2017年10月21日更新

飼い猫のかわいさを最大限に引き出す!かわいい猫写真を撮影するコツとは?

古川諭香



キャットケアスペシャリスト

キャットケアスペシャリストの資格を活かし、さまざまな猫メディアにて猫情報を分かりやすく配信中。自身も猫サイトを立ち上げ、愛猫と楽しく暮らしていくための秘訣や猫に関する知識などを分かりやすく解説。猫と一緒に暮らせる猫仕様の家も建設し、人と猫が快適に生活していくための方法も伝授している。

 

近年はインスタグラムやtwitterで、自身の飼い猫を見てもらえる機会も増えてきました。

そんな時代だからこそ、「写真越しからも飼い猫のかわいさをもっと伝えたい!」と感じている方もいるのではないでしょうか。

特に、黒猫やサビ猫は写真写りが悪くなってしまうため、悩んでいる飼い主さんも多いものですよね。

そこで今回は、猫をかわいく撮るためのポイントやテクニックをいくつか解説していきますので、ぜひご家庭で実践してみてくださいね。

 

かわいい猫写真を撮るために大切な下準備とは?

1.部屋を綺麗に片づける

かわいい猫写真を撮るためには、まずお部屋をきれいに片づけることも大切です。

物が乱雑に散らばっていると、せっかくの猫写真も台無しになってしまいます。

目を通して見るときよりも写真越しだと、物の散らかり具合が目立ってしまうため、猫がよい表情やポーズをしてくれても、猫を引き立てることができなくなることも多いのです。

