2017年6月15日更新

猫の体にいいキャットフードの特徴は?

古川諭香



キャットケアスペシャリスト

キャットケアスペシャリストの資格を活かし、さまざまな猫メディアにて猫情報を分かりやすく配信中。自身も猫サイトを立ち上げ、愛猫と楽しく暮らしていくための秘訣や猫に関する知識などを分かりやすく解説。猫と一緒に暮らせる猫仕様の家も建設し、人と猫が快適に生活していくための方法も伝授している。

 

少しでも愛猫に長生きしてもらうためには、いいキャットフードを口にさせたいもの。
しかし、果たして猫にとって本当にいいキャットフードとはどんなものなのか具体的に知っているという方は、まだまだ少ないのではないでしょうか。

そこで今回は猫の体にとって理想的なキャットフードの特徴をいくつかまとめてみましたので、ぜひ普段あげているものを照らし合わせながらチェックしてみてくださいね。

 

猫の体にいいキャットフードの特徴とは?

1.余計なものが含まれていない

キャットフードの裏面を見ると、含まれているものがびっしりと記載されていますよね。その記載を細かくチェックすることが、愛猫の健康を守るための近道にもなります。

キャットフードの中には合成着色料や添加物が含まれているものもありますが、こういった成分は人間の体にもよくないからこそ、猫の体にも良いとはいえません。
さらにパッケージで注目してほしいのが、「BHA」や「BTA」という表示。
この2つはどちらもキャットフードを腐らせないために含まれている成分ですが、猫の体に害を与える可能性もあります。

まず BHA は、「油脂酸化防止」として使われていて、フードの中の油脂を酸化させずに品質を保つ役割をしています。しかし、BHA は人間の食品には使用が禁止されており、一説によると膀胱や甲状腺に癌を発症させやすいとデータもあるといわれています。

そして BTA 食品への使用が禁止されてはいませんが、同じように油脂の酸化防止に使われます。こちらは BHA のように発ガン性はないと言われてはいますが、長い摂取していると、与え痩せやすくなったり、毛が抜けるなどといった症状が見られると言われているので注意が必要です。

2.主原料は肉 or 魚をチョイス

価格の安いキャットフードにありがちなのが、トウモロコシなどの穀物を主原料に使っていること。主原料とは、パッケージの一番初めに書かれている原材料のことで、フードの中に最も多く入っている材料です。

穀物は猫にとって必ずしも必要な栄養素ではありませんし、猫の中には穀物アレルギーな子も意外と多いもの。
穀物は消化に悪いというデメリットがあるからこそ、猫の下痢や嘔吐の原因になってしまうことも少なくありません。

もともと肉食動物である猫は高タンパクな食事を必要とするからこそ、肉や魚が主成分のキャットフードを与えてあげるようにしましょう。

3.食べる楽しみを与えられる

価格の安いキャットフードからプレミアムフードに変更したことがある方の中には、猫の食いつきの悪さに驚かされたという人もいるのでは?

激安フードは原材料へのこだわりよりも猫の食いつきを重視して作られているので、こうした現象が起こりやすくなります。

飼い主さんとしては、健康面に配慮したプレミアムフードを強く勧めたくなってしまいますが、その思いが強すぎて猫に食べる喜びを感じさせてあげられなくなってしまうのは NG。

食事の時間に楽しみが持てないと、食べること自体が猫にとってストレスになってしまう可能性もあります。
特にプレミアムフードを選ぶときは原材料だけにこだわりを持つのではなく、中堅フードなども試しながら食べる楽しさと栄養バランスが釣り合うようなフードを選んでいきましょう。

愛猫の気持ちと健康を考えたキャットフードを選択しよう

毎日口にするキャットフードは猫の健康を維持してくれる大切なものだからこそ、飼い主さんが正しい知識を持ちながらフードを選択していくことが大切です。
特に値段が高いプレミアムフードは、猫によって好みが分かれやすいので愛猫の気持ちも考えながら、お互いが満足できるものを選んでいきましょうね。

 
 

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