2017年8月21日更新

猫がダンボールを好きなのはなぜ?ダンボールを猫に与えるメリット・デメリット

ペット生活

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編集部

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大抵の猫なら大好きなのが段ボール。猫におもちゃを買ってあげたのに、おもちゃ本体より、おもちゃの入っていた段ボールの方がお気に入り・・・なんてこともよくあります。なぜ、猫は段ボールが好きなのでしょうか?段ボールにはどんな秘密があるのでしょうか?何かそんなに猫を惹きつけるのでしょうか?今回は猫が好きな段ボールに迫ります。

 

猫とダンボールは相性抜群!

猫がいる家庭では段ボールは便利なグッズです。通販で購入した品物が入っていた段ボール箱を捨てずに有効活用している飼い主さんは多いのではないでしょうか?

爪とぎとして最高!

段ボールは爪とぎの素材として、市販の爪とぎによく使われますが、それは爪がちょうど良い具合に引っ掛かるから。段ボールの爪とぎは、段ボールの側面を貼り合わせて作られていて、爪がほどよく引っ掛かるのです。

猫の爪はサックのようになっていて、古い爪の下に新しい爪が隠れています。爪先が丸くなってくると猫は爪を引っかけて古い爪を剥がしますが、小さな穴の開いた段ボールの爪とぎは、古い爪をはがすのにぴったりなのです。

寝床にも最適!

段ボール箱はそのままハウスにしても便利で、猫が大喜びしてくれます。特に体がやっと収まるぐらいのぴったりサイズが猫は大好き。猫は野生で狩りをして暮らしていた頃の習性で、敵に見つかりづらく、獲物から身を隠せる狭い場所を好みますが、段ボールの箱はそんな猫の好みにぴったりなのです。

さらに段ボールには空気の層がたくさんあるので思いのほか温かいのが特徴。寒い季節にはちょうどいい、温かベッドになるのです。

最近ではおしゃれな段ボールグッズも!

段ボールというと質素なイメージですが、最近では段ボールを使ったおしゃれな猫ハウスやベッドも登場しています。

ミュー ガリガリサークル スクラッチャー レギュラー

爪とぎとベッドが一体になった猫にとってこのうえなく嬉しいサークルスクラッチャーです。内側はどこでも爪がとげるように全面が暖ボールのギザギザ面でできています。こちらのレギュラーは半径37cmですが、大きな猫のために直径44㎝の大型サイズもあります。

画像出典:Amazon

くらふと工房 クレアル 猫爪とぎ ファンタジートンネル

段ボールを1枚1枚手で貼り合わせて作られた爪とぎ兼トンネル。狩りが大好きな猫の本能に訴えるアイテムだと言えるでしょう。トンネル内部は縦18㎝、横25㎝、奥行き48㎝で猫が隠れるのに最適な大きさ。入口部分のカラーリングは10色のバリエーションありますので、お部屋に合わせて選べます。

画像出典:Amazon

探せばほかにも段ボールハウスや爪とぎがたくさんありますので、チェックしてみてください。

DIYで飼い主さんのクリエイティビティを発揮してもOK

段ボールは簡単に加工できる便利な素材です。だから、段ボール箱をそのまま使用するのではなく、自分で工夫して猫グッズを作る飼い主さんも少なくありません。大きさの違う箱に穴をあけて重ねるとお手製のキャットタワーになりますし、段ボール紙を5㎝幅にカットしてお菓子の箱などに縦に詰めていけば、爪とぎを作ることもできます。

中には材料が段ボールとは思えないようなデコレーションで、オリジナルの作品を仕上げる器用な飼い主さんもいらっしゃるようですので、腕に覚えのある方はトライしてみては?ただし、猫が使うものですので、尖った金具や臭いの強い接着剤は使用しないように気をつけてください。

猫は大好きだけど、飼い主さんにとってはどうなの?

段ボールのメリット

段ボールのメリットは何と言ってもリーズナブルなこと。通販でモノを買う人であれば、段ボール箱は捨てるほど届きますし、家になければスーパーで無料で入手することもできます。汚されたり、破れたりしても気軽に交換できるのは、段ボールのメリットでしょう。燃えるごみとして捨てることができるのも手軽で助かります。

また、軽くて持ち運びがラクなのも段ボールならでは。夏は涼しい場所、冬は暖かい場所など段ボールベッドなら置き場所を変えるのも簡単です。

段ボールのデメリット

段ボールで爪をとがれると細かい紙屑がたくさんでます。猫が気にいれば気に入るほど、ゴミが大量に出るわけで、飼い主さんとしては毎日掃除に追われる羽目に・・・。

また、家にある普通の段ボール箱を使う場合、今ひとつ、おしゃれにならないのも段ボールのデメリットかもしれません。スタイリッシュな部屋に住んでいると、いくら猫のためとはいえ、段ボールを部屋の隅に置きたくない気持ち、ありますよね。

 

猫が段ボールを齧っていたら要注意!

飲み込んでしまうと開腹手術の必要も!

段ボールを気に入っているだけなら問題ありませんが、中には段ボールを噛みちぎる猫もいます。噛みちぎるだけならまだしも、それを食べたり飲み込んだりしているようだと問題です。

ほんのわずかならウンチとともに排泄したり、吐き出したりすることができるので健康を害することはありませんが、大量に食べてしまったり、毎日毎日続けて食べてしまったりしたら、紙が腸に詰まって腸閉塞になることもあります。こうなると、開腹手術で詰まった段ボールを取り出さなければならず、深刻な状況になりますので、注意が必要です。

段ボールを噛んでいたら、どうする?

猫が段ボールを噛む理由はいろいろあるようですが、ストレスによるものがもっとも多いと言われています。猫が段ボールを噛んでいたら、まず猫のストレスを解消することを考えてあげましょう。家の中に遊び道具を用意したり、遊んであげたりすれば、猫のストレスもかなり解消するはずです。

それでもまだ、段ボールを齧るようなら、齧られないように工夫してみましょう。段ボールベッドには布を巻きつけるなどして、直接猫に触れないようにするのも一案。大きめの古いTシャツを箱にかぶせてあげると簡単に段ボール箱にカバーすることができます。

また、猫は段ボールの端を齧ることが多いので、爪とぎの場合は四方を堅い木などで囲ってしまうのがベスト。こうすれば齧られることなく安心して使用することができます。せっかくのお気に入りグッズで猫が病気や事故にあわないよう工夫してみてください。

段ボールを上手に使って猫に楽しいマイスペースを!

段ボールは猫の飼い主さんにとって、とても便利な素材です。安くて軽くて、加工もしやすく、汚れたら簡単に交換できる・・・せっかくなら、段ボールを上手に活用して、猫に安心で楽しいマイスペースを作ってあげたいですよね。DIY感覚でいろいろ作っていくと意外に飼い主さんの方がはまってしまったりしますよ。