だからこそ、素敵な猫写真を撮りたいと思うのであれば、シンプルですっきりとしたお部屋を目指していきましょう。

2.部屋のインテリアに凝ってみる

カメラテクニックに自信がないという方は、お部屋のインテリアに凝って、雰囲気ある写真を撮影してみましょう。

ルームコーディネートは一見難しそうに思えますが、インスタやインテリアアプリを参考にすれば、初心者さんでも写真映えするお部屋を作ることができます。

また、最近では人間と猫が快適に共存できる家づくりが話題になってきているため、猫目線に立ちながらインテリアにこだわってみるのもよいでしょう。

例えば、DIYで作ったキャットウォークを取り付けるだけでも、お部屋の雰囲気がガラっと変わります。

過ごす部屋の印象が変われば、写真映えもよくなるので、素敵な猫写真も撮影しやすくなります。

3.スマホ派は無音カメラをインストールしておくのもあり

少々怖がりな性格の子は、撮影時にスマホカメラのシャッター音に驚いてしまうことがあります。

繊細な一面を持った子にとって、スマホカメラのシャッター音はストレスのもとになってしまうこともあるので、注意しましょう。

怖がっているのにも関わらず、無理に撮影を進めてはかわいい猫写真を撮ることはできません。

撮影を無理強いしてしまうと、飼い猫を写真嫌いにしてしまう可能性もあります。

また、警戒心が強い子の場合はコミカルな音を出して猫の気を惹くカメラアプリも避けるようにしましょう。

中でも、シャッター音の代わりに猫の鳴き声がするようなカメラアプリは、飼い猫の恐怖心を強めてしまう可能性があります。

だからこそ、飼い猫が怖がりだと場合は、あらかじめ無音のカメラをスマホにダウンロードしておきましょう。

無音カメラなら、シャッター音に猫が反応することもないため、より自然体な写真が撮影できるようにもなります。

さらに無音カメラは、野良猫を撮影したいときに役立てることもできるでしょう。

アクティブな環境でかわいい猫写真を撮影したいと思っている方は、ぜひ使いやすい無音カメラを探してみてくださいね。

4.普段からカメラに慣れさせておこう

猫は警戒子が強い動物なので、初めて見るものを必要以上に避けてしまうこともあります。

そのため、いきなりカメラで撮影をしようとしても、逃げられてしまう場合もあるでしょう。

そんなときは、写真を撮る前に飼い猫をカメラに慣れさせることが大切なのです。

普段から猫の近くにカメラを置いておけば、猫のペースでカメラに慣れさせることができます。

さらに、普段からカメラ慣れさせておけば、撮影時に猫が興味津々で近づいてきて、写真が撮れない…という悩みも解消できるでしょう。

5.ブラッシングなどで猫自身を綺麗に

お部屋やカメラなどの下準備を終えた後は、撮影前に猫自身を綺麗にしてあげることも忘れないようにしましょう。

かわいい写真を撮りたいときに一番大切なのは、モデルとなる猫の魅力をいかに引き立てるかということです。

猫の表情や自然な姿をより美しく見せるには、ブラッシングで被毛の流れを整えてあげましょう。

その際は、同時に耳や鼻などをチェックし、健康管理に気を配る習慣をつけるのもおすすめです。

かわいい猫写真を撮るために気を付けること

1.猫の自然な仕草を撮影しよう

かわいい猫写真を撮りたいと思うと、コスプレなどをさせたくなったり、人の手でコミカルなポーズを作りあげたくなったりしてしまうものですよね。

しかし、猫が持っているかわいさを引き立てた写真を撮りたいのであれば、ありのままの自然な姿を撮影するようにしましょう。

自然体なポーズや表情を撮影すれば、猫にストレスを与える心配もないので、味のある写真も撮れやすくなります。

2.フラッシュ機能は絶対に使わない

猫を撮影するときは、フラッシュ機能を絶対に使わないようにしましょう。

猫の網膜には「タペタム」という反射板のようなものがあるので、強い光を吸収すると、網膜に異常が出る危険性があり、最悪の場合は失明してしまう可能性もあるのです。

また、人工的な光よりも自然の光を使った方が綺麗な写真が撮影できます。

特に、朝や夕方は日の光が黄色っぽくて柔らかく見えるため、穏やかな雰囲気の写真を撮影したいときに向いています。

逆に昼間は、日の光が白っぽく見えるため、活発な写真を撮りたいときに最適です。

そして、逆光は写真でNGとされることが多いものですが、猫を映す場合は、逆光も味に変わることがあります。

例えば、猫の背中に日が当たるような形で逆光を活かせば、被毛のふわふわ感を引き立てた写真が出来上がるのです。

3.撮影場所は窓際がおすすめ

写真を撮影するときは、場所にもこだわってみましょう。

素敵な猫写真を撮りたいときにおすすめなのは、窓際での撮影です。

窓際なら太陽の光を感じやすいため、明るくはっきりと猫の姿を捉えることができます。

その際は、猫の横側から光を当てて、より立体的な写真を撮影してみましょう。

また、完全室内飼いの猫は窓際の景色から刺激を得ることも多いため、興奮している姿や、驚いている表情などをリアルに映すことができるようにもなります。

4.撮影時は猫の目線に合わせよう

かわいい猫写真を撮るためには、猫の目線に合わせながら撮影を行いましょう。
実際に、有名な動物写真家の岩合さんも猫を写真に納めるときは三脚などを使わず、ほふく前進で撮影を行われるそうです。

人間の目線から猫を撮影すると、どうしてもキツイ印象になってしまったり、同じアングルの写真ばかりになってしまうことも多いでしょう。

だからこそ、猫の目線まで体勢を落として、距離感の近い猫写真を撮影してみてください。

スマホで撮影したい方は、インカメラを使ってドアップ写真を撮るのもおすすめです。

5.おもちゃで猫の気を引こう

動きのある猫写真を撮りたいときは、おもちゃで猫の気を惹いてみましょう。

例えば、上目使いの写真を撮りたいのであれば、カメラとは反対の手におもちゃを持ってみるのがおすすめです。

おもちゃを使った撮影法はありのままの無邪気な姿を写せるため、かわいい写真も撮れやすくなります。

 

