2017年6月17日更新

掃除機やドライヤー以外も!犬が嫌がる音ってどんな音?

ペット生活



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ある音が聞こえると、愛犬がひどく吠えたり、怖がって隠れてしまったりすることってありませんか?
人間でも「黒板を爪でひっかく音が苦手」「歯医者さんの機械音がどうしても駄目」など、嫌いな音ってありますよね。
同じように、実は犬にも嫌いな音ってあるんです。では、犬はどんな音を嫌うのでしょうか。犬の嫌いな音を知れば、愛犬が快適に暮らせるように工夫できるかもしれません。

 

犬の聴力ってどれくらい?

人間と比べてはるかに高い聴力を持つ犬。
まず、犬の聴覚の特徴について知りましょう。

犬はその自在に動かせる耳を使い、人間の4倍以上の距離でも音を聞き取ることができます。
人間が10mの距離で聞き取れる音を、犬は40mの距離から聞き取ることができるというわけです。

また、犬が聞き取ることのできる音域(可聴域)は、人間のそれと比べてもかなりの広範囲に及びます。
人間の可聴域は20Hz~20,000Hzと言われていますが、犬の可聴域は40Hz~65,000Hzです。数字にして表すと、犬が人間よりもかなり高音域を聞き取れることが分かります。実際に、犬を呼ぶ道具である犬笛は人間には聞き取れない高音域(超音波)の音が出る笛で、30,000Hzの音を出しています。

ただ犬は音の発生源を特定する能力に関しては、人間よりも劣っており、時折見せる小首をかしげる仕草は音の発生源を確かめようとする行動なんです。

犬の嫌う音

このように、人間とは違う特徴を持つ犬の聴覚。この特徴は犬が嫌う音にも関わってくるのでしょうか。
では、犬たちが嫌う音をご紹介します。

人工的な機械音

機械音は犬が嫌う音の代表とも言えるかもしれません。
掃除機をかけると犬が怖がって威嚇する、なんて経験をしたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか。

掃除機の他にも、ドライヤーやインパクトドライバーのような電動工具などの音を嫌がることがありますよね。これは、これらの機械から発せられる音が複雑で、自然界にはない音だからなんです。また、機械音は高い音であることがほとんど。高音域に敏感な犬たちにとって不快な音なんですね。

突然鳴る破裂するような音

いきなり響く破裂音も犬にとっては恐怖の対象です。
雷や花火、爆竹などの音は、犬にとってなぜこの音が鳴っているのか分からない意味不明な音。
わたしたち人間でも雷の音が苦手、という人がいますが、飼い主さんが雷を怖がると飼い犬も余計に怖がってしまうことがあるようです。

また他にも、突然大きな音を立てて閉まるドアなどにも犬は人間以上に驚いてしまいます。
愛犬を怖がらせないように、ドアはゆっくりと閉めてあげましょう。

車やバイク、工事現場の音

散歩に行くと周囲の音に怖がってしまう犬っていますよね。しかし、それは無理もないこと。
犬にとって、車やバイクは大きな音を立てながらすごいスピードで迫ってくるように見え、とても怖いんです。また、工事現場の音も大きな機械音が断続的に響くので苦手です。

玄関のチャイムの音

チャイムが鳴ると、犬が吠えたり怖がったりするのはよくあることです。
ただこれは、チャイムの音自体が嫌いというよりも、チャイムの音と嫌な記憶を結びつけているからなんです。
犬にとって家族以外の見知らぬ人は恐怖の対象。チャイムが鳴った後に家の中に訪れる見知らぬ人を連想して、怖がったり威嚇したりしているんですね。

 

嫌いな音は克服できる?

わたしたちからしたら何でもないような音にも反応する犬たち。
犬がそこまでパニックにならないのであればあまり問題はありませんが、驚きと恐怖のあまりパニックになって脱走したり、散歩中に急に道路に飛び出したりしてしまう犬もいます。

嫌いな音を小さな音で聴かせて徐々に慣れさせる、というしつけを行うことで、飼い犬の音への過剰反応を和らげることができます。動画サイトやネット上では犬の嫌いな音のサンプルがありますので、愛犬の嫌いな音の克服のために活用してみてはいかがでしょうか。

 
 

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