2017年11月17日更新

【甲斐犬】飼い方や性格、大きさ、体重は?

ペット生活



編集部

犬や猫との暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

甲斐犬の性格や性質、飼育の注意点、大きさや体重、ケア方法、健康に過ごすためのボディチェックについて、ご紹介します。

 

甲斐犬の性格と性質

甲斐犬は天然記念物に指定されている日本犬の中の一つである犬種で、山梨県原産の中型犬です。

日本犬の特徴でもある飼い主の従順さは、甲斐犬の特徴的な性格の一つです。では、他にはどんな性格や性質があるのか、ご紹介します。

甲斐犬の性格

柴犬や秋田犬に比べてやや知名度は下がりますが、甲斐犬の性格を知れば飼い犬の魅力にハマる人も多いことでしょう。

そんな飼い犬の性格には、

  • 賢くて勇敢である
  • 優しい一面がある
  • 飼い主への忠誠心が高い
  • 警戒心が強い
  • 気が強い

などが挙げられます。

甲斐犬は「ワンマンドッグ」の異名を持っています。

このワンマンドッグとは、自分が認めた飼い主に一生涯忠誠を尽くす犬という意味で用いられています。

そのため、飼い主以外の人には滅多に心を開かず、飼い主にだけ優しさや甘えるしぐさを見せるのです。

ただ、家庭犬として飼育されていることが多い現在では、必ずしも飼い主以外に懐かないという訳ではありません。

また、飼い主との信頼関係が築けていれば、飼い主の知り合いや可愛がる動物などに攻撃的になることはありません。

甲斐犬の性質

甲斐犬は、昔から日本人の猟のパートナーとして活躍してきました。

非常に危険察知能力が高く、勇猛果敢にどんな相手にも立ち向かっていくため、番犬としても優れている犬種です。

日本犬である甲斐犬は日本の気候に適しているため、寒さや暑さにも強いと言われています。

また、虎のような模様に似ていることから、「甲斐の虎毛犬」とも呼ばれています。

甲斐犬の飼育の注意点

甲斐犬は無駄吠えすることがほとんどないため、室内での飼育も可能です。

ただ、室内で飼育する際には、いくつか注意するべき点があります。どんなことに注意すれば良いのか、ご紹介したいと思います。

飼育の注意点①室内環境

甲斐犬は日本の気候に慣れている犬種のため、室内でも屋外でも飼育が可能な犬種です。

ただ、いくら暑さや寒さに強いとは言え、異常なまでの気温の高さや低さでは体調を崩してしまいかねません。

室内で飼育する場合は、風通しを良くしたり、エアコンなどを活用して快適な室温や湿度を保つようにしましょう。

また、甲斐犬は非常に強い脚力があるので、2m程度の高さの物はよじ登ることが可能なので、万が一に備えて脱走対策を徹底しておくことをおすすめします。

飼育の注意点②床

甲斐犬を室内で飼育する際に注意する点は、フローリングの床です。

甲斐犬にとってフローリングの床は、滑りやすく転倒する危険があるため、注意が必要です。とは言え、フローリングの床全面にカーペットなどを敷くのも難しいでしょう。

そんな時には、

  • 犬専用の滑り止めワックスを塗る
  • 甲斐犬が通る場所に絨毯やカーペットを敷く
  • ジョイントマットを敷く

などの工夫をすることをおすすめします。また、ジョイントマットは100円ショップで安価に手に入れることができます。

廊下だけでなく、階段などにも敷くことをおすすめします。

飼育の注意点③運動

甲斐犬は元々は猟犬であるため、頑丈な脚力と運動量が多い犬種です。

そのため、日頃から散歩や運動は欠かせません。毎日の散歩は、20~30分の散歩を1日2回行く必要があります。

散歩以外にも、ドッグランなどの広くて安全な場所で自由に走り回らせてあげることが大切です。

甲斐犬は運動不足になるとストレスを溜め、そのストレスを問題行動で発散するようになってしまいます。

そうならないためにも、日頃から十分な運動をさせましょう。

飼育の注意点④しつけ

甲斐犬を飼育する際に重要なのがしつけです。

甲斐犬の性格でもご紹介したように、甲斐犬には飼い主と意外の人や動物に警戒心を強める傾向にあるため、子犬の頃から社会性を身につけさせておく必要があります。

社会性を身につけさせる以外にも、

  • 噛み癖のしつけ
  • 「マテ」や「オスワリ」「フセ」などの基本的なしつけ
  • 知的な遊びを取り入れる
  • トイレトレーニング
  • リーダーウォーク

などが挙げられます。

甲斐犬のしつけには、とにかく飼い主との信頼関係が重要なので、スキンシップなどコミュニケーションを取りながら、社会性を身につけさせるようにしましょう。

 

