2017年6月16日更新

甘えたいサインってホント?愛猫が手を舐めてくるときの心理とは?

古川諭香



キャットケアスペシャリスト

キャットケアスペシャリストの資格を活かし、さまざまな猫メディアにて猫情報を分かりやすく配信中。自身も猫サイトを立ち上げ、愛猫と楽しく暮らしていくための秘訣や猫に関する知識などを分かりやすく解説。猫と一緒に暮らせる猫仕様の家も建設し、人と猫が快適に生活していくための方法も伝授している。

 

飼い猫に手を差し出したときや顔を近づけた時に、ペロっと舐められると嬉しくなってしまうのは、猫を飼っている方なら誰もが経験したことがあるあるネタですよね。

中には、猫が手を舐めてくるのは甘えたいからだと思っている方もいるかと思いますが、舐めるという行為には猫ならではの深層心理が隠されています。
そこで今回は、猫が飼い主の手を舐めてくるときの心理を詳しくご説明いたしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

舐めるのは信頼しているサイン!


猫は警戒心がとても強い動物なので、心を開いていない人には決して自分から近づこうとはしません。
そのため、舐めるという行為は猫なりの愛情表現だと捉えることができます。

相手を舐める瞬間は、自分自身が無防備になる瞬間でもありますよね。
こうした行動は信頼関係がない状態では、不可能なことだといえるでしょう。

そのため、猫に舐められるということはそれだけ信頼関係を育めているという証拠ですし、心を許されているサインでもあります。

飼い主さんに対して好意を持っているため、猫は舐めることで好きな気持ちを表現しようとしているのです。
だからこそ、猫に舐められたときは心が通い合っている証拠だと思って、素直に喜んでみましょうね。

手についたにおいを消したい!


帰宅後や他の動物を触った後に、猫が舐めてくる場合は飼い主さんの体についたにおいを消したいと思っているからです。

このときは、体のにおいをクンクンと嗅ぎながら舐めるのが特徴で、マーキングのような意味も含まれています。

舐めるという行動には他のにおいを消すだけでなく、自分のにおいをつけるという役割があり、「飼い主さんは私のもの!」というアピールを行っているのです。

よく、飼い主さんに触られた部分を念入りに舐める猫もいるかと思いますが、実はこれも同じ心理だといえます。
自分の体についたにおいを消し、自分自身のにおいをつけることで、猫は安心感を増すことができるのです。

こうした行動はデリケートな性格の子ほどよく見られ、舐める頻度も多くなります。

 

毛づくろいをしている気分になっている


猫同士は、お互いを舐め合うことで毛づくろいを行いますよね。
それと同じで、飼い主さんを舐めることで毛づろいをしている気分になっていることもあるのです。

ここで大切なのが、猫が毛づくろいをする相手は兄弟や親子など、仲がいい相手に限るということです。
猫は仲が悪い相手や自分が認めていない相手には決して毛づくろいを行いません。

ですから、毛づくろい感覚でなめてくる場合は、飼い主さんのことを完全に赤間だと思っている証拠だといえるでしょう。
こうしたときは、飼い主さんも気持ちに応えてあげることが大切です。

猫を撫でたり、ブラッシングしてあげたりすることで猫にも毛づくろい気分を味わってもらえるようにしてみましょう。

構ってほしいサインのときも!


飼い主さんが何かに熱中しているときに限って、手や顔を舐めてくる猫もいますよね。
そんなときは、猫が構ってほしがっているサインです。

猫は意外と嫉妬深い動物なので、飼い主さんが自分を見てくれていないと不満を感じてしまうこともあります。
嫉妬心を抱くと、飼い主さんを舐めることで注意を引こうとするのです。

例えば、飼い主さんが寝ているときや本を読んでいるときに舐めて、自分に構ってほしい気持ちをアピールします。
この場合は、興味を惹きたい気持ちが強くなり、甘噛みに発展することも少なくありません。

しかし、かわいいからといって一度要求に応えてしまうと、繰り返し舐めることで構ってほしがるので注意も必要です。

猫が舐める理由はポジティブな意味が強い!


猫が舐めてくるときは、基本的にネガティブな意味合いはなく、飼い主さんのことを信頼している証拠だといえるでしょう。

しかし、シチュエーションによっても猫が秘めている心理は異なってくるので、ぜひこれを機に、愛猫の気持ちをしっかりと理解できる飼い主になっていきましょう。

 
 

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