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チワワのカットスタイル人気12選!料金・頻度・オーダーのコツも解説

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チワワのカットスタイルは種類が多く、「どれが似合うか迷ってしまう」という飼い主さんも多いのではないでしょうか。

特にロングコートチワワは毛が伸びやすいため、定期的なカットが必要です。
しかし、カットの失敗やバリカンによる毛質の変化を心配して、なかなかトリミングに踏み出せないケースも少なくありません。

この記事では、チワワの人気カットスタイル12選をはじめ、カットの頻度・料金・失敗しないトリマーへのオーダー方法まで詳しく解説します。

愛犬に似合うスタイルを見つける参考にしてみてください。
もくじ

チワワにカットは必要?種類別に解説

チワワには「スムースコート」と「ロングコート」の2種類があり、カットの必要性はコートタイプによって異なります。まずは愛犬の毛質を確認したうえで、適切なお手入れ方法を把握しておきましょう。

スムースコートチワワはカット不要が基本

スムースコートチワワは短毛のため、基本的に全身のカットは必要ありません。毛が伸びて絡まったり、蒸れたりするリスクが低いため、定期的なトリミングサロンへの通院も必須ではないとされています。

ただし、カット以外のケアは定期的に行う必要があります。

  • 爪切り(1ヶ月に1回程度)
  • 耳掃除(週1〜2回)
  • 肛門腺の処理(1〜2ヶ月に1回)
これらのケアが不安な場合は、トリミングサロンのシャンプーコースを利用するのがおすすめです。カットなしでシャンプー・爪切り・耳掃除をまとめてお願いできるコースを設けているサロンも多いですよ。

ロングコートチワワにカットが必要な理由

ロングコートチワワは、放置していると毛がどんどん伸びていきます。毛が伸びすぎると、見た目の問題だけでなく、衛生面や健康面にも影響が出てきます。

  • 足裏の毛が伸びてフローリングで滑りやすくなり、関節への負担につながる
  • お尻周りの毛に排泄物がつきやすくなる
  • 耳周りの毛が蒸れて外耳炎の原因になる
  • 毛玉ができると皮膚を引っ張り、痛みや炎症につながる
  • 夏場に熱がこもって熱中症リスクが上がる

毛玉がひどくなると、解くだけでは対処できず、バリカンで大きく刈り込まなければならないケースもあります。定期的にカットしておく方が、結果的に愛犬への負担も少なくて済みます。

反対に、定期的にカットすることで清潔感が保てる・夏場の熱中症対策になる・好みのスタイルを楽しめるといったメリットも得られます。ロングコートチワワにとってカットは、見た目だけでなく健康を守るためにも大切なお手入れです。

「まだ大丈夫かな」と思ったときには、すでに伸びすぎているケースも多いです。毛の状態を定期的にチェックする習慣をつけておくと、トラブルを未然に防ぎやすくなりますよ。

ロングコートチワワの人気カットスタイル12選

ロングコートチワワのカットスタイルは、丸くかわいい印象のものからすっきりクールなものまで幅広くあります。それぞれのスタイルについて、似合うタイプ・メリット・トリマーへの伝え方をセットで紹介するので、サロンへ行く前の参考にしてみてください。

①ライオンカット

胴体を短くカットし、首まわりのたてがみと四肢の先・尻尾の先に毛を残すスタイルです。個性的でワイルドな印象があり、チワワのカットの中でも定番人気を誇ります。

似合うタイプ 顔がキリッとしている子・鼻先がシュッとした子
メリット 胴体がすっきりするので蒸れにくく、夏場でも過ごしやすい
オーダー時の伝え方 「胴体は短く、首まわりのたてがみと足先・尻尾の先は残してください」
尻尾の先だけポンポン状に残す「ライオンテール」もかわいいポイントです。尻尾のアレンジもリクエストしてみてください。

