2017年9月24日更新

愛猫の抜け毛対策を万全に!換毛期に飼い主さんができるケア法とは?

古川諭香



キャットケアスペシャリスト

キャットケアスペシャリストの資格を活かし、さまざまな猫メディアにて猫情報を分かりやすく配信中。自身も猫サイトを立ち上げ、愛猫と楽しく暮らしていくための秘訣や猫に関する知識などを分かりやすく解説。猫と一緒に暮らせる猫仕様の家も建設し、人と猫が快適に生活していくための方法も伝授している。

 

夏が終わり、涼しさが増してくると、飼い猫の抜け毛も目立ってきます。
特に猫を飼うのが初めてだという方は、どうやって抜け毛対策をしてたよいのか悩んでしまうのではないでしょうか。

そんな方のために、今回は猫の換毛期について詳しくご説明しながら、毛の長さによって異なる抜け毛対策法をご紹介いたしますので、ぜひ実践してみてくださいね。

 

室内飼いの猫は年中が換毛期


猫の換毛期は、春前と秋過ぎの2回です。
気温が高くなってくる3月と、寒さが厳しくなってくる11月は猫の毛が生え変わる「換毛期」だといわれていますよね。
しかし、それは野良猫のように、四季を感じながら自然の中で生活している場合の話です。

室内で飼われている猫の場合は野良猫とは違い、年中が換毛期になります。
家の中は外の世界と比べて、あまり気温差がありません。
そのため、夏や冬に向けて被毛を変える必要がなく、集中して毛が抜ける時期というものがなくなります。

しかし、明確な換毛期がない代わり、一年を通してまんべんなく毛が抜け続けるため、室内飼いの猫は一年中が換毛期になるのです。

換毛期におすすめ!短毛種にしてあげたい抜け毛対策法とは?

ブラッシングは1日1回してあげよう

短毛種は抜け毛が目立ちにくいので、普段からあまりブラッシングをしないという飼い主さんも多いかと思います。
しかし、換毛期などの抜け毛が多くなる時期は1日1回のブラッシングをしてあげるのがおすすめです。

短毛種をブラッシングするときは、ブラシの種類にもこだわって、シリコンブラシのような皮膚に優しいものを選ぶようにしましょう。
特にシングルコートの子は、ファーミネーターやピンブラシだと痛みを感じてしまうことがあります。

また、ブラッシングをするときは飼い主さんの力加減にも注意が必要です。
痛みを感じさせないためには、手の力を抜いて被毛を撫でるようにブラッシングしてみましょう。

毛玉対策用フードやおやつを食べさせよう

飼い猫にストレスを与えたくないときは、フードやおやつを使って毛玉対策をしていきましょう。

ただし、毛玉対策用フードやおやつの中には合成着色料や添加物が含まれているものもあるので、パッケージの成分表をチェックすることも大切です。

また、毛玉対策用フードは繊維質が多く含まれるように作られているため、穀物が主原料になっていることもあります。
穀物は猫にとって消化しにくく、下痢や嘔吐の原因になるので、選ぶときは肉や魚が主原料になっているものをセレクトしていきましょう。

 

換毛期におすすめ!長毛種にしてあげたい抜け毛対策法とは?

1日2回のブラッシングを心がけよう

長毛種は短毛種と違って、自分自身のグルーミングで抜け毛を舐めとるのにも限界があります。
短毛種よりも2~3倍以上長い毛を持つ長毛種は、飲みこむ毛も多くなるからです。

こうなると、グルーミング時に飲みこんだ毛が消化器官内に詰まり、「毛球症」という病気を引き起こしてしまうこともあるので、飼い主さんによるブラッシングが大切になります。

長毛種をブラッシングするときは、1日2回の頻度を心がけましょう。
ただし、長時間のブラッシングは飼い猫をハゲさせてしまう原因にもなります。
ハゲを作らないためには、1回の時間を長く取るよりも頻度を増やすようにしていきましょう。

毛玉はコームで丁寧にとかそう

長毛種は、短毛種とは違って毛玉ができてしまうことも多いものです。
そんなときはブラッシングを行う前に、コームで毛玉をとかしてあげましょう。

毛玉が絡んでいると、毛が引っ張られるので猫も痛みを感じ、ブラッシングを苦手だと思ってしまいます。
長毛種にブラッシング嫌いが多いのは、痛みを与えるブラッシング法をしていることが原因である場合も多いので、飼い主さんは気を付けていきましょう。

また、コームでとかせない毛玉は、ハサミを使って切るのもおすすめです。
その際は、猫が暴れて怪我をしてしまわないように、必ず2人がかりで行うようにしてくださいね。

2週間に1回はシャンプーをしよう

猫は、自分の体を舐めることで清潔を保つ動物です。
そのため、基本的には犬のようにシャンプーをさせる必要はありません。
しかし、抜け毛が多いときはシャンプーで洗い流してあげるのもおすすめです。

シャンプーをするときは、絶対に人間用のものを使わないようにしましょう。
人間用のシャンプーにはアロマ成分が含まれているので、猫の皮膚につくとアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性があり、危険です。

また、どうしてもシャンプーを嫌がる場合は蒸しタオルで体を拭いたり、ドライシャンプーを使ったりして対策をしていきましょう。

抜け毛対策で飼い猫の健康を維持していこう


抜け毛は病気の原因にもなってしまうため、毛の長さに合った抜け毛対策をしていくことが大切です。

抜け毛ケアというとブラッシングだけが重視されがちですが、シャンプーを有効活用したり、フードで内側から健康を維持したりしていくことも重要な対策法になるので、ぜひご家庭でも実践してみてくださいね。