2017年10月25日更新

猫好き必読!【色&模様】から分かる猫の性格

ペット生活

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編集部

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動物の中には色や柄が一タイプしかない種類も少なくありませんが、猫は違います。

家猫の祖先であるリビアヤマネコは茶と黒が混じったキジトラに近い柄のみでしたが、突然変異が起きたり、人に飼われるようになって繁殖が繰り返されたことにより、さまざまな柄や色が登場するようになりました。

今回は豊富な猫の被毛の色についてフィーチャー。毛の色による性格の傾向などにも触れていきます。猫についていろいろ知りたい人、必読です!

 

猫の色柄の種類って何パターンあるの?

細かく分類すると猫の柄の種類は全部で20種類以上あります。

配色で大きく分けるとソリッドと呼ばれる1色タイプ、2色タイプ、3色タイプに分けることができ、さらに色の構成や模様の入り方で細かく分類することができます。

また、猫の毛の基本色は黒系、茶系と白の3色。この基本カラーが濃くなったり薄くなったり、縞になったりして、さまざまな個性的な柄になるのです。

ちなみに猫の毛の色はメラニン色素で決まっていて、黒い毛はメラニン色素が多く、白い毛はメラニン色素がほとんどないために生まれる色。

これは黒人や白人など人間の肌や髪の毛と同じ仕組みです。メラニン色素は毛の色だけでなく、目、肉球、鼻などの色とも密接に関係しています。

ソリッド(1色)の猫

黒猫

黒猫の特徴とは?

全身が黒い毛で覆われた猫。目の色はヘーゼルやグリーンやゴールド、肉球は多くが黒や褐色です。雑種の黒猫のほかに、純血種のボンベイ、メインクーン、マンチカン、アメリカンショートヘアなど、多くの猫種にも黒猫が存在しています。

黒猫の性格の傾向

気が強そうに見える黒猫ですが、実は控えめで物静かなタイプ。

人懐こく、甘えん坊の猫が多いと言われています。他の色柄の猫に比べると警戒心も少なく、好奇心も旺盛ですが、メスはオスに比べて若干、警戒心があるようです。

こんな地域に多い?

日本における黒猫は歴史が古く、平安時代にすでに日本にいた歴史の古い猫。

猫天皇の異名のある宇多天皇が可愛がったのも黒猫でした。江戸時代に福猫だとされて大切にされてきたため、日本猫やそこから派生した日本の雑種には多くの黒猫がいます。

これに対し、ヨーロッパでは13世紀以降にカトリック教会が黒猫を悪魔の使いだとみなしてから数を減らしました。

現在では欧米にも多くの黒猫がいますが、保護施設などでは黒猫が残りがちなのだそうです。

黒猫雑学

黒猫の中でも漆黒の毛並が美しいことで知られるのがボンベイです。

ボンベイはアメリカン原産の猫でインドのボンベイに棲む黒ヒョウをイメージして作られた猫。ゴールドの目以外はすべて黒で濡れたような光沢のある被毛が特徴です。

筋肉質で長い尻尾を持ち、すらりとしたボンベイは黒猫の王様と言って良いかもしれません。

白猫

白猫の特徴とは?

黒猫とは反対に体の被毛のすべてが白い猫。

メラニン色素が少ない猫ですので目の色も多くが緑や青系ですが、中にはオッドアイと言って左右の目の色が違う(青とゴールドなど)猫もいます。鼻や肉球はほぼピンク系で生まれてきます。

白猫の性格の傾向

白猫は全般的に神経質な傾向があり、繊細な性格です。飼い主さんには慣れますが、知らない人には警戒心を露わにすることもありますし、過剰なスキンシップを嫌がる猫も少なくありません。

これは白い猫が自然界では目立ちやすく攻撃を受けやすいことが原因と言われています。自然界で目立つ以上、悠長に構えていたのでは生き残れないということなのでしょう。

ただし、チンチラやペルシャなどもともとおっとりした猫種の白猫は白であってもおっとりした性格を踏襲しています。

こんな地域に多い?

