2017年7月11日更新

【茶トラ】の魅力徹底解剖!茶トラの特徴・性格・飼い方

ペット生活

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編集部

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茶色というよりオレンジに近い明るいカラーが可愛い茶トラ。アイリスオーヤマが今年発表した猫の色柄ベスト10でも4位にランクインした人気の猫です。タレント猫にも茶トラが多いことで知られています。今回は、茶トラの特徴や飼い方をご紹介しましょう・

 

茶トラってどんな猫?名前の由来は?

茶トラは体全体に茶色の濃淡の縞模様が入った猫。赤っぽい茶色ですので、オレンジ猫と表現されることも多いですね。背中や足、尻尾などには規則性のある縞模様が入り、お腹の部分や尻尾の先は薄い茶色になっています。鼻や肉球はピンク。目はゴールド系になることが多いようですが、キジトラのゴールドよりは薄めの色。キジ白の場合は、まれにブルー系になることもあるようです。

ほかの縞模様の猫同様に、額には「M」の模様が、目尻から顔の横にかけてクレオパトララインと呼ばれる縞が入っています。

茶トラと間違いやすい他の模様の猫たち

キジトラ

キジトラは濃い茶色ベースに黒い縞模様の入っている猫。縞模様の入り方は茶トラと一緒ですが、茶トラが茶系の濃淡であるのに対し、キジトラには黒い縞模様が入っていますので、見た目が明らかに異なります。

麦わら

キジトラと茶トラが合わさった猫が麦わら。キジトラと色が似ていて非常に間違いやすい種類ですが、キジトラよりも茶色部分が多いのが特徴です。くっきりした縞模様ではなく、麦わら帽子のようなぼんやりした配色に見えることから麦わらと呼ばれています。

茶白

茶白は茶トラに白が混じった状態の猫。頭や背中、尻尾などが茶色の縞模様で、鼻や口周り、お腹、足先などに白い被毛が入ります。白が入る範囲は遺伝で決まるため、さまざま。白い被毛が茶トラの範囲よりも多く、茶トラ部分が白い被毛に島のように浮かんでいる場合は白茶と呼ぶこともあります。

アメショ(レッドタビー)

アメリカショートヘアはシルバーと黒の配色のイメージが強いようですが、実は茶の濃淡の縞模様のアメリカンショートヘアもいます。茶トラとの違いは縞の入り方。茶トラが細めで規則正しい縞模様であるのに対し、アメリカンショートヘアの場合は、水に墨を落としたようなマーブル模様です。背中を見れば、その違いははっきり分かるはずです。

 

茶トラはメスが貴重

三毛猫のオスは滅多に生まれないことで知られていますが、実は茶トラのメスも生まれる確率が低いことで知られています。茶トラの猫はオスとメスの割合が、8:2ぐらいなのだそうで、メスの茶トラはオスに比べて珍しいのです。それは一体、なぜなのでしょうか。

猫の被毛を茶色にするかどうかを決める遺伝子は「O」と「o」ですが、この遺伝子は猫の雌雄を決めるXとYの染色体のうち、Xにしか出現しないという特性があります。つまり、オスはXYなので「O」「o」の遺伝子のうちどちらか1つしかもつことができないのに対し、メスはXXなので「O」と「o」の両方をもつことができ、その組み合わせも「OO」「Oo」「oo」と3通りあるわけです。

ここまで説明すると「メスの方が茶になる遺伝子をたくさん受け取れるので、茶色になる可能性が高い」と思われがちですね。ここが遺伝子の複雑なところで、「O」や「o」の遺伝子は組み合わせによっては、「茶にしない」という命令を出すようにできているのです。

猫の毛が「茶」になるのは「OO」の組み合わせのみ。「Oo」の場合はサビ猫に、「oo」の場合は茶色以外の色になります。「O」と「o」の組み合わせの場合、茶色になるには「O」が2つ揃わないといけないわけです。

これに対して、オス猫は「O」がひとつあるだけで茶色が発現します。このため、メス猫に比べると茶が出る確率が高いのです。

茶トラの性格

茶トラの猫は概して人懐こく、愛嬌たっぷりの猫が多いようです。これは茶トラにオスが多いことに起因しているのかもしれません。飼い主さん以外の人にも比較的懐きやすく、家に初めて来たお客さんに甘える仕草を見せるのも茶トラの傾向です。

茶トラの歴史

現在では猫にはさまざまな色柄がありますが、リビアヤマネコから今の猫が生まれた当初、猫はリビアヤマネコの遺伝子を受け継いだキジトラのみでした。当初から突然変異による異なる色の猫の誕生はわずかながらあったと思われますが、黒や白一色や茶トラなどの色は、住んでいた砂漠地帯では目立ち過ぎで生きていけなかったと考えられています。

猫にキジトラ以外の色が定着するようになったのは家猫として人間と共生するようになってからで約2000年ほど前だと言われています。最初は縞のない猫が生まれ、縞模様のサバトラ、茶トラなどが生まれていったと考えられています。

日本では奈良時代に大陸から猫が渡ってきましたが、当初の猫の色柄は黒、キジトラなど限られていたようです。日本で茶トラが増え出したのは江戸時代以降だと考えられています。その後、第二次世界大戦後に洋猫が入ってくるようになり、茶トラの猫が増えていったのだと思われます。

茶トラを外国語で

茶トラは英語ではレッドタビーと呼ばれます。タビーというのは縞と言う意味ですので、赤い縞の猫という意味になるわけですね。

有名人に愛された茶トラ

イギリスの政治家で首相も務めたウィンストン・チャーチル。彼は大の猫好きでたくさんの猫を飼っていましたが、中でもチャーチルがお気に入りだったのがジョックという名の茶トラの猫。チャーチルはジョック可愛さに「自分の死後もジョックを永遠にチャーチル邸で飼い続けること」という遺言を残しました。この遺言は現在もしっかり受け継がれていて、ジョックが死んだ今もジョックそっくりの茶トラの猫が今もジョックと名付けられて飼い続けられ、現在ではジョック6世が住んでいるのだそうです。

茶トラと一緒に暮すコツ

茶トラは比較的、甘えん坊です。甘えてきたら思い切り声を掛け、遊んであげるようにしましょう。「ごはんをあげたら、後は勝手に」という付き合い方だと、茶トラはストレスを溜めてしまうかもしれません。愛情を注げば注ぐほど返してくれるのが茶トラ。猫好きに人気があるのも、そんな茶トラの性格が影響しているのかもしれません。

甘えん坊の茶トラ、猫とべったりした飼い主さんにおススメ?

オス猫が多いからでしょうか。茶トラの猫は人懐こく、飼い主さんにもべったり甘えてくるタイプが多いようです。もし、あなたが猫とべったり仲良くしたいタイプなら茶トラがおススメかもしれません。茶トラを飼うチャンスに恵まれたら、ぜひ、猫との甘い生活を満喫してくださいね。

 
 

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