中で、飼い主さんが勘違いしやすいのがしっぽを振っているときです。犬はうれしいとしっぽをぶんぶん降って近寄ってきますが、このしっぽをぶんぶん降るサイン、猫では全く違った意味になるんです。勘違いして愛猫に嫌われないようにどんな意味なのかちゃんと知っておきましょう。

 

しっぽを振るのは怒っているから

猫がしっぽをぶんぶん降っているとき、それはずばり「怒っているサイン」なんです。ストレスやフラストレーションがたまっているとき、触られたくないとき、不快に思っているときなど、猫はしっぽをぶんぶん降って「近づいてくるな」のサインを出します。

しっぽを振っているときは何かしら気に入らないことがある証拠であり、不用意に触りに行くと、怒られてしまったり、逃げられて嫌われてしまいます。しっぽを振っているときにはそっとしておくのがいいでしょう。

さらに怒るとしっぽが膨らむ


動画提供:FESTAの猫のいる生活
猫がさらに怒ると。しっぽを膨らまし、「絶対に近づくな」のサインを出します。しっぽを膨らませている猫はかなり怒っていますので、絶対に近づかないようにしましょう。触ろうとすると、かなりの高確率で噛まれたり引っかかれたりします。

 

寝ているときにしっぽを振るのは遊びの誘い?

一方で、横に寝転がっているときにしっぽをゆっくり動かすこともあります。この場合、遊びに誘っているサインである可能性があります。

子どものいる母猫は、寝ながらしっぽを振って子供の相手をすることがあります。寝ているときにしっぽを動かすのは、ちょっと遊んでほしい時や、飼い主さんに相手にしてほしい時に取る行動です。

イライラしてやっていることもありますが、寝ながらしっぽを動かしているのを見かけたら、少し触ってあげてリアクションをみましょう。怒っている場合はどこかに行ってしまいますが、遊びに誘っている場合はしっぽをさらに大きく振って、遊びに乗ってきます。

動画提供:FESTAの猫のいる生活

まとめ

猫のしっぽの動きの意味は犬とは大きく異なります。猫がしっぽを振っているときは怒っているサインですので、あまり触らず自由にさせてあげましょう。

猫のしっぽの動きには、他にもいくつかの意味があります。色々な猫のしっぽの動きとその意味を勉強して、うまく愛猫とコミュニケーションを取れるようにしてくださいね!

 
 

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