白猫はここで紹介したキジトラや茶トラなどよりは少ない色の猫ですが、雑種にも純血種にも白猫が存在していてアジアから欧米にかけて広く生息しています。

白猫雑学

同じ白猫でも、白色遺伝的により白い被毛で生まれるタイプと、突然変異で生まれるメラニン色素をもたないアルビノという猫がいます。

アルビノは先天的に色素がないため、被毛だけでなく全身に色がないのが特徴。特にアルビノ種の猫は瞳孔の奥の血管が透けて見えるため赤い色の目をしています。

アルビノの白猫は一般的な白猫よりも日光に弱く、紫外線の影響を受けやすい弱点があります。目が赤いアルビノ種の猫を飼っている場合はより注意深くケアする必要があります。

グレー猫

グレー猫の特徴とは?

猫のグレーのカラーは正式にはブルーと呼ばれますが、グレーのみの猫は、ほとんどがロシアンブルーやシャルトリュー、ブリティッシュショートヘア、コラットなど純血種で日本猫や雑種では数が限られています。

グレーのカラーは猫の種類によって多少の違いがあります。ここでは、3大ブルーキャットと呼ばれる猫の毛の色を比較してみました。

ロシアンブルー 毛先にシルバーのティッキングがあるグレーでエメラルドグリーンの瞳が特徴
シャトルリュー 明るいグレーのふわふわの被毛と暖色系の瞳が特徴
コラット シングルコートの光沢あるブルーが特徴で瞳はグリーン系もしくはオレンジ系

グレー猫の性格の傾向

単色グレーの猫は品種が限られていますので、性格の違いは品種によるものとも言えますが、どちらかと言うと物静かで繊細な性格が多いようです。

黒と白の中間色なのは性格にも反映されていて、黒猫よりは穏やかで白猫ほど神経質ではないのが特徴。中にはプライドが高く飼い主さんなど一部の人にしか懐かない猫もいるようです。

こんな地域に多い?

もともと雑種の単色グレーは少ないですが、ロシアンブルーはロシア産、シャルトリューはフランス産、コラットはタイ産の猫。どちらかと言うと欧米に多い猫と言って良いかもしれません。

グレー猫雑学

グレーの猫は特殊な純血種を除くと数が少なく、雑種でグレーが生まれる確率は低いと言われています。

猫の色を決める染色体には色を薄くするダイリュート遺伝子(dd)という染色体があり、黒い毛を作る染色体と合わさるとグレーの被毛が生まれると言われています。

ddの染色体は欧米の猫独特の染色体で日本猫にはない染色体でしたが、最近では欧米から輸入された猫の子孫が増えて、黒い部分がグレーになった猫を見かけるようになりました。

 

2色の猫(縞柄も含む)

次に二色タイプの猫を見ていきましょう。二色の猫にはどんな柄や色がいるのでしょうか?

茶トラ猫

茶トラ猫の特徴とは?

「茶」という名前がついていますが、茶色というより明るいオレンジ系の色で日本でもポピュラーな色柄の猫。

茶色一色ではなく、濃いオンレジと薄いオレンジの縞模様が全身になっています。肉球や鼻はほとんどがピンク色です。

茶トラ猫の性格の傾向

茶トラは人懐こく、甘えん坊です。家に他人が遊びに来ても怖がることなく周りをうろうろしたりするのも茶トラの特徴です。

他の猫やペットとも仲良く共生できることが多いですし、飼いやすい猫と言えるでしょう。食欲旺盛なのも特徴で飼い主さんがコントロールを怠ると大きく成長してしまう可能性もあります。

こんな地域に多い?

