2017年8月17日更新

あなたの好きな猫はランクインしてる?【人気の猫種】ベスト10の特徴と飼い方

ペット生活

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編集部

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目次

ここ数年、人気が高まっている猫。その猫の中にも人気のトレンドがあります。ペット保険アニコム損害保険では毎年、人気の猫種のランキングを発表していますが、2017年のランキングではスコティッシュ・フォールドが9年連続で1位となりました。今回は、このランキングをもとに人気猫種とそれらの特徴、飼い方などをご紹介しましょう。

 

第1位: スコティッシュ・フォールド

原産国

スコットランド

大きさ

3kg~6kg(セミコビータイプ)

身体特徴

その名の通り、折れ曲がった耳が特徴です。スコティッシュ・フォールドの耳は、誕生直後は普通に立っていますが、生後2カ月を過ぎるころから折れ始めます。ただし、スコティッシュ・フォールドのすべてが折れ耳になるわけではなく、最終的に耳が立ってしまう個体もいます。折れ耳になるのは全体の約3割程度だと言われています。

体はがっしりしていて足も太く、顔は幅広で大きめ。くるっとした丸い目もチャームポイントです。毛色はブラック、ホワイト、ブルー、レッド、クリームなど種類が多く、目の色も毛色に準じてさまざまな色があります。

猫のよくある性格

外見通り、穏やかで人懐こい性格です。初めての人に対しても怯えたり、敵意を向きだしたりすることはほとんどなく、のんびり構えるマイペースな猫。子供との相性も悪くありません。

お世話をする時に大変か?

スコティッシュ・フォールドには短毛種と長毛種がいますが、長毛種の場合は頻繁なブラッシングが必要です。また、耳が折れている猫では蒸れやすい傾向がありますので、耳をコットンで拭くなどして清潔に保つようにしましょう。

健康チェックの仕方

スコティッシュ・フォールドは、足や尻尾の関節の軟骨にこぶができる「骨軟骨異形成症」を始め、腰や股関節に遺伝的な疾患が起きやすいと言われています。また、心臓病や腎臓病などの疾患にも注意が必要です。

第2位: アメリカン・ショートヘア

原産国

アメリカ

大きさ

3.5kg~4.5kg(セミコビータイプ)

身体特徴

マーブル状の縞模様が最大の特徴のアメリカン・ショートヘア。ネズミを取るワーキングキャットだっただけに足も体もがっしりして大きく、尻尾は長くてスタイリッシュです。

毛色はブルーとブラックのクラシックタビーが有名ですが、その他に30種類以上の毛色があり、見た目のバリエーションも豊富。目の色も毛の色に応じてさまざまな色があります。

猫のよくある性格

アメリカン・ショートヘアは好奇心旺盛でアクティブな猫。飼い主さんにはよく慣れますが、見知らぬ人には警戒心を抱く傾向もあります。自立心が強いタイプの場合、家でも孤独を好み過剰なコミュニケーションを嫌がることもあります。

お世話をする時に大変か?

短毛種ですがダブルコートで下毛の密度が濃いため、換毛期にはこまめにブラッシングした方が良いでしょう。食べるのが好きで太りやすい傾向がありますので、食事のコントロールには気をつけましょう。

健康チェックの仕方

アメリカン・ショートヘアは血統書付きの猫種の中では遺伝的疾患が少なく、長寿タイプの猫ですが、心肥大やワクチン肉腫になりやすい傾向が報告されています。

 

第3位: マンチカン

原産国

アメリカ

大きさ

3kg~4kg(セミコビータイプ)

身体特徴

約10cm程度の短い脚を持つことで知られていますが、実際には足の長いタイプの方が生まれる割合が多いと言われています。品種固定に至るまで多くの品種と交配されたため、他の猫種の特徴をもったマンチカンが存在しています。毛色も目の色も非常に多い猫種です。

猫のよくある性格

社交的で人懐こく、飼いやすい猫と言えるでしょう。他の猫との諍いもないので、多頭飼いにも向いています。

お世話をする時に大変か?

長毛種は1日1度程度のブラッシングは必要ですが、短毛種の場合は週に1度ぐらいで問題ありません。比較的、手がかからない猫種だと言えるでしょう。足は短くてもアクティブな猫ですので、運動できるスペースや器具は忘れずに用意してあげてください。

健康チェックの仕方

マンチカンの短い脚はもともと自然発生で生まれたものですので遺伝的な疾患はありませんが、短い足が原因で椎間板ヘルニアに罹りやすい傾向がありますので気をつけましょう。

第4位: MIX

原産国

世界各地

大きさ

3kg~5.5kg

身体特徴

毛色はそれこそ千差万別であらゆるカラー、柄の猫がいます。目の色も毛の色に応じてさまざまな色になります。この多彩さがMIXの魅力だと言えるでしょう。

猫のよくある性格

MIXの猫の性格はいろいろで、ひとつの傾向にしばられません。色や柄と同じようにさまざまな性格の猫がいます。

お世話をする時に大変か?