②たぬきカット

全体的に丸みを持たせてカットし、ぬいぐるみのようなフォルムに仕上げるスタイルです。顔まわりもふんわり丸く整えるため、愛嬌たっぷりの見た目になります。

似合うタイプ 顔が丸めの子・目がくりっとした子
メリット 全体のシルエットが整うため、散歩中もかわいく見える
オーダー時の伝え方 「全体を丸くふんわり仕上げてください。顔まわりも丸く整えてほしいです」
「たぬきカット」という名前はサロンによって伝わらないこともあります。写真を見せながらオーダーするのが一番確実です。

③サマーカット

全体を短くカットし、夏の暑さ対策を目的としたスタイルです。スッキリとした見た目になり、お手入れも楽になります。

似合うタイプ 暑さが苦手な子・毛量が多い子
メリット 蒸れにくく、熱中症対策に有効。自宅でのブラッシングも楽になる
オーダー時の伝え方 「全体を短めにカットしてください。バリカンを使う場合は長めのアタッチメントでお願いします」
  • 短く切りすぎると皮膚が直射日光にさらされ、日焼けや体温上昇のリスクがあります。バリカンを使う場合は長めのアタッチメントを指定しておくと安心です。

④丸耳カット(ミッキー風)

耳の飾り毛を丸く整え、ミッキーマウスのような愛らしい耳を作るスタイルです。顔まわりの印象が大きく変わります。

似合うタイプ 耳が大きめの子・顔が小さめの子
メリット 耳の形を強調することで顔まわりが華やかになる
オーダー時の伝え方 「耳の飾り毛を丸くカットして、ミッキーマウスのような形にしてください」

⑤柴犬風カット

耳を三角形にカットし、柴犬のようなキリッとした表情を演出するスタイルです。「豆柴カット」とも呼ばれます。

似合うタイプ 顔がすっきりしている子・耳が立っている子
メリット キリッとした印象になり、小顔効果も期待できる
オーダー時の伝え方 「耳を三角にカットして、柴犬(豆柴)風の仕上がりにしてください」

⑥ナチュラルカット

伸びた毛を整える程度にとどめ、チワワ本来の自然な毛並みを生かすスタイルです。毛質へのダメージが少なく、被毛の状態をキープしたい子に向いています。

似合うタイプ 毛質が良く艶がある子・毛量が少なめの子
メリット 毛質の変化が起こりにくく、チワワ本来の美しい被毛を維持できる
オーダー時の伝え方 「大きくカットせず、はみ出した毛を整える程度でお願いします」
「なるべく毛質を変えたくない」という飼い主さんにはナチュラルカットがおすすめです。バリカンを使わず、ハサミのみで仕上げてもらうようにトリマーに伝えておくとより安心です。

⑦アンチエイジングカット

全体的に丸くコンパクトにカットし、子犬のような幼い印象に仕上げるスタイルです。シニア犬にも人気があります。

似合うタイプ 目がくりっとした子・顔が丸めの子
メリット 全体がコンパクトにまとまり、若々しくかわいい印象になる
オーダー時の伝え方 「全体を短めに丸くカットして、子犬のような幼い印象にしてください」

⑧パピヨン風カット

耳の飾り毛を大きく広げ、パピヨンのような華やかな耳を演出するスタイルです。ゴージャスで存在感のある仕上がりになります。

似合うタイプ 耳が大きめで毛量が豊富な子
メリット 華やかで個性的な印象になり、写真映えも抜群
オーダー時の伝え方 「耳の飾り毛を大きく広げて、パピヨンのような仕上がりにしてください」

⑨桃尻カット

お尻まわりの毛を丸くカットし、桃のようなかわいいシルエットに仕上げるスタイルです。衛生面でのメリットもあります。

似合うタイプ お尻まわりが汚れやすい子・毛量が多い子
メリット 排泄物がつきにくくなり、お尻まわりの清潔を保ちやすい
オーダー時の伝え方 「お尻まわりの毛を丸くカットして、桃のような形にしてください」