茶色の縞模様を持つ猫は世界各国、多くの猫種に存在しています。

純血種でもメインクーン、ペルシャ猫、アメリカンボブテイル、マンチカン、アビシニアンなどあらゆる猫種に茶色の縞模様が存在しています。

ただし、欧米の純血種のブラウンタビーは縞模様が大きくコーヒーにミルクを垂らしたかのようなマーブル模様のクラシックタビーが多いようです。細かい縞模様の茶トラはアジア独特の猫だと言われています。

茶トラ雑学

三毛猫は遺伝的にオス猫がほとんど生まれないことで知られていますが、茶トラは毛を茶(オレンジ)にする遺伝子がX染色体にしかないことが関係して、メスが生まれる確率の低い種類として知られています。

茶トラのメスが生まれる確率は全体の20%ほどなのです。トラ猫が甘えん坊だったり、食欲旺盛で大きくなりがちだったりするのはオス猫が多いことに関係していると言えるでしょう。

キジトラ猫

キジトラ猫の特徴とは?

茶色と黒の縞模様で、その名の通り鳥のキジのような色をしています。

背骨に沿ってスピンラインと呼ばれる黒いラインがあり、そこから両側に向かって縞模様が流れているのが特徴。アジアを経由して、日本にいち早く渡ってきた猫でもあります。鼻は茶色、肉球はピンク色や黒です。

キジトラ猫の性格の傾向

キジトラは猫の中でも最も野性味が強いタイプ。

自然児に近いため警戒心も強く、なかなか打ち解けない傾向があり、挑発すると本気で怒って攻撃してくる猫も。

ただし、一旦、心を許すと甘えてくるのもキジトラの性格で、限られた人と濃密な関係を築くところに一層可愛さを感じる飼い主さんは少なくないでしょう。

ある意味、もっとも猫らしい猫と言えるかもしれません。

こんな地域に多い?

キジトラはすべての猫の元祖ですので、世界に数多く生息しています。

ただし、エリアによって若干模様が異なるようで細い縞模様のキジトラは、日本をはじめとするアジアエリアにより数多くが生息しています。

キジトラ雑学

中近東、アフリカ、ヨーロッパなど世界各国の遺跡で発見された猫のDNAを調査した結果、世界のイエネコはすべて西アジアのリビアヤマネコから派生していることが分かっています。

キジトラはリビアヤマネコにもっとも近い猫種だと言われていて、そのため野性味も強いと考えられています。

サバトラ猫

サバトラ猫の特徴とは?

グレーの毛に黒い縞模様の被毛が魚のサバに似ていることからサバトラと言われています。

配色はアメリカンショートヘアによく似ていますが、日本のサバトラは縞模様であるのに対し、アメリカンショートヘアは渦巻のマーブル柄になっているのが特徴です。

サバトラ猫の性格の傾向

サバトラ猫もキジトラ同様、野性味の強い猫。警戒心が強く、短気な反面、慣れた人にはべったりと甘えてくる猫もいます。

このあたりは子猫の時の環境や飼い主さんとの関係性が影響するところも大きいでしょう。

こんな地域に多い?

日本でもっとも多い猫の柄はサバトラだと言われています。サバトラはのちに登場するサバ白とともに日本に多い猫と言えるでしょう。

黒白猫

黒白猫の特徴とは?

ホルスタイン牛のように黒と白がくっきり分かれた二色の猫。

黒、白、どちらの面積が多いかによって若干性格も異なると言われています。猫の毛が白くなるのはお腹部分からだと言われていて、黒白猫もお腹や顔の下の部分に白が入ることが多いようです。

黒白猫の性格の傾向

比較的、協調性が高く、多頭飼いの環境でもうまく溶け込むことができます。

黒の部分が多い猫はどちらかと言うと甘えん坊でアクティブ、白い部分が多い猫はおとなしい中に気の強さを秘めるタイプが多いようです。

こんな地域に多い?

