2017年11月5日更新

【ペットシッターが解説】シャルトリューとの暮らしで注意すること

ayuka



ペットシッター

子どもの頃から動物が好きで、ペットのことを学べる専門学校へ進学。卒業後、会社員を経て、ペットシッターとして独立。愛玩動物飼養管理士、愛玩動物救命士の資格を取得し、日々たくさんのわんちゃんやネコちゃんのお世話に奮闘中。自宅では、トイプードルと猫1匹とのんびりとした時間を過ごす。

 
 

シャルトリューの性格と性質

性格

シャルトリューはとても穏やかで優しい性格の持ち主です。

もともと絶滅の危機だったシャルトリューは様々な厳しい環境を経て、忍耐強い性格と温厚な性格を兼ね備えた素晴らしい猫になりました。

初めて猫を飼う方にもおすすめのパーフェクトキャットとして紹介さえることも多いものです。

人間と一緒にいることが大好きで、他の猫との関係もうまくやることができる為、お子さんがいる家庭や一人暮らし、どんな家庭でも多頭飼いであっても一緒に暮らすことができます。

また、非常に賢くしつけもしやすい為、飼い方で悩むことも少ないものです。声も小さいので、集合住宅でも飼うことができます。

微笑んでいるように見える口元からフランスの笑う猫と言われるほど、癒される猫でもあります。

また、その賢さから「犬のような猫」とも言われることがあります。飼い主さんに忠実な性格を持っている猫です。

家族に対して、献身的な愛情を持ってくれます。また、遊び好きな猫でもありますので、日ごろか一緒に遊びコミュニケーションをとるようにしましょう。

性質

シャルトリューの起源はいまだに詳細が不明なことも多いものですが、フランス地方の生まれであることは間違いないとされています。

十字軍の時代に持ち込まれた猫、フランスのシャルトリュー派の修道院で飼われていた猫、諸説ありますが、フランス国内のブリーダー達によって繁殖が始まったとされています。

フランスではネズミ捕りをする家庭猫として有名でしたが、一度は第2次世界大戦時には絶滅寸前になります。

しかし、その後懸命な繁殖活動が始まり、1987年にはCFAに公認されています。

シャルトリューは、もともとネズミ捕りをしていた猫ということもあり、運動が好きな猫です。

丸みを帯びていながらも筋肉質な体つきをしています。シャルトリューの平均体重は、オス4.3kg~6.4kg、メス2.8kg~4.0kgとなっており、体重自体は一般的な猫の大きさです。

もともと運動好きな猫ですので、運動と食事のバランスに気を付けるようにしましょう。

シャルトリューはその美しい被毛が特徴的です。光沢をもつブルーの被毛は密度が高く、触り心地がとても柔らかいものです。

さらには水を弾くという性質も持っています。シャルトリュー、コラット、ロシアンブルーを合わせて、「ブルーキャット御三家」と呼ばれています。

飼育の注意点

室内環境

シャルトリューは、非常に分厚いダブルコートで覆われています。

春から夏にかけて換毛期には抜け毛も多くなり、夏仕様の被毛になりますが、暑さには弱いものです。

室内にいても、熱中症になってしまいますので、普段から室温には十分注意しましょう。また、運動が好きなシャルトリューも運動しなくなったり食欲低下を招くなど夏バテをしてしまうこともあります。