⑩ハンサムカット

顔まわりをすっきりとカットし、凛々しくスマートな印象に仕上げるスタイルです。男の子チワワに人気ですが、女の子にも似合います。

似合うタイプ 顔立ちがはっきりしている子・鼻筋が通っている子
メリット 顔まわりがすっきり見え、知的で凛々しい印象になる
オーダー時の伝え方 「顔まわりの毛をすっきりカットして、凛々しい仕上がりにしてください」

⑪飾り毛カット

耳・尻尾・足先などの飾り毛を残しながら、全体のボリュームを整えるスタイルです。ロングコートチワワならではの美しい毛並みを生かしつつ、扱いやすい長さにまとめられるのが特徴です。

似合うタイプ 毛量が豊富な子・ロングコートの美しさを活かしたい子
メリット ロングコートらしい華やかさを保ちながら、毛玉ができにくい長さに整えられる
オーダー時の伝え方 「耳・尻尾・足先の飾り毛は残して、全体のボリュームだけ整えてください」
飾り毛カットは「ロングコートらしさを残しながらお手入れも楽にしたい」という飼い主さんにぴったりのスタイルです。飾り毛の長さはトリマーと相談しながら、愛犬の毛質に合わせて調整してもらうのがおすすめです。

⑫ハートカット・モヒカンカットなどのデザインカット

頭頂部の毛をトサカ状に残す「モヒカンカット」や、お尻や背中の毛をハート型に整える「ハートカット」など、個性的なアレンジを楽しめるスタイルです。

デザインカットの主な種類
  • モヒカンカット:頭頂部の毛だけ残してトサカ状に。個性的でユニークな印象に
  • ハートカット:お尻や背中の毛をハート型に整える。写真映え抜群
  • 尻尾アレンジ:尻尾の先をポンポン状やふわふわに仕上げるだけで印象が変わる
デザインカットはトリマーの技術や得意スタイルによって仕上がりに差が出ることがあります。事前にサロンのInstagramなどで実績を確認しておくと安心です。

季節別カット選びのポイント

チワワのカットは、季節によって適したスタイルが変わります。暑さや寒さへの対策はもちろん、皮膚や被毛の状態を守るためにも、季節に合わせたカットを意識することが大切です。

チワワの春のカット

春は冬の間に伸びた毛を整えるのに適した季節です。気温が上がり始めるこの時期に、夏に向けてすっきりとしたスタイルに切り替えておくと、梅雨〜夏の蒸れ対策にもなります。

チワワの春のカットのポイント
  • ブラッシング:冬毛が抜け始めるため多めに行い、毛玉を防ぐ
  • カットの目安:夏に向けて全体をやや短めに整えておくと蒸れにくくなる
  • 優先部位:足裏・耳まわり・お尻まわりなど衛生面が気になる箇所を先にカットする
春は換毛期にあたるため、抜け毛が増える時期でもあります。この時期にトリミングサロンでシャンプー&カットをまとめてお願いしておくと、自宅での抜け毛ケアがぐっと楽になりますよ。

チワワの夏のカット

夏は熱中症対策として全体を短めにカットするのが一般的です。ただし、短く切りすぎることで逆に皮膚トラブルを招くケースもあるため、適切な長さを保つことが重要です。

チワワの夏のカットのポイント
  • 長さの目安:皮膚が透けない程度を残し、切りすぎによる日焼けや体温上昇を防ぐ
  • 断熱効果:被毛はある程度残すことで外気の熱を遮断する役割を果たす
  • バリカン使用時:長めのアタッチメントを指定し、皮膚が見えない長さを保つ
「夏だから短くすれば涼しくなる」とは必ずしも言えません。被毛が紫外線や外気熱から皮膚を守っているため、ある程度の長さを残すことが大切です。トリマーに「短めだけど皮膚が見えない程度に」と伝えておくと安心です。