黒白猫も世界に数多く生息しています。日本でも清少納言が枕草子の中で黒白猫の歌を詠んでいますので、かなり昔から日本にいたことがわかります。

黒白猫雑学

世界で初めて宇宙に行ったのも実は黒白猫。

1963年にフランスのロケットに乗せられて宇宙に飛び立ったのはフェリセットという黒白の猫でした。テリトリーを重視する猫に宇宙・・・さぞかし迷惑な話だったと思いますが、フェリセットは無事に帰還したそうです。

グレートラ猫

グレートラ猫の特徴とは?

サバトラよりも薄いグレーの縞模様をもつ猫でブルータビーとも呼ばれます。

グレートラ猫の性格の傾向

警戒心が強い傾向があり、神経質な性格の猫も少なくありません。どちらかというと飼い主さんにそんなに依存せず、静かに過ごす猫が多いようです。

こんな地域に多い?

グレーの被毛をつくるダイリュート遺伝子はもともと欧米の猫にしかない遺伝子でした。そのため、グレートラは欧米の方が多いと考えられています。しかしながら最近では、日本でも少しずつグレートラの猫が見られるようになってきています。

サビ猫

サビ猫の特徴とは?

サビ猫は黒と赤茶色のまだら模様になっているのがサビ猫。

亀の甲羅に色が似ていることから「トーティシェル」「べっこう猫」などとも言われています。

茶色の多いサビ猫は赤サビ、黒の多いサビ猫は黒サビと呼ばれることもあります。

サビ猫の性格の傾向

黒と赤茶が入り混じった色なので強そうに見えますが、実は意外に穏やかな性格であることが多いようです。

自己主張が少ないので他の猫とも協調できるのもサビ猫の特徴です。

ペルシャ、ターキッシュアンゴラ、ブリティッシュショートヘア、バーミーズなどの純血種にもサビ猫がいます。

こんな地域に多い?

サビ猫は欧米種、アジア系の猫、日本猫に幅広く生まれています。特に地域性はないようです。

サビ猫雑学

三毛猫同様にオス猫が生まれにくいのがサビ猫です。三毛猫ほどではないにしてもオスが生まれる確率は非常に低いと言われています。

ムギワラ猫

ムギワラ猫の特徴とは?

ムギワラ猫はキジトラ、茶トラ、サバトラが合わさった柄で、茶色と黒の被毛がミックスした猫。

同じ色の組み合わせにはサビ猫やべっ甲猫がいますが、ムギワラ猫派茶色と黒が細かくぼんやりした縞模様になっているのが特徴です。

ムギワラ猫の性格の傾向

ムギワラ猫も遺伝子の関係で生まれるのは圧倒的にメス。

性格的にはメスの性格を反映して比較的警戒心が強く、臆病な傾向があります。

ムギワラ猫雑学

ムギワラ猫は猫に詳しい人でも知らない人が多く、キジトラやサバトラだと勘違いされている場合も少なくありません。

茶色と黒の組み合わせですが、色を薄くするダイリュート遺伝子の影響でベージュとグレーのムギワラもいます。

ポインテッド

ポインテッド猫の特徴とは?

ポインテッドは体の一部分にポイントと呼ばれる色の濃い被毛が表れる猫。

耳、鼻の周り、足先、尻尾などにポイントが出ます。猫種としてはシャム猫やヒマラヤン、トンキニーズが知られています。

ポインテッド猫の性格の傾向

飼い主さんに甘えるのが好きな猫が多く、アクティブです。

こんな地域に多い?

シャムはタイ原産でヒマラヤンはアメリカやイギリスと原産としています。純血種のポインテッドはやはり欧米に多いようです。

ポインテッド雑学

体の末端に濃い色が出るポインテッドですが、子猫の頃ははっきりと色が出ないのが特徴。

ポイントをもつ猫には「サイアミーズ遺伝子」がありますが、成長するに従い、「サイアミーズ遺伝子」の影響により、体温の低い末端部分に色が出てくるのだそう。

寒いエリアの方がポイントの色が濃くなるとも言われています。

3色カラーの猫

それでは次に3色の猫の色と柄を見ていきましょう。

三毛猫

猫の特徴とは?

