2017年8月9日更新

猫好きだからこそ要注意!猫に嫌われる原因になる「あるある行動」とは?

古川諭香



キャットケアスペシャリスト

キャットケアスペシャリストの資格を活かし、さまざまな猫メディアにて猫情報を分かりやすく配信中。自身も猫サイトを立ち上げ、愛猫と楽しく暮らしていくための秘訣や猫に関する知識などを分かりやすく解説。猫と一緒に暮らせる猫仕様の家も建設し、人と猫が快適に生活していくための方法も伝授している。

 

猫に対して愛が募ってしまうと、行動で愛情を示したくなるのは、猫好きさんならではのあるあるですよね。
しかし、そんな猫好きさんのあるある行動の中には、猫を不快な気持ちにさせてしまうものもあります。
そこで今回は、猫に嫌われてしまうあるある行動をご紹介しつつ、猫に好かれるための対処法もまとめてみましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

猫を不快な気分にさせる「あるあるな嫌われ行動」とは?

無理やり抱っこをする

猫を抱くときは、人間の気分や猫の大人しさによっても抱っこをしている時間が長くなったり、短くなったりするものです。

不規則な抱っこ時間は、猫にとって「いつ終わるか分からない拘束時間」のようなものに思えます。
また、嫌がったり、暴れたりしているにも関わらず、かわいいからといって、無理やり抱っこをし続けてしまうのもNGです。

さらに、信頼関係がきちんと育まれていないうちに抱っこをしてしまうと、猫にストレスを与えてしまう可能性もあります。
猫だって、心を許していない相手から距離を近づけられるとリラックスできなくなるのです。

力強くブラッシングをする

長毛種を飼っている方は特に、ブラッシングを通してスキンシップを図ろうとすることもあるかと思います。
しかし、ブラッシングも力強くしてしまうと、猫に痛みを感じさせてしまいます。

中でも、背中はブラッシングをしやすいものですが、背骨付近は神経が通っているため、痛みを感じやすいので避けるようにしましょう。

また、猫が嫌がっているのにも関わらずブラッシングを続けてしまうのもよくありません。
しつこく追いかけまわしてブラッシングを行ってしまうと、飼い主さんに対して不信感を持ってしまいます。

いきなり触る

猫は警戒心が強い動物なので、予測できない行動が嫌いです。
そのため、リラックスしている最中に人間からいきなり触られると、驚いてしまいます。

特に、尻尾やお腹は猫にとって触られたくない場所なので、むやみに触らないようにしましょう。
お腹は猫にとって、攻撃されると命を落とす危険がある急所です。
ですから、へそ天姿の時でもなるべく触らないようにしてあげましょう

また、尻尾はたくさんの神経が通っているため、敏感な部位です。
力強く引っ張ってしまうと、尻尾が動かせなくなったり、自力で排泄ができなくなったりする「猫ふんじゃった症候群」を引き起こしてしまう場合もあるので気を付けましょう。

必要以上に構う

最近では、室内飼いのおうちが増えてきて、甘えん坊な性格の子も増えてきました。
それでも、やはり猫は犬よりも自由気ままな生活を好みます。

そのため、飼い主さんから常に触られたり、必要以上に構われたりするとストレスを感じてしまうのです。
さらに、構いすぎは室内飼い猫の心を不安定にし、「分離不安症」という病気を引き起こしてしまうケースもあります。

室内飼いの猫は、外へ自由に出られる子よりも飼い主さんと過ごす時間が多くなるので、適切な距離感でストレスフリーな生活を心がけていきましょう。

あるある行動を通して猫に好かれるためには?

長時間の抱っこはNG

好かれる抱っこをするには、猫の気持ちを優先しながら時間を検討していきましょう。
例えば、猫が抱っこ中に下を向いたときは降りたがっているサインなので、暴れる前に抱っこをやめることが大切です。

これを繰り返せば、猫は「抱っこはいつでもやめてもらえるんだ」ということを理解し、抱っこを苦痛な拘束時間だと思わなくなるでしょう。

さらに、抱っこをするときは、しっかりと猫の体を支えてあげることも大切です。
抱っこを嫌がる子の中には、飼い主さんの抱き方が不安定なため、抱っこ嫌いになってしまう子も多いものです。

安定した抱っこは猫の脇に手を入れながら、お尻をきちんと支えてあげることでできるので、ぜひ試してみてくださいね。

ブラッシングはブラシの素材にもこだわろう

飼い猫をブラッシングでリラックスさせるには力加減も大切ですが、ブラシの素材にもこだわりましょう。
例えば、シリコンでできているラバーブラシなら、皮膚を傷つけにくくなるので、猫も嫌がらなくなるのです。

また、長毛種の場合はブラッシング前にコームで毛玉をきちんとほぐしてあげるだけでも、ブラシング嫌いが治ることもあります。

撫でるときは声をかけながら頬や顎の下を中心に

猫に触るときは、警戒心を刺激しないよう、優しく話しかけることも大切です。
猫は低音よりも高音の方が聞き取りやすいため、普段の話し声よりも少し高めの声で話しかけてあげましょう。

さらに、触るときは猫が喜びやすい頬や顎の下、頭などを中心に撫でるのがおすすめです。
中には、お尻を軽くトントンとされると喜ぶ子もいるので、ある程度、猫がリラックスしてくれたら、そうした部位にも触れてみるのもよいでしょう。

 

猫の気持ちを尊重して、好かれる猫好きさんになろう


猫好きさんがやってしまう愛が詰まった愛情表現は、猫の心にうまく響かないことも多いものです。
そんなときは、ぜひ一度冷静になって、自分の気持ちよりも猫の気持ちを尊重して、大好きな猫を猫かわいがりしてみてくださいね。

 
 

関連カテゴリ