特に面倒な手入れは必要ありませんが、長毛である場合は1日1度程度のブラッシングは必要です。

健康チェックの仕方

純血種のように遺伝的疾患がないため、比較的健康で丈夫だと言われています。長寿になる猫も少なくありませんが、腎臓疾患や心臓病など猫が罹りやすい病気には気をつけましょう。

第5位: ノルウェージャン・フォレスト・キャット

原産国

ノルウェー

大きさ

3.5kg~6.5kg(ロング・アンド・サブスタンシャル)

身体特徴

厳しい寒さに耐えられるようダブルコートの厚い毛皮に覆われた長毛種のゴージャスな猫です。体も大きく雄の場合は7kg近くなることもあります。毛色や目の色のバリエーションも多く、あらゆる色が揃っています。前足より後ろ足の方がやや長く、腰が高いのも特徴で、長い尻尾は先に行くに従って細くなります。

毛の色はブラック、ホワイト、ブルーの単色タイプと、ブラウン、ブルー、シルバー、レッドなどのタビータイプ、バイカラーなど、種類豊富です。

猫のよくある性格

貴族のようなルックスですが、性格は辛抱強いと言われています。愛情深い猫ですが、ベタベタするタイプではありません。好奇心旺盛で賢いので、飼っていて楽しい猫だと言えるでしょう。

お世話をする時に大変か?

長毛種ですのでブラッシングは丹念に行う必要があります。少なくとも1日2回、換毛期はできるだけ頻繁にブラシをかけてあげましょう。

また、ノルウェージャン・フォレスト・キャットの被毛には防水のための皮脂がついています。皮脂に汚れがつくと毛が絡まりやすくなり、皮膚炎を起こすこともありますので、月に1度程度はシャンプーしてあげましょう。

健康チェックの仕方

毛の厚い長毛種で、ブラッシングを怠ると毛球症や皮膚疾患になる可能性がありますので注意が必要です。また、心肥大や糖尿病に罹りやすい傾向があります。もともと大きな猫ですが太りやすい傾向もありますので、食事のコントロールはしっかり行いましょう。

第6位: ブリティッシュ・ショートヘアー

原産国

イギリス

大きさ

3kg~5.5kg(セミコビー)

身体特徴

大きながっしりした体とビロードのように密集した被毛が特徴。もともとは深みのあるブルー(グレー)の被毛と黄色い目の猫がほとんどでしたが、交配が進むようになり、ブラック、ホワイト、ブルー、クリーム、レッドなどの毛色が加わるようになり、目の色も毛色に応じてバリエーションが増えてきました。丸い顔と短い鼻もブリティシュ・ショートヘアの魅力です。

猫のよくある性格

成猫になるまでに3年~5年掛かる猫で、好奇心旺盛な子猫の時期を長く楽しめます。大人になると自立心が芽生え、落ち着いた猫になる傾向があるようです。1匹での留守番も苦にしませんので共稼ぎの家庭などにもピッタリです。

ただし、見知らぬ人には警戒心をあらわにすることがありますので、来客の際などには無理強いはしないようにしましょう。

お世話をする時に大変か?

厚いダブルコートですが、短毛ですのでブラッシングは週に2~3度で充分です。ただし、ブリティッシュ・ショートヘアは体に触られることを嫌がる場合もありますので、たまのブラッシングに長い時間をかけるより、毎日、短い時間のブラッシングを習慣にした方が良いかもしれません。

健康チェックの仕方

大人しい猫種で運動量があまり多くないため肥満には要注意。食事コントロールだけでなく、運動する機会をより多く作るようにしましょう。また、心肥大になる傾向が若干強いようですので、シニアになったら定期的な健康チェックは欠かさないようにしましょう。

第7位: ラグドール

原産国

アメリカ

大きさ

4・5kg~9kg(ロング・アンド・サブスタンシャルタイプ)

身体特徴

オフホワイト系の被毛で、顔や手足、尻尾などに色が入るポイントや、4本の足先だけに色がつくミテッドが特徴。胸元には厚い飾り毛があり、チャームポイントの青い目はやや吊り上がっています。尻尾は、体とほぼ同じくらいの長さがあります。オスは時に9kg近くなることもある大型猫です。

猫のよくある性格

穏やかで落ち着いた性格。人への依存度はそんなに高くなく自立心のある猫ですが、寛容なところもあるので子供などがいても飼いやすい猫といえるでしょう。

お世話をする時に大変か?

