2017年10月31日更新

愛犬、愛猫にも万一の備えを!知って得するペット保険の話 【ペッツベスト保険】

ペット生活

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編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

ペットを飼っている人の半分以上がペットを家族だと思っている昨今、ペットへの待遇も人間並みになってきています。

ペットが病気になれば、高い薬や人間並みの治療を受けさせたいと思う飼い主さんも多いでしょう。しかしながら、ペットの医療費は人間並みというわけにはいきません。ペットの医療は人間で言う自由診療と同じ。

掛かった費用を100%自己負担しなければならないのです。そんな中でいま、注目されているのがペット保険です。

もしもの時の費用負担を少しでも減らすことができるなら、経済的にも精神的にも大きな助けになりますよね。

そこで、今回はペット保険の中からペッツベスト保険を取り上げ、そのサービス内容を調べてみました。

保険を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

ペッツベスト少額短期保険ってどんな会社?

ベッツベストの保険はもともとアメリカに端を発しています。

ペット大国のアメリカでも昔は経済的な負担の重さからペットを安楽死させるケースが少なくありませんでした。

アメリカで獣医師として複数の病院を経営していたジャック・スティーブンス氏は、その状況を変えるべく1981年にアメリカで初のペット保険会社を設立しました。

もちろん、日本にはペット保険の「ペ」の字もなかったころのことです。

その後、2005年にスティーブンス氏はより良いペット保険を提供するために米国ペッツベストインシュランス社を設立しました。

このペット保険に1980年代から注目していたのがペッツベスト少額保険株式会社を設立した社長の野永氏でした。

自身もペットを飼い、ペット保険の可能性を信じた野永氏は、スティーブンス氏と数年にわたり交渉を続け、2006年にペッツベストインシュランス株式会社を日本に設立。

その後、2009年にペッツベスト少額短期保険会社を設立して、スティーブンス氏の理念に基づいたペット保険を日本で取り扱うようになったのです。

少額短期保険とは?

少額短期保険とは生命保険、損害保険に加えて日本で2006年から新たにスタートした保険。

通常の医療保険や損害保険に比べて保険料が安く設定された手軽な保険で、ミニ保険とも呼ばれています。

少額短期保険では保険期間も限定されていて、医療保険や生命保険の場合で1年、損害保険の場合は2年以内、継続する場合は都度、更新が必要となります。

掛け捨てに限定されているのも特徴と言えるでしょう。

現在、少額短期保険には医療保険、葬儀保険、レスキュー保険、地震保険、ペット保険などさまざまな分野の商品があります。

人間の医療保険でも入院に特化した保険や女性の疾患に特化した保険など、保険対象を限定したシンプルな保険が多く、既に加入している保険に足りない分を補てんします。

また、普通の保険ではカバーされない特殊な分野をカバーする保険として最近、注目されています。

ペット保険もペットに特化した保険としてスタート。少額短期保険の中でも加入者数を増やしつつあり、成長分野のひとつとなっています。

普通の保険会社が金融庁長官による免許制で初めて設立できるのに対し、少額短期保険会社は財務局への登録制でビジネスを始めることができます。

また、資本金も最低1000万円があれば設立できるため、ここ数年、参入する企業が増えてきています。

お手軽で入りやすい保険ではありますが、気をつけたいのは、大手の損害保険会社と違って損害保険契約者機構の対象外である点。

万が一、会社が破たんした場合には、ご契約が保障されず、保険契約が途中で終了してしまうリスクもあることは覚えておきましょう。

 

ベッツベスト保険にはどんなプランがあるの?

多くのペット保険は、保険金の支払割合の異なる保険を何種類か設けて加入者のニーズに対応していますが、ペッツベストの場合、支払い割合は80%補償のみ。

その中で補償の厚さや保険対象の違う3つのプランを用意しています。

ファーストプラン ベーシックプラン アクシデントプラン
お支払限度額 100万円 50万円 50万円万円
保証対象 入院、通院、手術 入院、通院、手術 怪我による入院、通院、手術
1回あたりの限度額 50万円 25万円 25万円
支払い回数 制限なし 制限なし 制限なし

ファーストプラン

ファーストプランはペットの病気や怪我に対して幅広く、しかも厚い補償を受けたいという人向けの保険です。

入院、通院、手術のすべてが補償対象で、年間に受け取れる保険上の上限は100万円、1回の病気や怪我の支払上限も50万円までです。自由度も高く、比較的余裕があると言えるでしょう

ベーシックプラン

ベーシックプランも入院、通院、手術のすべてを80%割合で補償してくれる保険ですが、ファーストプランとの違いは保険金の上限です。

ファーストプランが年間100万円までなのに対し、ベーシックプランの支払上限は50万円、1回の病気や怪我での支払上限は25万までになります。

アクシデントプラン

アクシデントプランは怪我の補償に特化した保険プラン。

補償割合は80%と他のプランと同様で、年間の支払限度額は50万円、一度の怪我に対して支払われる保険料の上限は25万円です。

ペッツベスト保険にはどんなメリットがあるの?