猫が休む環境を季節ごとに見直して、猫自身のストレスにならないよう判断する必要があります。

万が一、涼しい場所を探して移動している時は、早めに室温を調整しましょう。

夏は、冷房をつけっぱなしにしておくほうがよいですが、万が一、停電などによってエアコンが消えてしまった時のために、体を冷やせる場所を作っておくと安心です。

もともとハンター精神の強いシャルトリューは遊ぶことも大好きですが、キャットタワーや家具の上などお気に入りの場所があります。

冷房の風が苦手な猫もいますので、風通しのよい場所、冷感マットを敷いたベッドなど体を冷やすことできる場所を作ってあげるとよいでしょう。

一方で、猫は室温が下がり過ぎることも苦手です。特に高齢猫は、部屋の温度を下げ過ぎると低体温になってしまうことがあります。

エアコンをつけずに涼しい風が入る部屋を好むこともありますので、猫の様子を見て臨機応変に決めるとよいでしょう。

さらに、秋から冬にかけては体を暖めて休むことができる環境を整えてあげましょう。

いつも過ごしているベッドやソファーなどにペット用カーペットをつけてあげてもよいでしょう。ただし、低温やけどや事故には十分注意しましょう。

暖房を使って室温管理をすることも大切ですが、部屋の乾燥にも注意し、適度な湿度を保つようにしましょう。

室内の乾燥がひどくなると、感染症にもかかりやすくなってしまいます。室温と共に湿度も管理しましょう。

また、ヒーターなどを使う場合は、やけどをしないように注意しましょう。また、こまめに掃除をして衛生面にも注意したいものです。

普段は穏やかに暮らしているシャルトリューですが、おっとりしている時間と思いっきり走り回る時間の差は激しいものです。

運動不足は肥満の原因にもなってしまいます。もともと遊ぶことが大好きな猫ですので、気分転換の為にも一緒に遊ぶようにしましょう。

がっしりした体型ではありますが、成長段階の子猫の場合は関節の怪我などに注意しなくてはいけません。

可能な限り滑りにくいカーペットやマットを敷き、ペット専用の滑り止めつきマットを敷くなどして関節に負担をかけないようにしましょう。

ただし、爪とぎをしていて糸や綿が出てくるとそれを食べてしまう危険性や、コルクなどの素材が好きで食べてしまう危険性もあります。

万が一、猫が興味を示して食べてしまっていたら、その素材は使わないほうがよいでしょう。

家具の配置

シャルトリューは、運動量が比較的多い猫です。子猫から若い猫はやはり、活発で遊ぶことも大好きです。

キャットタワーを設置する、家具の配置の仕方を工夫するなどして、愛猫が自然と運動できる環境を作るとよいでしょう。

高い場所にベッドなどを置いて、猫がくつろげるスペースを作っておいてもよいでしょう。

シャルトリューは非常に穏やかで子供がいる家庭でも他の猫がいる家庭でも飼うことができます。

しかし、シャルトリュー自身が普段から安心できる専用のスペースを作っておくとよいでしょう。

猫専用のケージを置き、その中にベッドやトイレ、食事場所を作っておくと、普段から猫の生活スペースを確保することに便利です。

もともと、非常に賢くしつけがしやすい猫ですので、一人暮らしの方や普段は忙しい方であってもしつけが成功しやすいでしょう。

ただし、猫の専用スペースは直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所、転倒のおそれのある家具やインテリアのそばに置かないなど、安全面でも十分に注意することが大切です。

猫にとって、大切な爪とぎの設置も必要です。爪とぎがないと床や壁を傷つけてしまったり、ストレスの原因になってしまいます。決められた場所で爪とぎできるようにしましょう。

カーペット、段ボール、木製、縄など、爪とぎの種類も形状も様々です。また、いくつかの爪とぎを合わせて専用の物を作ってあげたり、市販の物であってもいくつか場所を決めておくとよいでしょう。猫の様子を見て、お気に入りを見つけてあげましょう。

 

シャルトリューのケア方法

ブラッシング

シャルトリューの毛のなめらかな触り心地が大好きだという方も多いことでしょう。

シャルトリュー毛はとても細くてなめらかだからこそ、触り心地がとても気持ち良いのです。また、アンダーコートが密集していますので、抱っこした時にもふっと感じる柔らかさがあります。

