【グリーンフィッシュ】グルメな猫も喜ぶ?イタリア生まれのキャットフード

日本では昔から猫の好きなもの=魚のイメージが定着していました。

お気づきの方も多いと思いますが、欧米ではキャットフードの原材料の多くが肉類。

日本のようにカツオ、マグロ、サバなどのキャットフードは少数派なのです。もともと、猫は小動物を食べていましたので、これは当然でしょう。

でも、これまで魚を食べて育ってきた日本の猫の中には魚の方が好きな猫も多いのです。

そんなわけで、今回は、ヨーロッパのフードメーカーの中でも魚を使ったキャットフード【グリーンフィッシュ】を取り上げます。

 

【グリーンフィッシュ】ってどんなキャットフードなの?

【グリーンフィッシュ】を製造しているのはイタリア、マーペット社。2002年に誕生した比較的新しい会社です。

食物アレルギーに苦しむペットを見て、最初に行きついたのが新鮮な魚類を使ったペットフードでした。

また、ヨーロッパでは古くからハーブが人間の健康に役立てられてきたことから、薬草の専門家と動物に効果のあるハーブの研究を進めました。

その結果、【グリーンフィッシュ】のキャットフードには猫の健康に効果のあるさまざまなハーブが配合されています。

今回は、【グリーンフィッシュ】のドライフードについて調べてみました。

 

【グリーンフィッシュ】にはどんな原材料が使われているの?

肉類

【グリーンフィッシュ】にはサバ、イワシ、ニシン、ツナ、タラといった魚が使用されています。

使用する魚の種類は季節によって種類が変わるそうですので、旬の魚が使われているのではないでしょうか。魚はフード全体の24%含まれています。

穀物

実は【グリーンフィッシュ】の原材料の中で一番多いのがトウモロコシ、米粉、コーングルテンといった穀類です。

原材料表記ではこれらの穀物をまとめて「シリアル」とし、原材料のトップに記載しています。

コーングルテンはトウモロコシ由来のたんぱく質ですが、せっかく「新鮮な魚」を調達しているのであれば、たんぱく源は魚に限るのが望ましいでしょう。

マーペット社では「ペットの食物アレルギーの90%は工業肉で起こる」として、「大切なのはほかの食べ物との組み合わせだ」としています。

また、トウモロコシは実の部分のみを使用。米は粉にして加熱調理することで血糖値をあげず、腸内環境を健康にすると主張しています。

安価なフードが嵩増しのためにトウモロコシを使っているのとは異なり、それなりの持論があるようです。

野生の猫もエサとなった小動物を介して若干の穀類を口にしています。

穀類だけを悪者扱いする風潮は極端な面もありますが、穀物を配合するとしても、量を減らした方が良いのではないでしょうか。

添加物

【グリーンフィッシュ】には合成保存料、人工香料、合成着色料などの添加物は使われていません。

酸化防止には天然ビタミンEの添加と、袋への不活性ガスの充填で対処しています。

ハーブ

【グリーンフィッシュ】にはミルクシスル、アーティチョーク、ローズマリーといったユニークなハーブが配合されています。

ローズマリーには抗酸化作用があり、消化機能を助ける働きがあります。(花と葉を使用)

アーティチョークにはシナリンという成分が含まれていて、肝臓を毒素や細菌から守ったり、消化不良を助けたり、血糖値や血中コレステロールを下げる効果もあります。(蕾と葉を使用)

ミルクシスルはマリアヒレアザミとも呼ばれ、毒物や薬品などによってダメージを受けた肝臓を保護する働きがあります。

また、最近では細胞の再生を促進する作用もあることが認められています。(頭花と種子を使用)

これらのハーブを毎日の食事から摂ることは猫の健康に大きなサポートとなるでしょう。

 

【グリーンフィッシュ】にはどんな栄養分がどのくらい含まれているの?

たんぱく質

【グリーンフィッシュ】のたんぱく質割合は、30%以上で、FEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の基準値をクリアしています。

脂肪

脂肪の割合は13.5%以上。これもFEDIAFの基準である9%をクリアする数字です。

 

【グリーンフィッシュ】の生産国はどこ?

【グリーンフィッシュ】はイタリアです。イタリアはペットフードを食品に分類しているそうですので、それなりの管理体制はあると思いますが、詳しいことは不明です。

EUでは、加盟各国に対し、「動物の健康と福祉は消費者の利益である」として、その安全性を法的に規制しています。

法律により規制されているヨーロッパのキャットフードは比較的安全と言えます。

ただし、本当に猫に良いキャットフードなのかどうかは、フードに含まれている材料や栄養などをチェックしたうえで、判断する必要があるでしょう。

【グリーンフィッシュ】の魅力は?

【グリーンフィッシュ】の魅力は、ヨーロッパならではのハーブの使用でしょう。

ローズマリーを配合しているフードはほかにも見かけますが、アーティチョーク、ミルクシスルなどのハーブを使ったフードは珍しいのではないでしょうか。

ミルクシスルは投薬を続けている猫に副作用軽減のために与えることもあるハーブです。

こうしたハーブを日常的に摂れる点はメリットだと言って良いでしょう。

【グリーンフィッシュ】を与える際の注意点は?

【グリーンフィッシュ】のドライフードには穀物が使われています。

メーカーのホームページにもありますが、穀物アレルギーのある猫には食べさせない方が良いでしょう。

ペットフードづくりへの熱意は感じる【グリーンフィッシュ】。穀物の少ないフードがあれば・・・

【グリーンフィッシュ】のホームページには、自社のペットフードに関する詳細な情報が掲載されています。

マーペット社はペットフードづくりに並々ならぬ情熱をもっているようです。

しかしながら、ドライフードに穀物が多く使用されている点は、残念です。穀物が多い点で、こだわり派の飼い主さんにはなかなか受け入れらないでしょう。

【グリーンフィッシュ】はむしろ、肉類の種類が豊富なウェットフードの方がおススメかもしれません。

関連記事