愛犬にカークランドはおすすめできる?ドッグフードの原材料や選ぶ際の注意点は?

カークランドで使用されている原材料やドッグフードに含まれる栄養の割合、生産国、購入時の注意点についてご紹介します。

カークランドの原材料

カークランドは日本でも人気の高い会員制の大型倉庫スーパー「コストコ」のPB商品(プライベートブランド)の1つです。

ドッグフードだけでなく、食品や日用品などが販売されています。

知っての通り、コストコは大容量の業務用サイズで販売していることで、一般的な商品よりも低価格で購入することができ、このカークランドのドッグフードにおいても同じことが言えます。

ただ、気になるのは原材料の内容です。いくら低価格でも品質が悪ければ、大切な愛犬に食べさせることはできないものです。

カークランドのスーパープレミアムドッグフード「ラム ライス&ベジタブル」の原材料を例に見てみましょう。

肉類

カークランドではラム肉やラムミールが使用されています。

一般的に、「○○ミール」と記載されている原材料は、肉の副産物や4Dなどの粗悪な原材料のイメージが持たれており、ドッグフードの原材料の評価を下げる一因となっています。

ただ、ラム肉はチキンやビーフなどに比べ、アレルギー症状を起こしにくいとされており、犬にとっては貴重なタンパク源の1つと言えます。

魚類

タンパク源として、肉以外にもフィッシュミールが使用されています。

フィッシュミールとは、水揚げされた魚を釜茹でして油と水に分離して残った身を乾燥させたものを言います。

とは言え、使用している魚の種類が不明だったり、非食部分を使用している可能性も捨てきれず、100%安全な原材料とは言い切れません。

穀物

カークランドでは玄米や米ぬか、米、精製麦が使用されています。犬の体内には元々、穀物を消化する酵素が存在しないため、穀物を含んだドッグフードの場合、消化器官への負担が考えられます。

添加物

人工的な添加物の記載はありません。天然由来の酸化防止剤として使用されるケースが多い「ローズマリーエキス」の記載があるため、人工的な添加物を意図的に使用していないことが分かります。

ただ、気になるのは原材料の中に、調味料という記載がある点です。どんな調味料が使用されているのかが不明なため、不安が残ります。

その他

ドッグフードの原材料として粗悪なものとして知られているビートパルプの記載があります。

また、ドッグフードには食塩を添加する必要性が無いと言われる中、カークランドでは食塩や塩化カリウムなどが添加されています。

カークランドに含まれる栄養の割合

原材料では粗悪と言われるものがいくつか使用されていましたが、栄養の割合についてはどうなっているのでしょうか?

では、カークランドに含まれる栄養の割合についてご紹介していきます。

  • エネルギー 365kcal/100g
  • 粗タンパク質 23.0%以上
  • 粗脂肪 14.0%以上
  • 粗繊維(※1) 4.0%以下
  • 粗灰分(※2) 7.5%以下
  • 水分 10.0%以下
  • ビタミンA 15000 IU/kg以上
  • ビタミンD 800 IU/kg以上
  • ビタミンE 150 IU/kg以上
  • オメガ6脂肪酸 2.2%以上
  • オメガ3脂肪酸 0.4%以上

※1.租繊維とは、体内で消化されることなく、便として排泄される食物繊維のを示しています。

※2.租灰分とは、カルシウムやナトリウム、リンなどのミネラルのことを示しています。

脂肪が高め

上記の栄養表示を見て分かる通り、脂肪の割合が高く設定されています。

日本のペットフード公正取引協議会で栄養基準を採用しているAAFCO(アメリカ飼料検査官協会)の最低基準と比較してみましょう。

AAFCOでは、幼犬が8.5%以上、成犬が5.5%以上であることから、カークランドの脂肪が高い割合を占めていることが分かります。

カークランドの生産国

カークランドの生産国はアメリカです。

先ほどもご紹介した通り、日本でも人気の高い会員制の大型倉庫スーパー「コストコ」のPB商品です。

自社ブランド商品の場合、宣伝費や流通コストは低予算で押さえることができます。

また、カークランドの1袋あたりの容量が業務用サイズであるため、低価格での販売が実現できています。

では、生産国のアメリカについて、ご紹介します。

日本では海外産のドッグフードは国内産のものよりも高品質だと思われがちですが、実際のところ必ずしも海外産だからと言って高品質だとは言い切れません。

その理由の1つに、アメリカで販売されたドッグフードを摂取した家庭犬が死亡したという事例があるためです。

アメリカではAAFCOによる厳しい基準やドッグフードに関する法律が設けられていますが、州ごとに定められている州法が優先されるのが実情です。

そのため、ドッグフードの原材料に4Dや肉副産物などの粗悪なものが使用されることも多く、摂取した犬の健康被害へと繋がるケースも少なくないのです。

仮に、ドッグフードメーカーで厳しい基準の認定を受けていても、原材料の生産者など末端までは行き届いていないことも考えられます。

中には、犬や猫などの死体と他の動物の死肉を混ぜてドッグフードの原材料にしている工場もあると言われています。

何が入っているのか見た目には分からないだけに、透明性のある製造工程であるかどうかがドッグフードを選ぶ1つの重要なポイントとなってくる訳です。

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カークランドを選ぶ際の注意点

カークランドを選ぶ際の注意点を2つご紹介します。

高脂肪で減量中の犬は注意が必要

カークランドはAAFCOの最低基準を大きく上回っており、高脂肪のドッグフードと言えます。

そのため、減量中の犬や肥満気味の犬の場合は、注意が必要です。

大容量で1ヶ月以内で使い切りにくい

1袋の容量が最小でも9.07kgのため、小型犬の1頭飼いの家庭では1ヶ月以内で使い切ることは難しく、酸化によってドッグフードの品質が低下しやすくなります。

まとめ

カークランドはコストの面では低価格でおすすめですが、原材料や容量の大きさを考えると、愛犬の健康のために選ぶドッグフードとしてはおすすめできません。

ただ、どうしてもコスト重視するのであれば、一度試して様子をみましょう。




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