シャルトリューは換毛期に特に抜け毛が多くなります。シャルトリューは短毛種ですが密度の高い毛なので、普段からブラッシングが大切な猫になります。

また換毛期は特に抜け毛が多くなります。普段からブラッシングはとても大切ですが、この時期は特に丁寧にブラッシングするようにしましょう。

美しい毛並を普段から整えておくことがとても大切です。毎日ブラッシングしていれば、大きなもつれができてしまう心配も少ないと言えます。

抜け毛や死毛をそのままにしておくと、セルフグルーミングで大量の毛を飲み込んでしまって毛球症の原因になったり、皮膚炎の原因になってしまうことも考えられます。

スリッカーなどを嫌がる場合は、ラバーブラシなどを使って抜け毛を取り除いてあげてもよいでしょう。

子猫のうちからスキンシップをかねてブラッシングを習慣化しておくとよいでしょう。

爪切り

シャルトリューはお部屋の中で思いっきり遊ぶことも大好きで、爪とぎも自分で行いますが、定期的に爪切りは必要になります。

そのままにしていると、伸びた爪や剥がれ落ちなかった古い爪が肉球にささってしまい、歩き方に弊害を及ぼします。

もちろん、家具などを傷つけてしまう原因になったり、爪が引っ掛かり思わぬ事故につながってしまうこともありますので、爪切りをしてあげるようにしましょう。

爪を切る場合は、血管と神経を切らないように気をつけます。ペット用の爪きりで切るようにしましょう。

子猫であれば、はさみタイプの爪切りも便利です。もちろん、不安な場合は獣医師やトリマーさんにお願いしてもよいでしょう。

爪切りは、飼い主さんに力が入ると、猫も緊張してしまいます。非常に利口な面を持っているシャルトリューですので、飼い主さんが緊張していると、その様子を察して逃げてしまうこともあります。

また、爪切り自体で痛い思いをすると苦手になってしまいます。無理に爪切りをしようとせずに、まずは爪切り自体に慣らしておくこと、1本だけからスタートをして、嫌がらない程度に徐々に慣らしていくだけでも十分です。

耳掃除

猫の耳は基本的に綺麗ですので、耳掃除はしなくても問題ありません。

耳の汚れが気になるからといって無理に綿棒などで耳掃除をしてしまうと、かえって汚れを押し込んだり、耳の皮膚自体を傷つけてしまう可能性があります。

少し耳の汚れが気になる時に耳の入り口付近を拭いてあげるだけでも十分です。

また、場合によっては専用のクリーナーを使ってふき取ってあげるとすっきりするでしょう。普段から汚れや耳のにおいなどは確認するようにしましょう。

耳をチェックしていて、なんらかの異常を感じた時は、早めに獣医師の診察を受けるようにしましょう。

綿耳垢がたまっている、腫れている、あかみがある、痒がる、痛がるなどなんらかの症状があれば早めに診察を受けましょう。

目の手入れ

シャルトリューの目の美しさに惹かれる方も多いでしょう。その大きな目は健康であれば非常にイキイキとしています。

しかし、目にゴミやほこりが入って炎症を起こしてしまうこともあります。

涙や目やにがよく出ることがありますので、いつもより涙が多い日が続くと感じたら獣医師の診察を受けるようにしましょう。

涙やけ対策のグッズとして、専用シートなども販売されています。定期的にこういった物を上手に活用してこまめに目の周りを拭いてあげることもよいでしょう。

普段は、コットンなどで目の周りや目やにを拭いてあげるようにするだけでも、目の周りを清潔に保つことができます。

日々、目の手入れをしていても、すぐに涙があふれてしまう、涙やけができてしまうなどの症状がある場合、目の病気やアレルギーが関係していることもあります。早めに獣医師に相談しましょう。

歯磨き

スキンシップやコミュニケーションをかねて子猫の頃から少しずつ歯磨きを習慣にしてみるとよいでしょう。

歯磨きは、成長してから突然行うと嫌がってしまうものです。

最初は遊びの一環として口を触ること、歯ブラシに慣れることを、たくさん褒めてあげながら少しずつ口の中のチェックと歯磨きをする習慣を作っていくとよいでしょう。

口臭やすでに歯の汚れが気になる場合、ドライフードの食いつきが悪い場合、口の中や歯の周りに炎症が起きていることも考えられます。

歯垢がたまると、歯石になり、歯周病はどんどん進行してしまいます。歯石除去をする場合、全身麻酔をかけて行うため、猫にとっても負担になります。毎日の歯磨きのケアで、少しでも口の健康を守ってあげましょう。

