お家の猫は大丈夫?花火でパニックにならないための対策を考えよう

夏は各地で様々なイベントが開催されますが、夏の風物詩と言えば花火です。でもこの花火、急に出る大きな音は猫にとっては単に怖い物です。特に気にしない猫もいますが、近くで大きな花火の音が鳴ると、ストレスで体調を崩したり、パニックになって問題行動を起こしてしまう子もいます。今回は、猫の恐怖を減らす花火対策を考えてみましょう。

 

花火は猫にとって恐怖の対象


花火は猫が嫌うイベントの一つです。原因はその大きな音にあります。大きく低い音は、大型肉食獣の鳴き声を連想させ、猫に恐怖を与えます。明るい光にびっくりする子もいますが、それよりも音を怖がる子が多いです。

猫の恐怖心をあおる花火ですので、花火の日や次の日に調子を崩す猫は意外と多いです。花火のストレスによって食欲不振になるだけでなく、下痢や嘔吐、血便、血尿などを引き起こす子がいます。また、パニックになってしまい、思わぬ事故の原因となったり、トイレを失敗する子もいます。なかには、持病が悪化したり、てんかんの発作が出てしまう子もいるんです。

 

花火を怖がらせないようにするための方法


愛猫が花火を怖がって体調を崩してしまうのであれば、以下のような対策を立ててみましょう。

1.安全な場所の確保

猫は暗くて狭い場所を好みます。小さめの段ボールなど体に密着できる隠れ家を作っておいてあげると、その場所で多少安心して花火が終わるのを待つことができます。音が聞こえにくいように布団などをかけてあげるのもいいでしょう。

2.普段から少しずつ慣れさせる

もし、毎年花火があるたびに調子を崩すということがわかっている場合には、普段から花火の音に慣れさせておきましょう。パソコンやスマホから小さめの花火の音を流しておくことで、徐々に花火の音に慣れてきます。最初は聞こえるかどうかくらいの小さい音で流し、気にしないようであればその音を徐々に大きくしてください。ポイントは、花火の音を流している間は、おやつをあげたり好きなおもちゃで遊ばせたりし、花火の音とプラスの感情をリンクさせてあげることです。

花火の音が鳴っていても何も怖いことはないということがわかってこれば、本当の花火が鳴っても怖がらずに過ごすことができるようになります。

 

まとめ


花火は猫には楽しいものではなく、恐怖でしかありません。花火が鳴っていても大丈夫なように、怖がる子を飼っている場合にはしっかり対策してあげましょう!くれぐれも「猫にも花火を見せてあげたい」などと、花火大会に連れて行かないようにしてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

後藤大介

岐阜大学農学部・獣医学科(現応用生物科学部・共同獣医学科 ) 卒業。大阪・北海道の動物病院に勤務し、2018年、岐阜市にアイビーペットクリニックを開業。生まれ育った地元で、ペットと家族の幸せのためのお手伝いをしたいと考えています。病気の治療だけでなく、ペットの健康のための情報発信や、地域の飼い主さん同士が交流できるような動物病院を目指しています。