カメラ派におすすめな撮影テク

1.マクロ機能を活用しよう

一眼レフやデジカメ派は、カメラ機能を駆使しながら、かわいい猫写真を撮影するのもよいでしょう。
中でもおすすめなのが、カメラについている「マクロ」機能です。

マクロを使えば、通常よりも距離感の近い写真が撮れます。

例えば、マクロは画面いっぱいに猫の顔を撮りたいと思った時などに便利な機能なので、ぜひ積極的に活用してみましょう。

2.壁などを使って手ブレを防止

素敵な写真を撮るには、撮影技術をあげることも大切です。

中でも、手ブレが原因で写真が残念な仕上がりになってしまった経験がある方は、手ブレを解消できるテクニックを身に付けましょう。

手ブレの悩みは、撮影時に壁などに寄りかかって、自分自身をしっかりと固定させることで解消できます。

さらに、カメラ派の方は撮影感度(ISO感度)が付いているかを確認してみてください。

もしついているのであれば、撮影感度をできるだけ大きく設定するのがおすすめです。

こうすれば、動き回る猫もブレずに写せるので、子猫を撮りたいときなどはぜひチェックしてみてください。

ただし、カメラによっては撮影感度を大きく設定するほど、写真にノイズが出てしまうこともあるので、あらかじめテスト撮影を行うことも大切です。

また、シャッタースピードを速めに設定しておくのも、やんちゃな猫をかわいく撮影するためにはおすすめのテクニックです。

飛び上るほどじゃれているアクティブな猫に対しては、シャッタースピードを1/500~1/1000くらいに設定してみましょう。

3.望遠レンズは必須

飼い猫ではなく、お外の猫をかわいく写したいと思っている一眼レンズ派は、必ず望遠レンズを購入しておきましょう。

望遠レンズがあれば、遠くからリアルな野良猫の姿を撮影できるので、警戒心を与えてしまう心配もありません。

なお、使用する望遠レンズは、単焦点の中望遠レンズがおすすめです。

中望遠レンズなら、親近感が現れすぎないため、ほどよい距離感を味わえる写真が撮影できます。

4.小型のカメラをチョイスしよう

まず形から入る方の中には、よい写真を撮るために奮発して、大きなカメラを購入しようと考えている人もいるかもしれません。

しかし、大きすぎるカメラは猫に警戒心を与えてしまうので写真撮影に不向きだといわれています。

最近では、一眼レフでも小型のものが多く発売されているため、機能を見比べながら選んでいきましょう。

また、プロの写真家さんの中には猫に威圧感を与えないよう、ミラーレスを使って撮影されている方もいるので、ぜひこちらも併せてチェックしてみてくださいね。

携帯カメラでかわいい猫写真を撮るには?

1.snowで被毛を綺麗に映そう

猫によっては、毛色の美しさや模様が上手く写真に現れないこともありますよね。

こうしたとき、スマホ派の方はsnowで撮影すれば、被毛の美しさをきちんと映すことができるのです。

一般的なカメラよりも明るさがプラスされるので、snowを使えばダークカラーの被毛を持つ子も美しく写真に納められます。

2.ひとつのパーツに絞って撮影するのもあり

猫を撮影するときは、つい顔ばかりを映してしまいがちですが、顔以外のパーツに絞って撮影を行うのもよいでしょう。

例えば、手なら猫らしい丸みのあるシルエットがかわいらしく見えますし、尻尾なら猫の感情がダイレクトに写真を通して伝わってきます。

かわいらしくパーツを撮るには、猫の目線に合わせながら近い距離で撮影することも大切なので、ぜひ日ごろから飼い猫との信頼関係を育んでいってみましょう。

3.連写機能なら面白写真も撮れる!

コミカルな猫写真は、twitterやインスタグラムで話題になることもあります。

しかし、決定的瞬間をリアルタイムで撮影するのは、なかなか難しいものですよね。

だからこそ、こうした写真を撮影したいときは連写機能を活用してみましょう。

飼い猫のなにげない行動や、遊んでいるときの光景を連写してみれば、思いもよらないようなかわいい猫写真が写せることもあります。

さらに、シャッターチャンスをいつも逃してしまうという方は、動画を撮影してみましょう。

撮影した動画は、後でスクショを行えば、写真化させることができます。

4.自撮り風写真もおすすめ

ユニークでかわいい猫写真を撮影するにはテーマを定めてみるのもありです。

例えば、ローアングルで猫を写した、自撮り風写真ならコミカルでかわいい猫の姿を捉えることができます。

普段とは違ったアングルで写された写真は新鮮味もあるため、新たなかわいさを発見できるかもしれません。

自撮り風写真は猫が猫パンチをしてきた瞬間を狙って撮影するのもよいですし、専用のカメラアプリを使うのもおすすめです。

【難易度MAX】黒猫やサビ猫をかわいく撮影したい!

目をしっかりと写す

黒猫やサビ猫をかわいく撮影するには、目をしっかりと写しましょう。

全体がぼんやりとしてしまいがちな黒猫やサビ猫は、目を写さないと写真にメリハリが出ず、かわいさが伝わりにくくなってしまいます。

また、目をしっかりと撮影すれば表情も捉えやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

白い背景の場所を選ぼう

黒猫やサビ猫といった、ダークなカラーの被毛を持つ子は撮影時の背景にもこだわりを持ちましょう。

写真映えをさせたいのであれば、真逆なカラーである白い背景の場所で撮影を行うのがおすすめです。

そのためには、お部屋のインテリアの色味を検討していくことも大切で、クッションやソファーなどを白っぽくしてみるのもひとつの方法です。

また、お部屋の蛍光灯も黄色がかったものより、白いものを選べば、光の反射で被毛を明るく写すことができます。

カメラ派もiphone派も満足できる1枚を!


マイペースに動きまわる猫をかわいく撮影するためにはテクニックだけでなく、猫の気持を尊重していくことが大切です。

人間目線ではなく、猫目線を意識した写真を撮ることができれば、脱量産系なかわいい写真が撮れます。

スマホが普及しているイマドキは誰でも簡単に写真撮影を楽しむことができるからこそ、ぜひ自慢の飼い猫を、とびっきりかわいく撮影してみてくださいね。

 
 

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