歯磨きに慣れていない場合は、歯磨きシートやガーゼなどを指に巻いて汚れを拭き取ってあげてもよいでしょう。

最近では、ジェルタイプや飲み水に垂らしてオーラルケアを行うものまで様々な種類があります。歯ブラシで歯磨きを行うことができるようになるまでは、歯ブラシを歯にあてる、歯ブラシを噛ませるなど、歯ブラシ自体に慣らしていくことも大切です。

無理に行うのではなく、少しずつ慣らしてから、歯磨きの習慣を作りましょう。

子猫期の注意点

シャルトリューは子猫のうちから体型を気にしておくようにしましょう。

運動が好きな面がありますが、普段は非常におっとりとしており肥満になりやすい傾向があります。

ボディチェックするようにしましょう。

また、子猫のうちは筋肉も関節も未発達の状態です。

シャルトリューは自分だけのパーソナルスペースも好みますが、ソファやキャットタワーなどからジャンプして思わぬ怪我に繋がってしまう危険性もあります。

成長段階である骨格や筋肉を傷めないように注意しましょう。

子猫を新しい環境に迎え入れて慣れるまでは、静かで安心して休める環境を用意してあげましょう。

成長期のシャルトリューの子猫には、栄養管理が大切です。

子猫用のフードを与え、成長に必要な栄養分をしっかり摂取できるようにしましょう。

子猫用フードは、成長過程により、与える回数が変わります。運動が大好きですが、食べることも大好きです。

必要なカロリーに注意して、回数をさらに分けることも必要です。普段から食事と栄養管理には注意し、気になる点があれば、早めに獣医師に相談しましょう。

シャルトリューの子猫は遊びも大好きですが、運動、睡眠のバランスを大切にしてあげましょう。

遊んでいる時に呼吸の仕方や関節の動きなどになんらかの異変を感じたら早めに獣医師に相談しましょう。

人間が大好きですが、マイペースに過ごすことも上手なシャルトリューです。子猫のうちにかまいすぎて依存体質の猫にならないように注意しましょう。

安心して休むことができる専用のベッドやスペースを作ってあげることも大切です。

シニア期の注意点

シャルトリューは、消化吸収の能力が落ちてきたり、食事にムラがでるなど、様々な変化が現れます。

食事制限をしてストレスを与えることはよくありませんが、低カロリーのもの、シニア専用フードに切り替えるなどして、カロリーコントロールをするようにしましょう。

食事のペースが落ちてきている場合は、1回あたりの量を少なくてして回数を多くするなど、猫に負担がかからず、かつ必要な栄養分は補えるようにしましょう。

急激に食欲が落ちている、体重が減ってきているといった症状がある場合は、なんらかの病気にかかっている可能性もありますので、獣医師に相談するようにしましょう。

もともと甘えることが好きで人と一緒に暮らすことが大好きなシャルトリューですが、高齢になると、さらに甘えるようになる猫もいます。

猫とのコミュニケーションやスキンシップを大切にしましょう。

被毛が密集しているのでブラッシングは日々必要となりますが、時にも体を優しくなでてあげながらボディチェックをするなど、猫の体をチェックしましょう。

汚れが気になる場合、蒸しタオルで体を拭く程度にするなど、体力を奪わないように注意しましょう。

普段から穏やかな性格のシャルトリューですが、生活の上でもゆっくり寝ている時間も多くなります。

心臓病や、筋肉や骨の老化、関節の傷みなど、様々な健康状の問題が出てくる時期でもあります。

多頭飼いで他の猫がいる場合や小さな子供がいる場合、ゆっくり休める場所も確保してあげるようにしましょう。

腎臓、泌尿器系の病気にもなりやすい為、トイレの数を増やしたり、いつも休んでいる場所の近くにトイレを作るなどの配慮をしながら排泄のチェックをするようにしましょう。

シニア期のシャルトリューは自分が安心できる場所でゆっくり過ごすことが多くなりますので、ケージやベッドなどはいつも清潔にするよう心がけましょう。

もともと密集した被毛をもっている為被毛や皮膚の炎症が起きていないかチェックすることも大切です。

