2017年9月28日更新

オイルで耳をキレイに!飼い猫にしてあげたい正しい耳掃除の仕方とは?

古川諭香



キャットケアスペシャリスト

キャットケアスペシャリストの資格を活かし、さまざまな猫メディアにて猫情報を分かりやすく配信中。自身も猫サイトを立ち上げ、愛猫と楽しく暮らしていくための秘訣や猫に関する知識などを分かりやすく解説。猫と一緒に暮らせる猫仕様の家も建設し、人と猫が快適に生活していくための方法も伝授している。

 

普段のお世話として、飼い猫にブラッシングをしてあげている飼い主さんは多いかと思います。

しかし、それに対して、耳のケアまで気を配っている方は意外に少ないのではないでしょうか。

聴覚が鋭い猫にとって耳は大切なパーツだからこそ、ケアをするのが怖いと思ってしま飼い主さんも、きっといますよね。

そこで今回は、正しい耳掃除の仕方を詳しくご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

普段のお世話として耳掃除は必要なの?


猫はきれい好きな動物なので、基本的には耳の中も綺麗な状態を保てていることが多いでしょう。

しかし、猫種によっては個性的な特徴を持っているからこそ、耳垢が溜まりやすい子もいます。

例えば、人気猫種としても有名なスコティッシュホールドの折れ耳の子は、通気性が悪いため、雑菌が繁殖しやすいものです。

そのため、飼い主さんが定期的にチェックしてあげないと、耳の病気にかかってしまうこともあります。

そして、耳が外側にカールをしているアメリカンカールも、こまめに耳のお手入れを行った方がよい猫種だといえるでしょう。

アメリカンカールは耳が反っているため、他の猫種よりも耳の軟骨が硬く、中ヒダが入り組んでいるのが特徴です。

スコティッシュホールドと同じで、耳の通気性が悪い猫種なので、2日に1回は耳掃除をしてあげるとよいでしょう

また、雑種など一般的な猫の場合も耳垢が溜まると、においを放ったり、炎症を起こしたりしてしまうことがあります。

こうした症状は進行すると、中耳炎や外耳炎といった耳の病気を引き起こす原因にもなるので、普段から耳を綺麗な状態で保てるように心がけていきましょう。

ティッシュや人間用の綿棒で耳掃除をするのはNG!


飼い猫に耳掃除をしてあげたいと思っている方の中には、人間用の綿棒やティッシュを使えばよいのでは?と考えている人もいるかと思います。

しかし、ティッシュや綿棒を使って耳掃除を行うと、耳の皮膚を傷つけてしまう可能性があるのでNGです。

特に、自己判断で耳の奥を綿棒で綺麗にしようとするのは、避けるようにしましょう。

猫の耳はL字型に曲がっているため、傷つけずに掃除をするのがとても難しいのです。

また、耳掃除は頻繁に行ってしまうと、かえって飼い猫の耳を傷つけてしまいます。

そのため、週に1回程度のお掃除を目安にしてみましょう。

ただし、スコティッシュホールドやアメリカンカールのように、耳の通気性が悪い猫種の場合は、様子を見ながら耳掃除の頻度を増やしていってみてくださいね。

 

正しい耳掃除の仕方を紹介!

ガーゼ×洗浄液で優しく

耳掃除を行うときは、ガーゼ、市販の耳掃除用の洗浄液を用意しましょう。

ガーゼの肌触りが気になるという方は、お肌のスキンケア時に使うコットンを使うのもおすすめです。

必要な道具を準備したら、ガーゼを洗浄液で濡らします。

そして、奥から外に向かって優しく耳を拭きましょう。

洗浄液が手元にない場合は、ぬるま湯をガーゼで濡らすだけでもOKです。

ウェットティッシュを活用させよう

初めて猫の耳掃除を行うときは、洗浄液を耳の中に入れ込むのが怖いと思ってしまうこともあるでしょう。

そんなときは、ペット用のウェットティッシュで耳を拭いてあげるだけでも効果が得られます。

やり方は簡単で、指にウェットティッシュを巻きつけるようにして、猫の耳を指で挟みながら優しく拭いていきましょう。

指だと上手に拭くことができないという方は、綿棒にウェットティッシュを巻きつけて掃除を行うのもありです。

ペット用のウェットティッシュは人間用とは違って、ノンアルコールなので、猫に刺激を与えにくくなっています。

オイルで飼い猫の耳を清潔に!

耳掃除のときは洗浄液やウェットティッシュを使うことが多いものです。

しかし、こうしたアイテムを使用した後は、猫が耳を舐めても大丈夫なのかと心配になってしまうこともあるでしょう。

そうした方は、オイルを活用しながら耳掃除を行うのもおすすめです。

その際は、オリーブオイルを使用してみましょう。

オイルを使えば、万が一、飼い猫が舐めてしまっても体に害が出ません。

使い方は簡単で、オイルをガーゼやコットンに染みこませ、洗浄液で掃除するときと同じように、猫の耳を優しく拭くだけです。

その際は、ガーゼやコットンがベタベタにならないほどが適量ですよ。

耳に異常が見られるときは早めに動物病院へ


飼い猫の耳に異常が現れると、耳掃除でなんとか自然治癒させてあげたいと思う方も多いかもしれません。

しかし、異常が見られるときに耳掃除を行ってしまうと、かえって症状を悪化させてしまう場合があります。

そもそも健康的な猫は、耳垢が気にならない場合がほとんどです。

猫の耳には自浄作用が備わっているため、人間のように耳垢が溜まってしまうことは少ないといえるでしょう。

だからこそ、耳垢が頻繁に見られたり、耳が赤かったりしたときはなんらかの病気にかかっている可能性もあります。

そして、耳の病気は自然治癒させることがなかなか難しいものが多いため、病院でお薬を処方してもらわなければならないことも少なくありません。

ですから、飼い猫の耳に異変を感じたときは、自己判断で治療しようとせず、早めに動物病院で診断してもらうようにしましょうね。

定期的な耳掃除で飼い猫の健康を維持しよう


猫のお世話というと、ブラッシングや歯磨きなどが重視されることが多いですよね。

しかし、猫は聴力が優れている動物だからこそ、耳への配慮もきちんと行ってあげることが大切です。

猫を飼って月日が浅い方にとって耳掃除は、ドキドキするお世話になるかもしれません。

そんなときこそ、今回ご紹介した方法を思い出して、正しい耳掃除で飼い猫の健康を維持していきましょうね。

 
 

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