甲斐犬の体の大きさや体重

甲斐犬の成犬時の体の大きさは、オスの場合は体高が50~56cmで、体重が15~18kg程度になります。

一方、メスの場合は体高が45~51cmで、体重が13~16kg程度になると言われています。

ただ、個体差によっては20kgを超える体重になる場合もあります。そんな甲斐犬の子犬の頃の体の大きさはと言うと、生後3ヶ月頃にはすでに4~6kg程の体重があり、生後半年になると7~11kg程度にまで大きく成長しています。

生後半年が急激な成長の一つの目安となり、生後半年を超えると徐々に成長スピードは緩やかになっていきます。そして、体のそれぞれのパーツも少しずつ成犬へと成長していきます。

甲斐犬のケア方法

甲斐犬を飼育するにあたって、注意するべきことは他にもあります。

例えば、甲斐犬に合ったケア方法です。日頃どんなケアをする必要があるのかを知ることは、甲斐犬を飼育する上でとても重要なことです。そこで、甲斐犬のケア方法について、ご紹介します。

ブラッシングについて

甲斐犬は寒さにも強いアンダーコートとオーバーコートからなるダブルコートの犬種です。

そのため、毎日のブラッシングは欠かせません。とくに、室内で飼育する場合は抜け毛も多いので、1日1~2回はブラッシングを行いましょう。

ブラッシングには、スリッカーブラシやコームを用意して、スリッカーブラシで毛のもつれなどを取ったら、仕上げにコームで梳かしてあげましょう。

爪切りについて

甲斐犬の爪切りについては、注意が必要です。

なぜなら、甲斐犬の爪は黒いので爪の中の血管が見えません。

そのため、少しずつ段階を追って爪を切るようにしましょう。

爪切りを嫌がる場合は、無理に行わずに動物病院やペットサロンでお願いするのも一つの手です。

肛門腺絞りについて

甲斐犬がお尻を床に擦りつけたり肛門を舐めようとするしぐさが見られた場合は、肛門腺絞りをするタイミングだと理解しておきましょう。

犬によって個体差がありますが、肛門腺絞りは月に1回程度行うのがベストです。シャンプーをする時に一緒に肛門腺絞りを行うと、忘れずにできます。

耳掃除について

立ち耳の甲斐犬の耳掃除は、垂れ耳の犬に比べて簡単だと言われています。

立ち耳は風通しが良いため、耳の中が蒸れにくく汚れが溜まりにくいからです。

だからと言って、耳掃除をしなくてよい訳ではありません。甲斐犬の場合、週に1~2回程度は耳掃除をするようにしましょう。

耳掃除には犬用のイヤーローションを使用するのがおすすめです。

歯磨きについて

甲斐犬の日頃のケアとして、歯磨きはとても大切なケアの一つです。歯磨きは毎日1~2回程度行います。

犬は口の中に異物を入れられることを嫌がるため、子犬の頃から歯磨きを楽しいことだとしつけをする必要があります。

歯石が溜まると歯周病の原因にもなりかねないので、犬用の歯ブラシやガーゼで歯を磨いてあげましょう。

健康に過ごすためのボディチェック

甲斐犬は寒さにも暑さにも強くて体も丈夫なため、犬種特有の病気などかかりやすい病気が少ないと言われています。

強いて言えば、アトピー性皮膚炎が挙げられます。そこで、どんなところをチェックすれば良いのか、ご紹介したいと思います。

体全体のチェック

甲斐犬の体全体をチェックする場合、次のことに注意してチェックするようにしましょう。

  • フケが多く出たり体臭が臭くないか?
  • 皮膚が腫れたり痒がっているところはないか?
  • 触ると嫌がるところや痛がるところはないか?

などのように、アトピー性皮膚炎などを考慮した上で、体全体のチェックを行いましょう。

顔周りのチェック

顔回りをチェックする場合は、次のことに注意しましょう。

  • 目は充血したり、目ヤニが多く出ていないか?
  • 鼻は適度な湿り気があるか?
  • 歯石や歯茎、口臭に異常はないか?
  • 耳の中が汚れていたり、異臭はしないか?
  • 炎症を起こして腫れていたりしないか?

などをチェックするようにしましょう。

さいごに

甲斐犬は飼い主に対して忠誠心が強い日本犬で、飼い主以外の人や動物に強い警戒心を持つ一面もあります。

周りに愛される愛犬にするためには、子犬の頃からいろんな人や動物と触れ合う機会を設けるようにして、社会性を身につけさせることが大切です。

また、しつけする際には、飼い主がリーダーシップを取って行い、甲斐犬と深い信頼関係を築くようにしましょう。

 
 

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