2017年8月21日更新

【猫って実は不思議な動物?】猫の体についての不思議

ペット生活

ペット生活

編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

地球上のどんな動物よりも身近な存在でありながら、猫については知られていないことがたくさんあります。難しい遺伝子や生物学など専門分野の話ではありません。普段からよく見ている猫の体の一部にも、驚くような秘密が潜んでいるのです。今回は、そんな猫の体の不思議をご紹介しましょう。

 

猫の体の不思議

猫の視力は人間の1/10程度

人間に比べて暗いところでも目が見えるため、猫は目が良く、どんなところも見えると思われがちですが、実はそうではありません。

猫は20m以上離れた場所にあるモノはぼやけて見えますし、20㎝以内のモノはほとんど見えていないのだとか。さらに細いストライプなどは複数の線として認識できないのだそうです。猫の目がはっきりモノのカタチを捉えられるのは、2m~7m程度の近場。ある意味、遠視であり、近眼でもあるのです。

でもそれは、あくまでも動かないモノが対象の場合。動体視力の良い猫は、動いているものなら50m先まで感知することができると言われています。また、猫の視野は人間に比べて2倍から4倍あるため、より広い範囲の獲物の存在をキャッチすることができます。猫の目はハンターの目。ハンターとして必要な機能が研ぎ澄まされた目なのです。

猫の尻尾は6種類12つの筋肉で動いている

尻尾は猫にとってバランスを取ったり、自分の感情を表現したり、時には防寒具となるなど、さまざまな機能をもった大切なツール。猫の尻尾はまるで蛇のように自由自在に動きますが、その動きを支えているのは尾椎(尻尾を支えている骨)の周りにある大小合わせて12もの筋肉です。

12の筋肉はそれぞれ尻尾を上げる、下げる、右に曲げる、左に曲げるなど基本的な動きのほかに、横にくねらせる、尻尾を巻きこむなどの動きをサポートしています。しかも尻尾の神経は膀胱やあ後ろ足などともつながっていて、非常に敏感にできているのです。

猫は尻尾を触られるのを嫌がることが多いですが、これだけ敏感で複雑な構造をしているのであれば、もっともな話ですね。

猫の耳の付け根にある袋、これは何?

猫の耳の外側、付け根のあたりには折り返されて襞になった部分がありますが、これは何だかご存知でしょうか?この襞は「縁皮嚢」(えんひのう)と言って、猫だけでなく、犬などにもあります。

詳しいことは分かっていませんが、「縁皮嚢」は耳を動かしやすくするための器官だと言われています。猫は周りの音を聴き取るために耳をアンテナのように横、後に動かしますね。

また、怖い時には下向きにすることもあります。こんな耳の動きをサポートしているのが「縁皮嚢」だと考えられているのです。スカートのスリットのようなものだと考えるとわかりやすいですね。

猫の鼻の真ん中にある線、何のためにあるの?

猫の鼻をよく見ると鼻の上に線が1本通っているのがわかりますね。これは、「上唇溝」(じょうしんこう)と呼ばれる溝。単なる飾りではなく、機能があるのです。

皆さんは毛細管現状という言葉を聞いたことがあるでしょうか?細い管を水に入れておくと、表面張力によって液体が細い管を上がってくる現象のことですが、猫の「上唇溝」もこれと同じ役割をしています。

細い溝の部分に唇からの水分を吸い上げて常に水分を蓄えています。この水分に匂いの分子を沈着させることにより、猫は匂いをよりはっきり感知することができるのです。

猫の体には神が宿ってる?

「神は細部に宿る」とは有名な建築家の言葉。完成度の高いものは見えない部分にもこだわりがある・・・という意味ですが、猫の体を知れば知るほど、猫の体には神が宿っているように感じます。猫の華麗な動きや肉食動物としての能力を支える機能が体に至る所に隠されていることを知ると、猫にもっと興味が湧いてきますね。

 
 

関連カテゴリ