愛犬にワイルドレシピはおすすめできる?ドッグフードの原材料や選ぶ際の注意点は?

ワイルドレシピに使用されている原材料やドッグフードに含まれている栄養の割合、生産国、購入する際の注意点についてご紹介します。

 

ワイルドレシピの原材料

ワイルドレシピは、犬本来の食性である肉食に着目し、犬が本能的に求めるようなドッグフードの実現を目指し、開発されたドッグフードです。

犬が本能的に求めるものは高タンパク質で、犬にとって消化しにくいものを使用しないことを前提に考えられています。

では実際に、ワイルドレシピの原材料にどんなものが使用されているのか、確認していきましょう。

肉類

ワイルドレシピは高タンパク質なフードを目指しており、タンパク源には、チキンの生肉を主原料とし、乾燥チキンや乾燥ラムを使用しています。

タンパク源は犬の健康にとって重要な栄養源で、犬の体の約6割を占めているのがタンパク質と言われていることからもその重要性が分かります。

さらに、良質なタンパク質を摂取することで、筋肉や内臓、血液、皮膚、被毛、爪などに渡って健康を維持してくれるのです。

穀物

ワイルドレシピは犬本来の食性に近づけるため、消化機能に負担をかける恐れのある穀物は一切使用していないグレインフリーのドッグフードです。

そのため、小麦やトウモロコシ、米類などアレルギー症状を引き起こしかねない原材料は一切使用されていません。

そのため、アレルギーが心配な犬にも与えることができます。

添加物

ドッグフードの鮮度を維持するためには、酸化防止剤が欠かせません。

ワイルドレシピでは、人工的な添加物は一切使用していません。

酸化防止剤には天然由来のミックストコフェロールやローズマリー抽出物、クエン酸といった犬の体に害のない天然由来の成分が使用されています。

その他

使用されている原材料の中で気になるのは、ヒヨコマメやエンドウマメ、ビートパルプです。

これらの原材料は、一般的に犬には好ましくないものだと考えられています。

とくに、ビートパルプにおいてはウンチを固める性質があり、犬のウンチの本来の硬さかを知ることができないというデメリットがあります。

また、豆類に含まれる食物繊維が気になるところですが、良質なタンパク源になることやビタミンやミネラルなどの栄養が豊富に含まれていることも分かっています。

 

ワイルドレシピに含まれる栄養の割合

原材料に少し不安が残りますが、栄養の割合については実際にどのようになっているのか気になるところです。

ではさっそく、ワイルドレシピに含まれる栄養の割合について確認していきましょう。

  • エネルギー 380kcal/100g
  • 粗タンパク質 32.0%以上
  • 粗脂肪 18.0%以上
  • 粗繊維(※1) 3.5%以下
  • 粗灰分(※2) 10.0%以下
  • 水分 10.0%以下
  • リノール酸 3.5%以上
  • 亜鉛 250mg/kg以上
  • ナイアシン 250mg/kg以上
  • ビオチン 2.5mg/kg以上

※1.租繊維とは、体内で消化されることなく、便として排泄される食物繊維のを示しています。

※2.租灰分とは、カルシウムやナトリウム、リンなどのミネラルのことを示しています。

タンパク質やや高め

AAFCO(米国飼料検査官協会)で定めるタンパク質の最低基準が成犬で18.0%以上であることから分かる通り、ワイルドレシピのタンパク質は高めに設定されていることが分かります。

原材料にチキンの生肉以外にも乾燥チキンや乾燥ラム肉をふんだんに使用していることに納得できます。

エネルギー・脂質高め

ワイルドレシピのエネルギーや脂質は、一般的なドッグフードに比べて高めであることが分かります。

AAFCOが定める脂質の最低基準は、成犬で5.5%以上であることから、十分すぎるほどの脂質であることが分かります。

 

ワイルドレシピの生産国

ワイルドレシピを生産している国は、アメリカになります。

アメリカ産のドッグフードは、過去に起きたドッグフードによる犬の死亡事故の記憶がまだ新しい方も少なくないことでしょう。

こういった死亡事故が発生してしまった原因の1つとして、アメリカには州法という州ごとに異なる法律が定められていることが挙げられます。

国によるドッグフードに関する規制はあるものの、実際には州ごとに定められている州法が優先されるため、州によっては粗悪なドッグフードへの規制が緩いところがあるためです。

そのため、犬や猫を含める動物の死肉を混ぜた4Dや可食部以外の内臓や頭、羽などの肉副産物を原材料として使われているドッグフードがプレミアムドッグフードとして流通してしまっているのが現状です。

ただ、アメリカ産のドッグフードにも安全性が高く、品質の高いドッグフードは存在しています。

必ずしもアメリカ産のドッグフードが全て粗悪なものであるとは言い切れません。

 

ワイルドレシピを選ぶ際の注意点

豊富なタンパク質を摂取できるワイルドレシピですが、選ぶ際には、いくつか注意するべきことがあります。次の2つの点に注意しましょう。

肥満に要注意

ワイルドレシピは、高タンパク質を目指したドッグフードであるため、肥満が心配な犬や運動をあまりしない犬、タンパク質の制限がある犬には、おすすめできません。

どうしても与えたい場合は、かかりつけの獣医師に相談してから与えましょう。

並行輸入品に注意

ワイルドレシピを始めとするニュートロのドッグフードは、ネット通販などで正規ルートではない並行輸入品が多数販売されています。

並行輸入品は、一般の貨物として温度管理が徹底されずに輸送されるため、品質が劣化している可能性が高いです。

そのため、購入する際は必ず正規販売店か正規品と記載のあるものを購入しましょう。

まとめ

ワイルドレシピの原材料には豆類が使用されていたり、どこで生産された肉を使用しているのかが不明なため、安全性と言う意味では少し不安が残ります。

ただ、グレインフリーや無添加であること、栄養の割合から見ると、最近のドッグフードに求められる内容であることは間違いないと言えます。

穀物によるアレルギーの心配があったり、無添加にこだわる飼い主さんなら一度試して愛犬の様子を見てから、継続するかを決めると良いでしょう。

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