長毛種ですので1日1回のブラッシングがベストです。特に換毛期には丁寧にブラシをかけてあげましょう。大人になるとあまり動きまわらなくなりますので、運動不足には気をつけましょう。

健康チェックの仕方

長毛種ですので、毛球症には気をつけましょう。また、他の猫同様、中年以降は心筋症や膀胱炎、尿路結石などに罹りやすくなりますので、注意が必要です。

第8位: ロシアンブルー

原産国

ロシア

大きさ

3kg~5kg(フォーリンタイプ)

身体特徴

ビロードのようなブルー(グレー)の毛にエメラルドグリーンの目がロシアンブルーのアイコン。体はスリムながら筋肉質で手足も引き締まっています。ダブルコートの被毛はアンダーコートが密集しているため、モコモコしていて寒さに強いのも特徴です。

猫のよくある性格

知らない人には人見知りする性格ですが、飼い主さんには従順で「犬のような猫」とも言われるくらいです。滅多に鳴き声を上げることがないため、都会でも飼いやすい猫だと言えるでしょう。

お世話をする時に大変か?

アンダーコートが分厚いので換毛期にはしっかりブラッシングしてあげる必要があります。1日1度は必ずブラッシングしてあげましょう。

健康チェックの仕方

猫種としてなりやすい疾患は特にありませんが、シニアになれば心疾患や腎臓疾患の可能性が高くなります。1年に少なくとも1度は検診を受けて疾患の早期発見に努めましょう。

第9位: ベンガル

原産国

アメリカ

大きさ

3kg~6kg(ロング・アンド・サブスタンシャルタイプ)

身体特徴

ヤマネコの血が入っているため野性的なルックスが魅力。ロゼットと呼ばれる豹柄やマーブル柄の被毛は、猫の中でもひときわ個性的ですが、他にタビー柄のベンガルもいます。アーモンド型の大きな目は黒いアイラインで縁どられていてベンガルをさらに野性的に見せています。

ベンガルは一般のイエネコに比べて背骨の節がひとつ多く、そのため胴体が長いのも特徴です。

猫のよくある性格

野性的に見えますが性格は穏やかで人懐こく、誰とでも仲良くなれます。甘えん坊な面もあるので、特に子猫の時期には飼い主さんの後をついて回る猫も多いようです。

お世話をする時に大変か?

短毛でしかもシングルコートですのでお手入れは簡単です。ブラッシングしてあげるとベンガルの被毛の美しさを一層楽しむことができます。

健康チェックの仕方

運動好きのアクティブな猫ですので、その運動量にあったスペースや遊び道具を用意しないとストレスを溜める可能性があります。また、遺伝的に目の疾患や溶血性貧血などに罹りやすいと言われています。

第10位: メインクーン

原産国

アメリカ

大きさ

4kg~9kg(ロング・アンド・サブスタンシャル)

身体特徴

猫の中でももっとも大型の猫として知られているメインクーン。もともと胴長ですが、ふさふさした厚い被毛、たぬきのような大きな尻尾が大きな体をさらに大きく見せます。毛色はブラック、ホワイト、ブルー、クリーム、レッドなどさまざまで目の色の種類も多い猫です。

猫のよくある性格

性格は温厚で人懐こい性格。頭もよく、犬のようにキャッチしたボールを取ってくるとゲームも楽しめます。社交的で飼い主さんだけでなく、知らない人にも愛想よく振舞います。

お世話をする時に大変か?

メインクーンは大人になるまで4年程度掛かり、その間にがっしりした体を作っていきます。食事は、メインクーンに合った栄養価の高いフードを与えるようにしましょう。

また、メインクーンの被毛は長いだけでなく、防水・防寒のために皮脂がついています。シャンプーやブラッシングを怠ると毛がギトギトになることもありますので、被毛は定期的にお手入れし、他の猫種より頻繁にタオルクリーニングやシャンプーをしてあげましょう。

健康チェックの仕方

メインクーンは寒さにも強く比較的、丈夫な猫です。ただし、高齢になったら心筋症や腎臓病には気をつけた方が良いでしょう。特に心肥大症は純血種に起きやすい疾患として知られていますので、メインクーンも用心した方が良いでしょう。

猫種に合った飼い方やケアを心がけて

さて、TOP10の中にあなたの飼っている猫種は入っていたでしょうか。猫にはそれぞれ個性があります。好みも大切ですが、あなたのライフスタイルや環境に合った猫を選ぶことが大切です。また、どんな猫でも高齢になると心臓や腎臓などさまざまな内臓疾患を起こす可能性があります。普段から猫をしっかり観察し、定期的な健診を受けて健康管理してください。