チワワの秋のカット

秋は夏の間に傷んだ被毛を整え、冬に向けて保温力を高める準備をする季節です。夏に短くカットしていた場合は、この時期から少し長めに伸ばし始めるのがおすすめです。

チワワの秋のカットのポイント
  • 毛の長さ:夏に短くしていた毛を伸ばし始め、冬に向けて保温効果を高めていく
  • 被毛のケア:紫外線や乾燥で傷んだ毛先を整え、被毛の状態を回復させる
  • 毛玉対策:毛量が増える耳まわり・脇・股を重点的にブラッシングする
秋は次のトリミングまでの間隔を少し長めにとる飼い主さんも多い時期です。ただしブラッシングをサボると毛玉ができやすくなるため、自宅でのケアはしっかり続けましょう。

チワワの冬のカット

冬はできるだけ毛を残して保温性を高めるのが基本です。ただし毛が長くなりすぎると毛玉ができやすくなるため、全体の長さを維持しながら衛生面が気になる部位だけをカットするのが理想的です。

チワワの冬のカットのポイント
  • 残す部位:胴体・背中・お腹まわり(保温のため)
  • カットする部位;足裏・お尻まわり・耳の内側(衛生面・蒸れ防止のため)
  • 注意点:室内飼いの場合は暖房で蒸れやすいため、完全に伸ばしきらず適度な長さを保つ
チワワは寒さが苦手な犬種です。冬場のカットは保温性を最優先に考えましょう。室内飼いで暖房が効いている場合でも、外出時の気温差に備えて毛を残しておくと安心です。

チワワのカット頻度・料金・所要時間

トリミングサロンに通う頻度や費用は、事前に把握しておくことで計画的にケアを続けやすくなります。ここでは頻度・料金・所要時間の目安をまとめました。

チワワのトリミング頻度の目安

ロングコートチワワの場合、1〜2ヶ月に1回のペースでトリミングに通うのが一般的な目安です。毛の伸びるスピードには個体差があるため、愛犬の状態を見ながら調整しましょう。

コートタイプ カットの頻度 シャンプーのみの頻度
ロングコート 1〜2ヶ月に1回 1ヶ月に1回程度
スムースコート 基本的に不要 1〜2ヶ月に1回程度
足裏の毛やお尻まわりは特に伸びるのが早い部位です。サロンとサロンの間に毛が気になってきたら、部分カットだけお願いするのも一つの方法です。

チワワのトリミング料金相場

チワワのトリミング料金は、コースの内容やサロンによって異なります。以下はあくまで目安として参考にしてください。

コース 料金の目安 含まれる内容
シャンプーコース 3,000〜5,000円 シャンプー・ドライ・ブラッシング・爪切り・耳掃除
カットコース(フル) 5,000〜10,000円 上記+全身カット
部分カット 1,000〜3,000円 足裏・お尻・耳まわりなど部位を指定してカット
料金はサロンの立地・設備・トリマーの経験年数によっても変わります。安さだけで選ばず、口コミや実績も確認したうえでサロンを選ぶのがおすすめです。

チワワのトリミング所要時間の目安

チワワのトリミングにかかる時間は、コース内容や犬の慣れ具合によって異なります。

コース 所要時間の目安
シャンプーコース 1〜1.5時間
カットコース(フル) 1.5〜3時間
部分カット 30分〜1時間
  • サロンに慣れている子は時間が短くなる傾向があります
  • 初めてのサロンや子犬・シニア犬は、慣れるまで時間がかかることもあります
  • 予約時に所要時間の目安を確認しておくと、当日の予定が立てやすくなります
長時間のトリミングは犬にとってストレスになることがあります。特に小型犬のチワワは体力的な負担も考慮が必要です。時間が長くなりそうな場合は、複数回に分けてお願いできるか事前にサロンに相談してみましょう。

