2017年11月3日更新

飼い主さん必見!入る前に読みたいアイペット損保のあれこれ【うちの子】【うちの子ライト】

ペット生活

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編集部

ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

 

最近、ペットフードの売り場で幅を利かせているのがシニア向けのペットフード。出たての頃は7歳用、11歳用あたりが上限でしたが、今や18歳向け、20歳向けのペットフードも登場。

ペットが長寿化していることがよく分かります。ペットが長生きするようになった理由のひとつがペット医療の進化でしょう。

ペットが受けられる検査や治療が人間並みに高度化したことは、ペットの長寿に大きく影響しています。

病気があること自体分からなかったり、病気と分かっても諦めたりしていた昔と違い、適切な検査や治療により、救える命が増えたことは飼い主さんにとって嬉しい限りです。

しかしながら、その反面で、悩ましいのが高額になりがちな医療費でしょう。

ペットの医療費は人間と違って100%負担。健康保険がないペットの医療費は人間の場合の3倍近くなってしまうのです。

そこで、検討したいのがペット保険です。今回は業界でも大手のアイペット損保のペット保険についてご紹介しましょう。

 

アイペット損保ってどんな会社?

アイペット損保は2004年5月に設立され、共済としてペット保険を始めた企業。早くからペット保険を手掛けてきたパイオニア的存在です。

ペット保険を扱う企業の多くは少額短期保険会社で、アイペット損保も2008年に少額保険業者として事業をスタートしましたが、その後、規模を拡大して2012年には損害保険業者の免許を取得。

日本で初めて少額短期保険会社から損害保険会社になりました。

現在、日本にはペット保険を扱う損害保険会社が4社ありますが、そのうちの1社です。

アイペットの保険はペットショップでの取扱いが多いため、加入している飼い主さんが多いのも特徴。加入者も年々増えていて2017年3月時点で30万件の契約数があり、ペット保険の中でも大手と言えるでしょう。

犬や猫の殺処分ゼロに向けた活動や保護犬を世話するボランティア研修などを行うなどペットにまつわる社会的な活動も活発に行っています。

少額短期保険って何?

少額短期保険とは、契約期間1年以内(場合によっては2年)、保険料と保険金を抑えたコンパクトな設計が特徴の保険で「ミニ保険」とも呼ばれています。

もともと、日本の保険業法では保険を販売できる企業は生命保険会社と損保保険会社だけでしたが、保険業法が適応されない共済が数多く登場。

中には会社の破たんなどでトラブルも起きるようになったため、2006年4月に保険業法が改定され、無許可だった共済が規制の対象内となったのです。

新たな保険業法のもと、共済の代わりに生まれたのが少額短期保険で、法律で規制されてはいますが、生命保険や損保保険に比べて起業の敷居が低いのが特徴。

保険会社が金融庁長官による免許が必要なのに対し、少額短期保険会社は財務局への登録で会社が設立することができます。

少額短期保険にはペット保険のほかに、医療保険、地震保険、葬儀保険などさまざまなタイプがあり、従来の保険にはなかったユニークな内容の商品が目立ちます。

「月々500円で死亡保険300万円」などとうたった保険は短期少額保険であることが多く、これまで加入していた保険の補完として加入する人も増えてきています。

 

【アイペット損保保険】にはどんなペット保険があるの?

「アイペット損保」には、大きく分けて2つの保険があります。ひとつがペットの病気やケガを手術、入院、通院とトータルで支える「うちの子」。もうひとつが手術とそれに関連する入院のみを補償する「うちの子ライト」です。

うちの子(70%) うちの子(50%) うちの子 ライト 90%プラン
補償割合 70% 50% 90%
お支払限度額 122.4万円 72.8万円 100万円
補償対象 通院、入院、手術 通院、入院、手術 入院、手術
1日あたりの限度額 通院/12,000円、入院/30,000円 通院/12,000円、入院/12,000円 入院/手術と合わせて1回50万円まで
手術の支払限度額 150,000円 100,000円 500,000円
支払い回数 通院/年間22日まで、入院/年間22日まで、手術/年間2回まで 通院/年間22日まで、入院/年間22日まで、手術/年間2回まで 手術/年間2回まで、手術に伴う入院/手術1回につき10日まで

【うちの子】

ペットのケガ、病気を入院、通院、手術とあらゆる方向から補償するプランです。

補償割合70%プランと50%プランがあり、それぞれ、70%プランの場合は通院12,000円/日(年間22日まで)、入院30,000円/日(年間22日まで)、手術150,000円/1回(年間2回まで)を補償。

50%プランの場合は通院12,000円/日(年間22日まで)、入院12,000円/日(年間22日まで)、手術100,000円/1回(年間2回まで)を補償してくれます。

【うちの子ライト】

「うちの子ライト」は手術や入院など高額になりがちな医療のみに特化した保険。補償割合は90%と高く、手術とそれに伴う入院を10日まで補償してくれます。

【アイペットの保険】はどんなところが良いの?

アイペット損保のペット保険「うちの子」「うちの子ライト」は加入者数も多く、ペットショップでも薦められることが多い保険ですが、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか?

