2017年7月11日更新

【キジトラ】の魅力徹底解剖!キジトラの特徴・性格・飼い方

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編集部

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日本ではもっとも数が多く人気も高い「キジトラ」。野性的な魅力が多くの猫好きの心を惹きつけてきました。アイリスオーヤマが毎年行っている猫の国勢調査ではここ数年、キジトラが頭数ランキングNO1です。今回は、キジトラがどんな猫なのかご紹介しましょう。

 

キジトラってどんな猫?名前の由来は?

キジトラは茶色のベースカラーに黒の細い縞模様がある猫。鳥のキジ(メス)の色と虎模様を合わせたような柄であることからキジトラという名前がつけられました。キジトラの毛は、アグーチという遺伝子により1本1本に縞模様が表れています。この縞模様の毛が集まることにより、あの独特の縞が生まれているのです。

キジトラの額には「M」の字の縞模様があり、目尻から顔の脇にかけてクレオパトララインと呼ばれる横縞がくっきり入っています。背中から尾にかけても縞模様がありますが、尾の先に行くに従って縞模様が濃くなるのも特徴です。また、鼻は茶色になることが多く、肉球は茶色か黒になることが多いようです。メラニンの色素が多いため、目はゴールド系。全身、縞模様に覆われていますが、口の周りは白っぽい色になります。

キジトラの歴史

キジトラは猫の祖先であるリビアヤマネコにもっとも近い野生種だと言われています。古代エジプトでは猫が神の遣いとして大切にされ、死んだ後もミイラとして保管されていました。これらのミイラを分析した結果、この頃の猫はほぼキジトラだったことが分かっています。

シルクロードを通じて大陸から日本に最初に入ってきた猫も多くがキジトラだったと考えられます。現在存在しているすべての猫はキジトラがもとになり、その後、交配や突然変異により生まれてきたと言えるのです。

 

どうしてそんな模様なの?

キジトラの模様がリビアヤマネコに近い模様だということは先ほど説明しましたが、なぜ、リビアヤマネコは茶色ベースに黒い縞模様という柄だったのでしょうか。これはリビアヤマネコが住んでいたエリアに関係しています。

リビアヤマネコは中東からアフリカにかけての砂漠地帯に住んでいましたが、樹木などがない砂漠において敵や獲物から存在を隠すのに一番良い色は茶色と黒が混じった土のような色でした。今では、当たり前になっている黒猫や白猫、黒白ぶちなどは、砂漠では目立ち過ぎる色。これらの色は人間と共生するようになってから遺伝子変異で生まれたと考えられています。

キジトラと間違いやすい他の模様の猫たち

黒猫、白黒猫などと違い、キジトラはほかの模様と間違われやすいようで、よく誤った解釈がされています。ここでは、キジトラと間違われやすいほかの柄の猫をいくつか紹介しましょう。

サバトラ

サバトラはキジトラと同様の縞模様の猫ですが、黒とグレーの濃淡の縞が特徴。魚のサバをイメージさせることから名づけられました。ベースカラーが茶色ならキジトラ、グレーならサバトラと覚えると簡単です。

麦わら

キジトラと茶トラが合わさった猫が麦わら。キジトラと非常に間違いやすい種類ですが、キジトラよりも茶色部分が多いのが特徴です。

アメショ(シルバータビー)

シルバー系のアメリカンショートヘアのカラーのこと。シルバータビーとも呼ばれ、シルバー色の被毛と黒い被毛がマーブル模様になっています。キジトラやサバトラは背中の模様が規則的な縞状ですが、アメショの場合はぐるぐると巻きが入った不規則な模様になっています。

キジ白

キジシロは茶色と黒の縞模様部分と白が混じった猫のこと。顔やお腹、胸部分、足先などに白が混じることが多いと言われています。白い部分が多いキジ白を白キジと呼ぶこともあります。

キジトラの性格

野性的な外見ですが、性格も同じように野性的な傾向があります。比較的警戒心が強く、知らない人にはあまり懐かないことが多いようです。しかしながら、子猫の頃から家で飼育されたキジトラであれば飼い主さんにはよく甘えますし、人懐こい性格になります。

有名人に愛されるキジトラ

歌手、タレント、声優、漫画家などさまざまな顔をもつ中川翔子さん。猫好き有名人の第1位にも選ばれ、猫好きとして知られています。中川さんの家では複数の猫を飼っていますが、中でも中川さんが溺愛しているマミタスはキジトラです。ブログなどにも「マミタス様」と呼ばれて度々紹介されていますので、ご存じの人も多いですよね。

キジトラを外国語で

キジトラは英語では「ブラウンマッカレルタビー」と言います。ちょっと紛らわしいのですが、これは日本語だと「茶色いサバ柄の縞」という意味。キジトラとサバトラが間違われやすいのは、英語での名前のつけ方にも起因しているのかもしれませんね。

キジトラって長生き

キジトラは純粋種ではありませんし、野性に近いこともあって比較的長生きします。体も丈夫ですので、普段から猫の様子に注意し、病気の予防を心がければ15年以上一緒に暮らすことができるはずです。

キジトラと一緒に暮すコツ

野性的な性格が強い猫ですので、家の中で漫然と暮らしているとストレスが溜まる可能性があります。狩猟本能をくすぐるような遊びやキャットツリーを用意するなど、限られた空間でもワイルドに楽しめる環境を心がけましょう。

野性的なルックスが魅力のキジトラ。猫の本能を楽しもう

キジトラは猫の祖先であるリビアヤマネコに一番近い・・・そう思うと、キジトラのいたずらは何となく許せるような気がするのは不思議ですね。キジトラを飼うチャンスに恵まれたら、ぜひ、猫らしい性格、猫の本質を楽しんでみてください。

 
 

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