失敗しない!トリマーへのオーダー方法

「イメージ通りに仕上がらなかった」「思ったより短くなってしまった」というトリミングの失敗は、オーダーの伝え方を工夫するだけで大幅に防ぐことができます。ここでは、理想のカットを叶えるためのポイントをまとめました。

写真を持参するのがベスト

トリマーへのオーダーで最も確実な方法は、理想のスタイルの写真を見せることです。「短めに」「丸く」といった言葉だけでは、人によってイメージが大きく異なるため、認識のズレが生じやすくなります。

  • InstagramやPinterestでイメージに近い写真を事前に保存しておく
  • 複数枚用意して「この耳の形」「この体の長さ」など部位ごとに伝えると伝わりやすい
  • 「こうはしたくない」というNG例の写真も見せると、よりイメージが共有しやすくなる
写真はスマートフォンで見せるだけでOKです。「なんとなくこんな感じ」という曖昧な言葉より、1枚の写真の方がトリマーにとってもはるかに伝わりやすいですよ。

「おまかせ」を避ける

「おまかせ」でオーダーすると、トリマーが愛犬の毛質・顔立ちに合わせて判断してくれるため、仕上がりがきれいになることも多いです。ただし、飼い主さんのイメージと大きくかけ離れてしまうリスクもあります。

  • 「おまかせ」は経験豊富なトリマーに信頼関係ができてからがおすすめ
  • 初めてのサロンや新しいトリマーの場合は、必ず希望を具体的に伝える
  • 最低限「短くしたい/長さを残したい」「バリカンを使うかどうか」だけでも伝えておく
「おまかせ」でも事前に「極端に短くしないでください」「バリカンは使わないでください」と一言添えるだけで、大きな失敗を防ぎやすくなります。気になることは遠慮せず伝えましょう。

バリカンかハサミか、仕上げ方法を指定する

同じカットスタイルでも、バリカンを使うかハサミを使うかで仕上がりや毛質への影響が変わります。事前に違いを知っておくことで、オーダー時に具体的な希望を伝えやすくなります。

バリカン ハサミ
仕上がり 均一でスッキリした印象 自然でふんわりした印象
毛質への影響 毛包へのダメージリスクあり ダメージが少ない
向いているスタイル サマーカット・短めのカット全般 ナチュラルカット・ふんわり系スタイル
料金・時間 比較的安く短時間 やや高く時間がかかる

バリカンを使ったカットの後、毛が生えてこなくなったり毛質が変わってしまう「バリカン後脱毛症(ポストクリッピングアロペシア)」が起きるケースがあります。毛質の変化が心配な場合は、予約時に「オールハサミ仕上げでお願いできますか?」と確認しておくのがおすすめです。バリカンを使う場合も、短いアタッチメントの使用を避け、長めのアタッチメントを指定するだけでリスクを抑えられます。

「できればハサミだけで仕上げてほしい」と伝えてみましょう。部位によってはバリカンの方が適している場合もあるため、トリマーに相談しながら決めるのがベストです。

顔立ち・毛質に合うスタイルを選ぶ

どんなカットスタイルでも、愛犬の顔立ちや毛質によって似合う・似合わないがあります。以下を参考にスタイルを絞り込んでみてください。

顔立ち・毛質 おすすめのスタイル 避けた方が良いスタイル
顔が丸め・目がくりっとしている たぬきカット・アンチエイジングカット ハンサムカット(凛々しさが出にくい)
顔がシュッとしている・鼻先が細い ライオンカット・ハンサムカット 丸耳カット(バランスが取りにくい場合あり)
耳が大きめ・毛量が豊富 パピヨン風カット・丸耳カット 柴犬風カット(耳が大きすぎると形が出にくい)
毛質が柔らかく細め ナチュラルカット・ふんわり系全般 バリカン使用のスタイル(毛質変化のリスクが高い)

なお、夏場に涼しさを優先してサマーカットを選ぶ場合は、短くしすぎに注意が必要です。被毛には断熱効果があり、皮膚が見えるほど短くカットすると直射日光による日焼けや体温上昇のリスクが高まります。「皮膚が透けない程度の長さを残してほしい」とトリマーに伝えておくと安心です。