ペッツベスト保険は楽天の保険のペット保険ランキングで4年連続1位になった実績をもつ保険。人気の高さがうかがえますが、一体どんなところが評価されているのでしょうか。

1日当たりの支払限度額や支払回数制限がない

ペッツベスト保険にはひとつの病気に対する支払い限度額が設定されていますが、1日当たりの支払限度額や請求の回数制限がありません。

つまり、高額になりがちな手術や長い日数入院しなければならないなどの病気・怪我の際には非常に使い勝手の良い保険と言えるでしょう。

補償割合80%なのに保険料が比較的安い

ペッツベスト保険は補償割合80%にも関わらず、比較的保険料が安いのが特徴。

場合によっては他社の70%補償の保険金と同等か安い場合もあります。

16歳まで保険に加入できる

ペッツベスト保険は生後満50日~16歳11か月まで新規加入が可能です。

もちろん、悪性腫瘍や腎不全、糖尿病などの病歴がないことが加入の条件にはなりますが、新規加入の上限が7~8歳となっている保険も多い中で、16歳まで加入できるのは特異です。

ペッツベスト保険の大きなメリットと言えるでしょう。

年齢による値上がりがゆるやか

ペッツベスト保険は毎年保険料が値上がりしますが、値上がり率は緩やかです。高齢になっても比較的リーズナブルな保険料が続く点は嬉しいポイントです。

先天的な疾患、遺伝的疾患でも補償がある(ファーストプラン、ベーシックプラン)

ペット保険の多くは先天的な病気、遺伝的な病気を補償の対象外に設定しています。

しかしながら、ペッツベストの場合、ひとつの病気に対してファーストプランなら2万円まで、ベーシックプランなら1万円までを上限に保険を支払ってくれます。

先天的な病気や遺伝疾患は長く治療する必要があり、治療費も膨らむ可能性がありますので、1万円~2万円の保険金は雀の涙かもしれません。

それでも、保険金が出るのはペッツベスト保険の良いところではないでしょうか。

診療時間外の診察も補償の対象になる

動物病院が休みの日や夜中でもペットの病気や怪我はお構いなく襲ってきます。

最近では大抵の病院が時間外診療に対応してくれますが、時間外診療の治療費は思いのほか高額です。

ペッツベストなら休診日や夜間に診察を受けた場合の追加料金も補償の対象となりますので、安心です。

ペッツベスト保険に加入する際の注意点

保険料が安い割に補償内容が良いと評価されているベッツベスト保険ですが、使い勝手が悪い面もないわけではありません。

加入の際に覚えておきたい点をチェックしてみました。

医療費の支払いに免責がある

ペッツベストは比較的安い保険料で厚い補償が受けられる設計ですが、その代り免責があります。

免責の金額はファーストプランで7500円、ベーシックプランで2万円、アクシデントプランで7500円となっており、医療費から免責金額を差し引いた医療費が保険金の対象となります。

(差し引いた医療費の80%が保険金として支払われます。)

ただし、免責があるのはひとつの病気や怪我に対して最初の一度だけですので、二回目以降は免責が適応されることはありません。

同じ病気での補償限度額は次年になってもリセットされない(ファーストプラン、ベーシックプランの場合)

ペッツベスト保険ではひとつの疾患に関しての上限が定められていますが、この上限は年が変わって保険を更新しても額が更新されるわけではありません。

つまり、ひとつの病気で保険金の支払い上限(ファーストプランで50万円、ベーシックプランで25万円)を超えてしまうと、翌年に保険を更新しても保険金の支払いを受けることができません。

この点を知らずに後でがっかりする飼い主さんが多いそうですので、あらかじめ理解しておくようにしましょう。

個人賠償責任保険の特約がない

犬が他人に危害を加えてしまった場合や猫が外で他人の所有物を壊してしまった場合、賠償金を支払わなければならない場合もあります。

ペット保険にはそんなケースに備えて個人賠償責任保険を特約として用意している会社もありますが、ペッツベスト保険にはこの特約がありません。

個人賠償責任保険に加入したければほかのペット保険か、自身の加入している自動車保険や火災保険の特約を探して加入する必要があります。

窓口で保険の清算ができない

大手保険会社のペット保険の場合、窓口で保険金の清算ができ、差額のみの支払いですむ場合もありますが、ペッツベストの場合は窓口清算ができません。

窓口では一旦、全額を負担し、後から保険会社に請求する必要があります。多くのペット保険がこの方法ですが、手間がかかる点はデメリットと言えるでしょう。

歯槽膿漏時の歯石除去が保険の対象になっていない

高齢のペットになると歯石が溜まることによる歯槽膿漏は悩まし疾患のひとつです。

しかしながら、ペッツベスト保険では、歯槽膿漏の治療のための歯石取りも保険の対象にはなりません。

ペットの歯石取りは麻酔を使うことも多く、事前の検査なども必要なため治療費が高額になりがちですが、保険の対象にはならないことは知っておいた方が良いでしょう。

ペッツベスト保険はどんな人に向いている?

ペッツベスト保険は、補償割合80%の割に保険料が安く、1日の支払限度額や回数が設定されていないなど、メリットも大きい保険。

医療費が高額になった時に備えたいという飼い主さんにはぴったりの保険と言えるでしょう。

ただし、免責が設定されていますので、ちょっとした治療の場合は保険の支払を受けられないことは認識しておいた方が良いでしょう。

どんな保険にも注意すべき点はあります。

保険に入って「失敗した!」と後悔しないためにも、加入前に細かくチェックすることが大切。

できれば資料を取り寄せて隅から隅まで読んでみることをおススメします。