2017年11月5日更新

飼い主さん必見! 迷ったら読みたいペット保険解説【イーペット保険】

ペット生活

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編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

大切なペットが病気になったり怪我をしたりしたとき、多くの飼い主さんはできる限りの治療を受けさせ、もとの元気な姿を見たいと思うはずですが、そこで負担になるのが医療費でしょう。

ペットには人間のような健康保険がありませんので、医療費は全額、飼い主さんが負担する必要があります。人間なら3割負担で受けられる検査や治療、薬の代金を100%支払わなければならないのです。

高額な治療費のためにペットに治療を受けさせるのを諦めるケースがあるのも事実なのです。そんな状況をサポートしてくれるのがペット保険。

高額になりがちな手術をカバーしてくれたり、長引く通院の費用を補償してくれるなどさまざまなタイプの保険があります。今回は数多くのペット保険の中から【イーペット保険】について調べてみました。

保険を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

イーペット少額短期保険株式会社ってどんな会社?

イーペット少額短期保険は2013年8月に準備会社イーペット株式会社としてスタートし、2014年に現在の社名、イーペット少額短期保険株式会社に社名変更。

同年からペット保険の取り扱いを始めた比較的新しい保険会社です。本社は福岡にあります。

まだ、歴史の浅い会社ではありますが、グループ会社の高松産業はガス、電気などのエネルギー事業や建築、不動産など幅広い分野の事業を手掛ける企業ですので経営母体はしっかりしているようです。

保険の支払余力を示すソルベンシーマージンも3,656%(2016年3月時点)ですので安定していると言って良いでしょう。

少額短期保険ってどんな保険?

保険会社にはもともと生命保険会社と損害保険会社があり、いずれも設立には金融庁長官による免許が必要で、資本金も最低10億円必要であるなど、厳しい規制が設けられています。

そんな中、共済という形式で無許可の保険が登場し、契約者とのトラブルも起こるようになりました。

そこで、生命保険会社や損害保険会社以外の枠組みを設け、無許可保険を管理するために生まれたのが少額短期保険会社です。

少額短期保険は財務局への登録制で最低資本金が1000万円から設立可能なこともあり、2006年に制度がスタートして以来、多くの少額短期保険会社が登録し、さまざまな保険を提供しています。

少額短期保険は少額短期保険会社が提供する保険で、保険期間が1年以内(損害保険の場合は2年まで)の短期で保険料も低額に設定されているためミニ保険とも呼ばれています。

専門分野に特化した保険や大手の保険にはないユニークな保険も多いため、最近では加入者も増加しています。

ペット保険の多くもこの少額短期保険で、少額短期保険の中では加入者数を増やしつつある分野のひとつとなっています。

 

イーペット保険にはどんなプランがあるの?

イーペット保険には補償割合の異なるプランが2タイプあります。

e-ペット 70 e-ペット 50
補償割合 70% 50%
お支払限度額 60万円 60 万円
補償対象 通院、入院、手術 通院、入院、手術
1日あたりの限度額 制限なし 制限なし
支払い回数 制限なし 制限なし
免責 なし なし
加入可能年齢 生後45日~10歳11か月まで 生後45日~10歳11か月まで

e-ペット 70

医療費に対する補償割合が70%の保険です。保険金の年間支払限度額は60万円で通院、入院、手術に対する保険請求が可能です。

e-ペット 50

e-ペット70と同様に通院、入院、手術に幅広く対応する保険です。年間の支払限度額もe-ペット70と同じ60万円ですが、補償割合は掛かった医療費の50%です。

イーペットの保険にはどんなメリットがあるの?

イーペット保険は後発の保険だけに、他社の保険会社にはないユニークなサービスがあり、注目を集めています。具体的にイーペット保険の良いところをチェックしてみましょう。

保険金の支払いにおいて1日あたりの上限や請求日数に上限がない

保険金は年間の支払上限が60万円と決まっているものの、1日あたりの支払い上限や年間に請求できる日数(手術の場合は回数)、手術1回あたりの限度額などの設定がありません。