迷ったときは、トリマーに「この子の顔立ちや毛質に合うスタイルはどれですか?」と聞いてみてください。プロの目線からのアドバイスが一番参考になります。複数の候補を写真で見せながら相談するとスムーズです。

自宅でできるセルフケア

トリミングサロンでのケアだけでなく、自宅での日常的なお手入れも愛犬の健康維持に欠かせません。ここでは自宅でできるケアの方法と注意点をまとめました。

毎日のブラッシングで毛玉を防ぐ

ロングコートチワワは毛が絡まりやすいため、定期的なブラッシングが必要です。毛玉を防ぐだけでなく、皮膚の血行促進や抜け毛の除去にも役立ちます。

コートタイプ 頻度の目安 使うブラシ
ロングコート 毎日〜2日に1回 スリッカーブラシ・コーム
スムースコート 週2〜3回 ラバーブラシ・獣毛ブラシ
ブラッシングの手順
  • 毛の流れに沿って、やさしくブラシをかける
  • 毛玉を見つけたら無理に引っ張らず、コームで少しずつほぐす
  • 耳まわり・脇・股など毛が絡まりやすい部位は特に丁寧にケアする
  • ブラッシング後はコームを通して仕上げると毛並みが整いやすい
毛玉が大きくなってしまうと、ほぐす際に愛犬が痛みを感じることがあります。毛玉を見つけたら早めに対処するのがポイントです。無理にほぐせない場合はサロンに相談しましょう。

足裏・お尻・耳周りは自宅で部分カットする

全身のカットはトリマーに任せるのが基本ですが、足裏・お尻まわり・耳周りなどの衛生面が気になる部位であれば、自宅でも部分的にケアすることができます。

  • 足裏の毛:肉球からはみ出した毛をハサミで整える。滑り防止と清潔さを保つために重要
  • お尻まわりの毛:排泄物がつきやすい部位。汚れがひどくなる前に短く整えておく
  • 耳周りの毛:蒸れや汚れが気になる場合は、耳の内側の毛を軽く整える程度にとどめる
  • 自宅でのカットはハサミでの少量の調整にとどめ、バリカンの使用はできるだけ避ける
  • 愛犬が動いた際の事故を防ぐため、カット中は必ず安定した場所で行う
  • 耳の内部・肛門まわりなどデリケートな部位は無理にカットせず、サロンに任せる
自宅でのセルフカットは「ちょっと整える程度」が安全です。慣れないうちは足裏の毛を整えるだけでも十分なケアになります。無理をせず、難しいと感じたらすぐにサロンに相談しましょう。

耳・爪・目・歯も定期的にケアする

チワワのお手入れは被毛のケアだけではありません。耳・爪・目・歯も定期的にケアすることで、病気の予防や早期発見につながります。

ケアの種類 頻度の目安 ポイント
耳掃除 週1〜2回 綿棒は使わず、イヤークリーナーを含ませたコットンで耳の入り口を軽く拭く。奥まで触らない
爪切り 1ヶ月に1回程度 血管(クイック)を切らないよう少しずつカット。難しい場合はサロンや動物病院に依頼する
目のケア 毎日 目やにはぬるま湯で湿らせたコットンで優しく拭き取る。涙やけが気になる場合は獣医師に相談
歯磨き 毎日(難しければ週3回以上) 犬用歯ブラシ・歯磨きジェルを使用。いきなり歯ブラシを使わず、まず口周りを触ることから慣らす
チワワは小型犬のため、歯周病になりやすい犬種です。歯磨きは特に習慣化しておきたいケアのひとつです。嫌がる場合はデンタルガムやデンタルシートなどから少しずつ慣れさせていきましょう。

チワワのカットQ&A

チワワのカットについてよくある疑問をまとめました。サロンに行く前にチェックしておきましょう。

子犬のカットはいつから?

