愛犬にダイヤモンドナチュラルはおすすめできる?ドッグフードの原材料や選ぶ際の注意点は?

ダイヤモンドナチュラルで使用されている原材料やドッグフードに含まれている栄養の割合、生産国、購入する際の注意点についてご紹介します。

ダイヤモンドナチュラルの原材料

ダイヤモンドナチュラルはアメリカの多くのトップブリーダーに支持されているドッグフードとして知られています。

また、北米で衛生管理が優れていると言われる自社工場を持つドッグフードメーカーです。

ただ、気になるのは、2012年にサルモネラ菌によって汚染された商品が流出したため、大規模なリコールが発生したことがありました。

訴訟問題に発展し、記憶にも新しい方も多いことでしょう。

しかし、新商品として生まれ変わったダイヤモンドナチュラルは、愛犬に与えても安全なものなのか気になるところです。

では、そんなダイヤモンドナチュラルのアダルト チキン&ライスを例に、原材料について詳しく見ていきましょう。

肉類

ダイヤモンドナチュラルには主原料にチキンが使用され、その他にはチキンミールや鶏脂肪が使用されています。

この中でとくに気になるものは、やはりチキンミールです。「〇〇ミール」と呼ばれるものの中には、犬や猫などの死肉を混ぜて作られた4Dや肉副産物が使用されている可能性が高いものとして広く知られています。

ただ、公式サイトでは最高品質の食材を使用していると記載されているため、粗悪な原材料を使っていない可能性もあります。

魚類

魚類の原材料として、フィッシュミールが使用されています。

肉類同様に、「〇〇ミール」は何が使用されているのかが明確で無いため、100%安全とは言い切れません。

穀物

ダイヤモンドナチュラルには、全粒玄米や挽き割り丸麦が使用されています。

穀物を消化するために必要な消化酵素が犬には無いため、消化機能への負担がかかる可能性があります。

ただ、玄米などにはミネラルやビタミンが豊富に含まれている食材として知られており、炊飯したものを使用している場合は、消化吸収について、そこまで心配する必要はないと考えられています。

添加物

人工着色料や防腐剤など人工的な添加物の使用は一切ありません。

そのため、原材料に使用されている食材の本来の味を活かしたドッグフードになっていることが分かります。

その他

栄養価が非常に高いことで知られるケールやチアシードなどのスーパーフードが使用されています。

また、カボチャやブルーベリーなどには、体の老化予防に良いとされる抗酸化物質も豊富に含まれています。

ただ、残念なのがビートパルプや食塩が付加されている点です。

ビートパルプはドッグフードのカサ増しやウンチを故意的に固めるなどの理由からドッグフードには好ましくないとされています。

また、犬の健康に必要な塩分は十分に摂取量が満たされているため、あえてドッグフードに付加する必要性が無いとも言われています。

ダイヤモンドナチュラルに含まれる栄養の割合

では次に、ダイヤモンドナチュラルに含まれる栄養の割合について、確認していきましょう。

  • エネルギー 370kcal/100g
  • 粗タンパク質 26.0%以上
  • 粗脂肪 16.0%以上
  • 粗繊維(※1) 3.0%以下
  • 水分 10.0%
  • 亜鉛 150mg/kg以上
  • セレン 0.3mg/kg以上
  • ビタミンE 150 IU/kg以上
  • オメガ6脂肪酸 2.5%以上
  • オメガ3脂肪酸 0.4%以上

※1.租繊維とは、体内で消化されることなく、便として排泄される食物繊維のを示しています。

タンパク質やや高め

上記の栄養の割合から見て分かる通り、タンパク質が一般的なドッグフードよりもやや高めに設定されています。

AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)の最低基準は、幼犬で22.5%以上で成犬では18.0%以上であり、主原材料にチキンなどが多く使用されていることからも分かります。

カロリーや脂肪が高め

また、カロリーや脂肪も高めになっています。

AAFCOの最低基準では、脂肪は幼犬が8.5%以上で成犬が5.5%以上であるため、与える量によっては肥満になる可能性が高くなります。

犬の体の健康に欠かせないセレン

犬の体の健康に欠かせない栄養素の1つとして、ダイヤモンドナチュラルの栄養表示欄にはセレンが記載されています。

セレンは高い抗酸化作用を持つことから、老化防止やがんの予防、心臓疾患や心筋梗塞などの予防に高い効果が期待されています。

ただ、基本的に有毒性の高いものであるため、過剰に摂取してしまうと中毒症状が現れる場合があります。

ダイヤモンドナチュラルの生産国

ダイヤモンドナチュラルを生産している国は、アメリカです。アメリカにはドッグフードにおいて、AAFCOの他に、FAD(米国食品医薬品局)などによってドッグフードの管理基準などが設けられています。

日本のペットフード公正取引協会では、AAFCOの栄養基準を採用していることから、アメリカは日本よりもドッグフードに関する法整備が整っていることが分かります。

ただ、アメリカの場合、州ごとに定められる州法が適用されるため、州によってドッグフードに対する考え方は異なるとも言われています。

ダイヤモンドナチュラルを選ぶ際の注意点

ダイヤモンドナチュラルを選ぶ際の注意点について、ご紹介します。

容量が大きいため使い切れない

ダイヤモンドナチュラルは、大型犬の飼育が多いアメリカで使い勝手が良いため、1袋10kg以上の大容量で販売されています。

そのため、小型犬の1頭飼いをしている家庭では、ドッグフードを使い切る前に酸化して品質が落ちる可能性があります。

そのため、大型犬や多頭飼いでない限りは、使用をおすすめできません。

肥満に要注意

栄養の割合でもご紹介した通り、カロリーや脂肪が高めに設定されているため、減量中の犬や運動量の少ない犬の場合、肥満の心配があるため、注意が必要です。

まとめ

ダイヤモンドナチュラルは大容量で安いことで人気があるドッグフードですが、使用されている原材料やアメリカのドッグフード事情からすると、あまりおすすめできません。

ただ、どうしてもこのメーカーが良いという場合は、愛犬の体調をチェックしながら様子を見るようにしましょう。




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