つまり、60万円の範囲内なら、通院だけで使い果たしても、手術だけで使い果たしてもOKなのです。

ペットの病気や怪我はいつどんな状況で起こるのか予期できません。イーペット保険のように自由度が高い保険であれば、さまざまな状況に対応してくれるので安心です。

保険金の支払いに免責がない

免責とは保険金が払われない条件のことですが、保険によっては医療費に免責が設定されている場合があります。

例えば、2万円の免責が設定されていると、2万円以下の治療費については補償の対象にならないのです。

イーペット保険には免責がありませんので、医療費の安い治療に関しても保険金を受け取ることができます。

初回のケガを100%補償してくれる

イーペット保険でもっともユニークなのが、このサービスでしょう。

保険に加入した後、初回のケガについては、70%補償のプランであっても、50%補償のプランであっても、100%の割合で保険金を受け取ることができます。

しかも、この100%割合は怪我が完治するまで続きますので入院が長引いた場合や、手術に高額な費用が掛かる場合でも安心。

さらにこのサービスは年度がかわり保険を更新する度に新たに更新されます。

もちろん、支払いは年間の支払限度額の60万円の範囲内に限定されていますが、骨折など費用のかさみがちがケガの場合に嬉しいサービスと言えるでしょう。

一旦、契約したら終身継続OK。特定疾病不担保もありません

イーペット保険に加入するには健康な状態でなければなりませんが、一旦、加入したら終身継続が可能です。

また、加入後に罹った疾患であれば慢性病であっても特定疾病不担保、特定部位不担保の対象にはなりません。

慢性病に対して翌年から補償の対象外とするペット保険が多い中でこれは大きなメリットと言えるでしょう。

保険料割引サービスが充実

イーペット保険には4つの割引があります。

インターネット割引 5%
多頭割引 3%
マイクロチップ割引 3%
無事故継続割引 5%

割引サービスの数においては業界最多レベルと言って良いでしょう。特に無事故継続割引はペット保険では珍しいサービスです。

10歳11ヶ月まで新規加入が可能

イーペット保険は10歳11ヶ月まで新規加入が可能です。8歳ぐらいまでが加入上限と定めているペット保険が多い中で、11歳まで加入できる敷居の低さは嬉しいポイントでしょう。

ただし、ペットが11歳の時点で健康である必要がありますので、その点は留意しておきましょう。

賠償責任保険の特約がある

愛犬が他人に噛みついてしまった、転ばせてケガをしてしまった、または愛猫が外で他人の家の大切なものを壊してしまった・・・

そんなケースでは最悪の賠償責任が生ずることがあります。特に人にケガをさせてしまうと治療代や休業補償にまで話が及ぶこともあるのです。

そんなトラブルをサポートしてくれる保険として最近、賠償責任保険に加入する飼い主さんが増えてきています。

イーペット保険には最高500万円までの賠償金を肩代わりしてくれる保険が特約で用意されています。

イーペット保険に加入する際の注意点

いろいろメリットの多いイーペット保険ですが、注意すべき点もあります。加入前に知っておきたい注意点についてみていきましょう。

病院の窓口で保険金の清算ができない

今のところ、病院の窓口で保険金の清算ができる保険会社の方が限られていますが、イーペット保険も窓口での清算に対応していません。

つまり、飼い主さんは一旦、病院では全額を負担し、後から別途、書類を揃えて請求する必要があるのです。

ペット保険ではスタンダードな方法ではありますが、窓口清算できる保険に比べると手間と時間が掛かります。

保険料が若干高め

イーペット保険の保険料はほかの保険に比べて少し高めです。保険料は毎年値上がりしますし、高齢になってからの保険料は他社に比べても高額といって良いでしょう。

免責もなく、補償内容も厚いので当然かもしれませんが、安い保険料が保険選びの第一条件になっている人には向かないでしょう。

年間の支払限度額が低め

イーペット保険の年間支払限度額はe-ペット70もe-ペット50も60万円。これは保険料の割には低い方なのではないでしょうか。

1日の支払限度額がないなど、メリットも多いイーペット保険ですが、上限が他社のペット保険に比べて低めなことは理解しておきましょう。

先天的な疾患がある場合は加入できない

先天的疾患や遺伝的疾患について取り決めは保険に加入する前に必ず確認しておきたい点のひとつです。

ペット保険の中には先天的疾患や遺伝的疾患があった場合、その疾患を免責にすれば加入が認められる保険も少なくありませんが、イーペット保険の場合は、そもそも加入ができません。

補償が厚い代わりに、加入の際に健康体でなければならないというのがイーペット保険のポリシー。

たとえ10歳近くまで加入が可能であっても、高齢になれば加入が難しくなる可能性があります。

イーペット保険はこんな人に向いている?

ペット保険の中でも補償の厚さがトップレベルのイーペット保険。大手の損害保険会社が提供するペット保険と比較しても遜色ない補償内容だと言えるでしょう。

ただし、保険料はそれなりの金額ですので、「多少、保険料が高くても、補償が厚い方が良い」という人に向いていると言えるでしょう。

いずれにせよ、どんな保険にも一長一短があります。保険料が安く、どんなケースでも補償してくれ、保険金も多い・・・そんな保険はないのです。

ペット保険で後悔しないためには自分が求めているのはどんな補償なのか、加入しようとしている保険のメリットと弱点は何なのかをしっかり把握しておくことが大切なのです。