ワクチン接種が完了してから2週間以上経過したタイミングが目安です。一般的には生後3〜4ヶ月頃が最初のトリミングの目安になります。

最初からフルコースのカットをする必要はなく、まずはシャンプーやブラッシングだけでサロンの環境に慣れさせることを優先しましょう。トリミング台やドライヤーなど、サロン特有の環境に少しずつ慣れさせていくことが、その後のサロン嫌いを防ぐためにも大切です。なお、サロンによってはワクチン接種証明書の持参を求める場合もあるため、予約時に確認しておくと安心です。

シニア犬のカットはどうすればいい?

シニア犬は体力や免疫力が低下しているため、スタイルの可愛さよりも「負担を減らすこと」と「衛生面の維持」を優先したカットがおすすめです。

「足裏・お尻・耳まわりだけカットしてほしい」など、必要な部位だけをお願いする部分カットが体への負担を抑えやすいです。また、長時間の拘束はストレスになるため、短時間で終わるメニューを選ぶようにしましょう。持病がある場合は、かかりつけの獣医師にトリミングの可否を確認してからサロンを予約するのが理想的です。

バリカンは使っていい?

使うこと自体は問題ありませんが、リスクを理解したうえでオーダーすることが大切です。バリカンを使うと「バリカン後脱毛症(ポストクリッピングアロペシア)」と呼ばれる症状が起きることがあり、毛が生えてこなくなったり毛質が変わったりするケースがあります。原因は完全には解明されていませんが、特に短いアタッチメントでの使用はリスクが高いとされています。

毛質の変化が心配な場合は「オールハサミ仕上げでお願いします」と最初に伝えておきましょう。バリカンを使う場合は、長めのアタッチメントを指定するだけでもリスクを抑えられます。

サマーカットはやめたほうがいい?

やめた方がいいというわけではありませんが、短く切りすぎることには注意が必要です。チワワの被毛には断熱効果があり、皮膚を紫外線や外気の熱から守る役割を果たしています。皮膚が透けて見えるほど短くカットしてしまうと、日焼けや体温調節の乱れにつながるリスクがあります。

サマーカットをする場合は「皮膚が見えない程度の長さを残してほしい」とトリマーに伝えておくのがおすすめです。

カットとシャンプーはどちらが先?

基本的には「シャンプー→乾燥→カット」の順番で行います。汚れや皮脂がついたままカットすると、ハサミやバリカンの切れ味が落ちるだけでなく、仕上がりにも影響が出るためです。

トリミングサロンでは通常この順番で施術が行われるため、飼い主さんが特に気にする必要はありません。自宅でセルフカットをする場合も、シャンプーして乾かしてからカットする順番を意識しましょう。

まとめ

この記事では、チワワの人気カットスタイル12選をはじめ、季節別のカット選びのポイント・トリミングの頻度・料金・失敗しないオーダー方法・自宅でのセルフケアについて解説しました。

最後にポイントをおさらいします。

  • スムースコートチワワは基本的にカット不要。ロングコートチワワは衛生面・健康面のためにも定期的なカットが必要
  • カットスタイルは顔立ちや毛質に合わせて選ぶと、より似合う仕上がりになる
  • バリカンの使いすぎや短すぎるカットは、毛質の変化や皮膚トラブルにつながることがある
  • トリマーへのオーダーは写真を見せながら具体的に伝えるのが失敗しないコツ
  • サロンでのケアと合わせて、自宅でのブラッシングや耳・爪・目・歯のケアも習慣にしておく

愛犬に似合うカットスタイルを見つけて、チワワとのおしゃれな毎日を楽しんでみてください。カットに関して不安なことがあれば、信頼できるトリマーや獣医師にも相談しながら進めることをおすすめします。

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この記事を書いた人

ちゃんあお♪のアバター ちゃんあお♪ ドッグトレーナー
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