ほかの保険と比較して優れているところをピックアップしてみましょう。

病院の窓口で保険金の清算ができる(「うちの子」のみ)

アイペットのペット保険は全国に4073件の動物病院と提携しています。(2017年10月17日現在)これらの病院では窓口で保険金の清算をすることができます。

飼い主さんは実際に掛かった医療費と保険金の差額だけを支払えばOK。

(後払いにはなりますが、もちろん、対応病院以外でも保険の適応にはなります。)

賠償責任保険を特約でつけることができる(「うちの子」のみ)

愛犬が他人にケガをさせてしまった、他人の犬にケガを負わせてしまった、愛猫がモノを壊してしまった・・・などの事故が起きた場合、被害の大きさによっては賠償金が発生することがあります。

特に大型犬の場合、意図しなくても思わぬ事故になることがありますので、賠償責任保険には加入しておいた方が無難です。

「アイペット損保」のペット保険にはペット賠償責任特約が用意されていて、月額130円(年払い1460円)で1事故につき500万円を上限に賠償金を補償してくれます。

保険料の割引制度がある

「うちの子」「うちの子ライト」にはさまざまな保険料割引の仕組みがあります。

多頭割引

同一の契約者が同一の住所で複数のペット保険を申し込んだ場合、多頭割引を受けることができます。

3匹までの契約の場合は2%、4匹以上で契約すると3%の割引が受けられます。

無事故割引

1年の契約期間中に保険金の支払いがまったくなかった場合、次年から保険料が5%割引になります。

健康でいてくれたことに保険でもメリットを感じられる点は嬉しいポイントです。

インターネット契約割引(「うちの子ライト」のみ)

インターネット経由で申し込みすると保険料が10%割引になります。この割引特典は保険を継続する限り毎年、適応されますので、長い目で見ると結構お得です。

終身継続が可能

「うちの子」「うちの子ライト」は12歳11ヶ月まで新規加入が可能です。8歳~9歳が加入上限の保険が多い中でかなり敷居が低いと言えるでしょう。

加入後、一定の条件を満たせば終身、保険を継続することもできます。

契約者サービスが充実している

アイペット損害保険のペット保険には契約者のための優待サービスがあり、その内容も充実しています。

アイペット損害保険と契約しているホテル、トリミングサロン、ドッグカフェ、ペットショップなどで優待割引が受けられる点は特に犬の飼い主さんにはかなり魅力的なのではないでしょうか。

【アイペット】の保険、あらかじめ知っておきたい注意点

「うちの子ライト」の場合は窓口清算ができない

「アイペット損保」のペット保険は窓口清算ができることが知られていますが、実は窓口清算ができるのは「うちの子」だけ。

「うちの子ライト」プランの場合は、後日請求になりますので、窓口では一旦全額を負担する必要があります。

保険金は他社に比べて高め

手術、入院、通院を幅広くカバーする「うちの子」ですが、他社と比較しても保険料は高めです。

値上がり幅も3歳ぐらいから大きくなり始め、7歳あたりからの値上がり幅はかなり急激と言えるでしょう。

保険料が安めの「うちの子ライト」でも年を取ってからの値上がり幅は大きめです。

保険料の安さを保険選びの第一条件にするのであれば、この保険は不向きかもしれません。

13歳以上の保険料は継続時にならないと分からない

アイペット損保のペット保険は12歳11か月までに加入すれば終身継続が可能ですが、13歳以上の保険料が公開されておらず、保険料は継続時に保険会社からのお知らせで初めて把握することができます。

もともと保険料が高いだけに、13歳以降に加入を継続した場合、保険料はかなり値上がりするものと思われます。

シニアになってからも保険を継続する場合は、高い保険料を覚悟した方が良いでしょう。

3万円の免責がある(「うちの子ライト」の場合)

「うちの子ライト」は90%割合で手術や入院を補償してくれますが、3万円の免責があります。医療費が3万円に達しない場合は保険金の支払い対象外となります。

「うちの子ライト」の入院は手術と連続している必要がある

「うちの子ライト」は手術と入院を補償するプランですが、入院はあくまでも手術とひと繋がりである必要があります。

手術が終わって一旦帰宅してしまうと、同じ病気での入院でも保険金支払いの対象とはなりませんので、この点は覚えておいた方が良さそうです。

【アイペット損保】のペット保険はどんな人に向いている?

ペット保険会社としての歴史が長く、ペットショップで薦められることも多いため、「アイペット損保」の保険に入っている飼い主さんはかなり多いようです。

保険料は高めですが契約者サービスなども充実していますので、「アイペット損保」の保険に入るなら、そういったサービスを上手く使うと良いでしょう。

多少、保険料が高くても安心感のある保険会社を選びたいという人には向いています。ただし、どんな保険にも穴があります。

保険の内容をしっかり把握して、「どんな時に保険が適応されるのか」「どんな場合は保険金が支払われないか」をあらかじめ把握しておくことが、間違いない保険選びのコツと言えるでしょう。