また、高齢になると、体温調節をする能力も低下し、体調を崩しやすくなります。室温管理、ベッド周りの温度管理に気を付けてゆっくり休める場所を確保してあげましょう。

季節ごとの注意点

シャルトリューにとって春先はとても過ごしやすい季節ですが、気温の変化に注意しなくてはいけません。

特に朝晩の気温の変化によって体調も崩しがちです。特に子猫や高齢猫の場合、激しい気温の変化に体力を奪われてしまうことがあります。

お部屋の中や猫がいつも休んでいるスペースなど、快適に過ごせる室温にするようにしましょう。

お部屋の中の環境にも注意しましょう。お部屋の掃除をして、ノミダニの繁殖に注意するようにしましょう。

シャルトリューの被毛は非常に分厚い為、ノミダニも繁殖しやすくなっています。

日々のブラッシングや手入れをしているのに体を痒がっているなど、ノミの糞を見つけたなど、なんらかの異常があった場合にはすぐに対処するようにしましょう。

もちろん、日ごろから予防薬を使うことも大切です。

普段抜け毛が少ないシャルトリューも、春から夏にかけては抜け毛が多くなる季節です。

ブラッシングをこまめに行い、定期的なシャンプーもしっかり行いましょう。

抜け毛をそのままにしておくと、皮膚炎の原因や抜け毛を大量に飲み込んで毛球症になってしまうこともありますので、注意が必要です。

被毛が非常に密集しているシャルトリューはブラッシングを怠ると毛並みが悪くなるどころか皮膚に影響を及ぼしてしまいます。

ブラッシングとコーミングをこまめに行うようにしましょう。

シャルトリューは夏の暑さには非常に弱いものです。短毛ではありますが、被毛が密集している為熱を逃しにくいのです。

気温が高い日はお部屋の中であっても熱中症に注意しなくてはいけません。お部屋の中を快適な温度に設定するようにしましょう。

猫の中には、冷房の風を嫌って暑い部屋に行ってしまう猫もいます。冷房の風が直接当たってしまうと、体調を崩す原因にもなってしまいます。

風通しをよくして、快適に過ごせるようにしましょう。

エアコンを使う場合もお部屋の中を冷やし過ぎず、人間が快適に過ごすことができる温度、25~28℃前後が適温ですので、エアコンを上手に活用して、快適な室温を保つようにしましょう。

子猫、高齢猫の場合は、それでもいつもよりだるそう、食欲がないなどの夏バテ症状が出た場合は、早めに温度設定を行いましょう。

シャルトリューが普段から過ごすパーソナルスペース、ケージやベッドなどの置き場にも注意するようにしましょう。

特に高齢猫がその場所で長時間寝ていると、直射日光が当たり熱中症の危険性が高くなります。

症状が重くなると、命の危険に関わりますので、必ず涼しい場所に自分で行けるような状態にしておきましょう。

また、部屋の中でも誤って閉じ込められてしまったというような事故にならないように注意しましょう。

夏バテによって、体力や食欲が減退してしまうこともあります。

食欲が低下してしまった場合は水分量が多く嗜好性も高いウェットフードを与えてみるなど、少量であっても栄養補給できるような食事を心がけてあげるとよいでしょう。

また、フードが傷みやすい季節ですので、食べ残しは早めに片づけましょう。

秋は、気温が下がって、春と同じく過ごしやすい季節になります。

気温が下がったことでさらに食欲旺盛になってしまい、与え過ぎていると、肥満になってしまってしまいます。

健康な猫であれば、お部屋の中で遊ぶ時間を増やす、カロリーコントロールを行うなど肥満防止に努めましょう。

秋から冬にかけて、春と同様に抜け毛も多くなる季節です。特に気温差が激しい秋は、ブラッシングで抜け毛対策を念入りに行いましょう。

夏の蒸し暑い日が続いた後、皮膚炎を起こしていないか、抜け毛の跡に異常がないかなどボディチェックをしながらしっかりとブラッシングしましょう。

冬の寒さには特に注意しましょう。

密集したダブルコートで覆われて冬の寒さには比較的強いシャルトリューですが、特に、子猫や高齢の猫の場合、室内であっても気温が下がると、体調不良の原因になってしまうことがあります。