白、茶色、黒の三色がくっきり分かれているのが三毛猫です。ご存じのようにオスが生まれる確率が非常に低いことで知られています。

黒部分や、茶色(オレンジ色)部分の色が濃いのが日本の三毛の元祖でしたが、最近では、色の濃い三毛猫は減ってきています。

三毛猫の性格の傾向

三毛猫はほとんどがメスですので、性格はメス猫の性格を強く反映して、わがままな性格。

気分によってゴロゴロ甘えてきたり、いきなり怒って攻撃してきたりなど掴みきれない性格の猫が多いのも三毛猫の特徴です。

こんな地域に多い?

日本では珍しくない三毛猫ですが、海外では非常に珍しく、日本猫をベースに繁殖したジャパニーズボブテイルを「ミケ」という別称で呼ぶこともあります。

三毛猫雑学

三毛猫のオスが生まれる確率は3万分の1だと言われ、それゆえオスの三毛猫が生まれると高額で取引されますが、実はオスの三毛猫の多くは繁殖能力がありません。

つまり、自らの子孫を残すことができないのです。

ただ、ごくたまに繁殖能力のあるオスが生まれることがあり、最近では「ねこタクシー」で有名になった「みーすけ」には繁殖能力がある三毛猫として知られています。

三毛猫の中でもさらに珍しい三毛猫だと言えるでしょう。

シマ三毛

シマ三毛猫の特徴とは?

白、茶色、黒の三色であるのは三毛猫と同じですが、黒い部分と茶色い部分が縞模様になっている三毛猫です。

こちらも三毛猫同様ほとんどがメス猫です。

シマ三毛猫の性格の傾向

性格はほぼ三毛猫に近いと言ってよいでしょう。

大人しく見えても気に食わないことがあると飼い主さんに対しても怒りをぶつける二面性があります。母性本能が強いとも言われています。

こんな地域に多い?

シマ三毛は三毛猫から派生した猫ですので、こちらも日本に多い三毛猫と言えます。

キジ三毛

猫の特徴とは?

被毛の3色が濃い茶色、茶色、白で構成されている三毛猫。

キジ三毛猫の性格の傾向

猫の中でも少し難しい性格。誰にでも慣れるタイプではなく、飼い主さんにもべったりする性格ではありません。

こんな地域に多い?

三毛猫の一種ですのでやはり日本に多い猫です。

パステル三毛

猫の特徴とは?

パステル三毛は英語では「ダイリュートキャリコ」と呼ばれ、薄められた三毛という意味があります。

茶色、黒の色が普通の三毛に比べて色が薄く、ベージュ、グレー、白の三色なのが特徴です。

パステル三毛猫の性格の傾向

色が薄いため大人しそうに見えますが、性格はしっかり三毛猫です。人見知りせず、甘えて来たと思えば、プイッとどこかに行ってしまうことも。気分屋でツンデレなところがあります。

こんな地域に多い?

三毛猫自体、日本などアジア圏に多い猫ですのでパステル三毛もアジアに多い猫です。

パステル三毛雑学

もともと日本にいた三毛猫ははっきりした濃い色の黒、茶色に白が加わった三色でした。

ところが海外の猫にしかないダイリュート遺伝子(dd)が欧米種の猫とともに日本に入ってきたことで「dd」遺伝子の影響を受けて色が薄まる猫が登場するようになりました。

これは比較的最近の傾向で、日本と欧米の猫の交流の結果と言えるでしょう。

茶トラ白猫

茶トラ白の特徴とは?