日中は暖かな日差しのもとで寝ているシャルトリューも、朝晩の寒さは体にこたえるものです。

暖房をつかって、室内の温度に十分注意しましょう。

また、寒さによって動きがよくない場合や、関節の痛みによってあまり動ない場合など、普段から愛猫の様子を観察し、不安があれば早めに獣医師に相談しましょう。

暖房を使う場合、乾燥にも注意しましょう。室内の乾燥は、ウイルスの蔓延や気管支炎、被毛の乾燥などを引き起こしてしまいます。

暖房とあわせて加湿器を上手に使うようにしましょう。

また、お部屋の中でも日光浴できるようなスペースを作ってあげると、自ら移動して体をあたためることができます。

一方で加湿器などによって湿度が高くなり過ぎると皮膚炎、外耳炎や中耳炎といった病気にもかかりやすくなってしまいます。

なんらかの疾患を持っている場合は、鼻や耳の病気になりやすい季節でもありますので、特に注意しましょう。

ベッド周りなど、睡眠中の環境にも注意してあげるようにしましょう。

ペットヒーターや毛布などを利用してあげてもよいでしょう。暖房器具を使用すると、気づくと、体が温まりすぎて脱水症状を起こしてしまうことがあります。

特にヒーターやこたつによる火傷、電気コードによる事故などには特に注意しましょう。

子猫期に気を付けたい病気とその兆候

腎嚢胞

腎嚢胞(じんのうほう)はシャルトリューがかかりやすい遺伝性の病気のひとつです。

腎臓は悪くなると、その機能は徐々に低下していきます。腎臓の中で水のたまった嚢胞が大きくなっていき、次第に腎臓も肥大していきます。

腎臓機能の低下によって体内の有害物質もろ過されず、体の中に溜まっていってしまいます。気づいた時にはかなり進行しているということも少なくありません。

腎臓の機能が悪くなると、食欲の低下や多尿、息切れ、元気喪失などの症状があらわれるようになります。

高齢になると、猫は腎臓病になりやすいものですが、遺伝性の疾患ということで予防法や確立された治療法もありません。日頃から、猫の食欲や排泄のチェックを行い、積極的に水分を取らせるようにしましょう。

尿結石

どんな年齢であってもなりやすいものですが、シャルトリューは泌尿器の病気になりやすいと言われています。

尿結石にもなりやすい為、日ごろからトイレのチェックもするようにしましょう。尿結石は、腎臓や尿管、膀胱、尿道などに石や砂ができ、排尿の際に痛がることがあります。

また、尿自体が出なかったり、少なくて何度もトイレに行く、血尿が出るなどの症状が出ます。

普段からトイレを清潔にして、愛猫の排泄ペースをしっかり見るようにしましょう。

また、水を飲ませるようにする、栄養管理に気を付けることも大切です。症状が軽いうちは、薬で治療することができ、療法食も販売されています。

ひどくなると、食欲低下から体力、免疫力まで低下してしまいますので、注意が必要です。

シニア期に気を付けたい病気とその兆候

糖尿病

人間もなりやすい糖尿病ですが、猫もなりやすくシャルトリューも発症しやすい病気のひとつです。

血糖値を下げる効果を持つ「インスリン」の働きが悪くなり、免疫力が低下します。様々な病気を引き起こしてしまう原因にもなるため、注意が必要です。

糖尿病を発症すると、水を大量に飲んだり、フードの食べる量が増します。

また多飲多尿となったり、体重が減ってしまうなどの症状が出てきます。普段からフードを一気に食べてしまう猫や肥満気味の猫は注意が必要です。

食事や排泄のペースを観察し、定期的に健康診断を受けるなどの予防をするようにしましょう。

慢性腎不全

高齢の猫に非常に多い腎臓機能が低下する病気でシャルトリューもなりやすい病気です。個体差があるものの早期に発見することで、症状の悪化をできる限り穏やかにすることが可能です。