茶トラ白は、茶(オレンジ色)の縞模様と白い部分が分かれている猫。

白い部分が多い猫と茶色い部分が多い猫がいて、同じ茶トラ白でも印象がかなり異なります。

茶トラ白猫の性格の傾向

茶トラの甘えん坊の性格を残しつつも、白猫の臆病なところももつため、猫によっては飼い主さんとの距離感が微妙なケースも。

離れたところでひとりポツンとしているかと思えば、知らない人にも甘えるといった二面性をもっています。

こんな地域に多い?

茶トラ白も茶トラ同様に日本に多い猫種です。欧米によくいる茶と白の縞模様の猫はアメリカンショートヘアのようにマーブル模様のクラシックタビータイプで日本の茶トラや茶トラ白とは見た目が違います。

キジ白猫

キジ白猫の特徴とは?

キジ白とはキジトラに白い部分が入った柄の猫のこと。

英語ではブラウンタビー&ホワイトと呼ばれます。キジ部分が多い場合はキジ白、白い部分が多い場合は下記に登場してくるキジ白トビになります。

白くなるのは顔の周りや胸、お腹、足先になることがほとんどです。

キジ白猫の性格の傾向

キジトラに近い性格で比較的警戒心が強く、野性的な性格を残している猫が多いようです。頭が良いのもキジ白の特徴です。

こんな地域に多い?

キジ白も雑種ではキジ猫や、サバ白と同じように日本に多く生息している猫です。

キジ白トビ

キジ白トビの特徴とは?

キジトラ部分と白い部分がくっきり分かれた柄の猫。キジ白に比べて白い部分が多く、キジ柄が島のように体に点在しているのが特徴です。

キジ白トビ猫の性格の傾向

キジトラの猫は気が強く、白猫は臆病で警戒心が強いのが特徴ですが、その両方の性質を併せ持つキジ白トビは面白いことにどっしり構えたオープンな性格になる傾向があるようです。

こんな地域に多い?

キジ白トビの猫もキジ猫や、サバ白と同じように日本猫を先祖に日本に多く生息している猫です。

サバ白猫

サバ白猫の特徴とは?

グレーと黒の縞模様のサバ柄と白い被毛の部分がくっきりと分かれて入っているのがサバ白です。

サバ柄部分の方が多い猫をサバ白、少ない猫をサバ白トビと呼んで区別しています。

猫の性格の傾向

性格はサバトラと似ていて、比較的警戒心が強い猫だと言えます。野性味が強い方で知らない人にはあまり懐かない傾向がありますが、飼い主さんには警戒心を解いてしっかり甘えてきます。

こんな地域に多い?

サバトラの猫は日本で最も多く飼われている猫ですが、そのサバトラと同様にサバ白も日本に数多く生息しています。

サバ白トビ

猫の特徴とは?

サバ柄と白い部分の二色であることはサバ白と同じですが、こちらは白い被毛部分が多い猫です。サバ部分が島のように体に点在しています。

サバ白トビ猫の性格の傾向

警戒心の強いサバネコと臆病な白猫の両方の性格を持つ猫。飼い主さんへの依存度もそんなに高くなく、マイペースな傾向があります。

こんな地域に多い?

サバ白に比べると数は少なくなりますが、どちらかと言うと生息数は欧米よりも日本の方が多い猫です。

猫の性格の傾向を色や柄で見る面白さ。あなたの猫はセオリー通り?

いかがでしたでしょうか?あなたの家にいる猫はご紹介したセオリー通りの性格でしたか?

猫の性格は遺伝的な要素だけでなく、子猫の時にどんな環境だったか、また、飼い主さんとどんな関係を築いてきたかによっても左右されます。

ですから、「うちの猫は黒猫なのに気が強い」とか「三毛猫なのに穏やか」などご紹介した性格と違う猫もいるかもしれませんね。

ただ、猫の色柄と性格の傾向を知っておけば、少なくてもファーストアプローチの際には役に立つのではないでしょうか。猫と仲良くなるための知恵として役立ててくださいね。