シニアになってからは、定期的な健康診断をするなどこまめに体調チェックを行いましょう。

腎臓の機能が低下すると、食欲が落ちてきたり、体重が減る、嘔吐が多くなる、多飲多尿となるなど様々な症状が出ます。日頃から水分をしっかり摂取する事、食事の内容に注意することが大切です、

健康に過ごすためのボディチェック

体全体のチェック

シャルトリューの体全体をまずは触ってあげる習慣をもちましょう。ボディチェックは、コミュニケーションの一環としてもとても大切です。

まずは、背中や胸など、愛猫が安心する場所気持ちよいところを触ってあげながら、たくさん褒めていきましょう。

シャルトリューは穏やかな性格をもっていながらも、ハンター精神が強く想像以上に運動能力があります。

また、その分よく動きよく食べます。しかし、肥満になると、関節への負担が大きくなってしまいます。体を触ってみて、肋骨がふれる程度がちょうどよい体のバランスです。

普段から体を触ることに慣れるよう少しずつ触ってあげましょう。

慣れてきたら、被毛のチェック、皮膚のチェックもしてあげましょう。

密集した被毛のシャルトリューは、皮膚病やアレルギー疾患にもなりやすい為、皮膚のチェックも大切です。

また、ノミダニにも注意しなくてはいけません。皮膚炎によって耳の痒みを起こしている場合もあります。普段から体全体をチェックするようにしましょう。

また、腎臓の機能低下によって被毛のつやが無くなってくるなど様々な症状がでることがあります。

もともと、シャルトリューの被毛の艶はとても美しく触り心地もよいものです。被毛の変化、炎症や脱毛などがないか、また掻いてしまった跡がないかなどチェックしてあげましょう。

足先は嫌がる部分でもありますが、普段から肉球が傷ついていないか、何か異物が刺さっていないか、爪が伸びていないかもしっかりチェックしてあげましょう。

体全体を触って、体の傾きはないか、特定の痛がる部位はないかなどチェックしてあげましょう。

お尻付近やしっぽの周辺も触られることを嫌がる部分ではありますが、優しく声をかけてあげながら見るようにしましょう。

お尻を気にする様子がある場合、尻周辺が汚れていないか、下痢の跡や肛門周辺の炎症はないかなどチェックしてあげましょう。

顔周りのチェック

普段から目の色や目の周辺のチェックも行うようにしましょう。炎症が起きている、いつもよりまぶしそうにしている、痛がっている、視力低下を感じるなどの様子があれば、早めに獣医師に診てもらいましょう。

運動することが好きなシャルトリューですので、異物などが目に入り結膜炎や角膜炎を起こしてしまうこともあります。

まばたきの回数や涙の量などにも注意してあげるようにしましょう。

シャルトリューの耳は健康であれば、特に耳掃除を必要とすることはありません。

耳からにおいがする、耳周辺が汚れている、耳垢が出てくるといった場合は、外耳炎や耳ダニの感染などを起こしている場合があります。

また、耳掃除のし過ぎや、なんらかのアレルギーによって炎症が起きている場合もあります。においや耳の炎症、赤みが気になる場合は早めに獣医師に診てもらいましょう。

口のチェックも大切です。猫は歯周病になりやすく、特に高齢猫の場合、注意が必要になります。

毎日の歯磨きが効果的ですが、猫の場合子猫の時からの習慣が大切になります。歯磨き自体が難しい場合は、指先に布を巻いてふき取るようにマッサージしてあげるだけでもよいでしょう。

また口の中をチェックすることで歯茎や舌が健康的なピンク色をしているか確認してあげましょう。

貧血などを起こすと、白っぽくなってしまいます。嫌がらない程度に、歯茎や口臭のチェックもしてあげましょう。

秋から冬の寒い時期は特にいわゆる猫風邪や感染性の猫ウイルス鼻気管炎を発症してしまうこともあります。

乾きすぎている、鼻水が出てしまっている場合は体調不良になっている場合があります。

また夏は、暑さに弱いシャルトリューにとって特に熱中症に気を付けなくてはいけない時期でもあります。

呼吸が早くなっている、パンティングをしている様子がある時はすでに熱中症を起こしている危険性があります。

普段から鼻と呼吸のチェックを行うようにしましょう。

 
 

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